春を待ちわびて~The sea in the dream~ 第21話 あらすじ/ネタバレ

手術を終えた佟曉梅(トン・シャオメイ)は、肖春生(シャオ・チュンション)が北京に戻ったことを知り、急いで駅へ向かう。出発直前の列車に飛び乗った彼女は、別れを告げるのではなく、重大な決意を胸に抱いていた。除隊を申請し、肖春生(シャオ・チュンション)と共に困難を乗り越え、彼の回復を支えることを決意したのだ。肖春生(シャオ・チュンション)は彼女が別れを告げに来たと勘違いし、自分のことは自分でできると主張し、彼女に迷惑をかけたくないと言う。しかし、佟曉梅(トン・シャオメイ)の決意は固く、彼の心を揺さぶり、涙を誘う。

肖春生が家に帰ると、そこはすっかり様変わりしていた。特に父親の死は、彼の心を深く傷つけた。一方、葉國華(イエ・グオホワ)は自分にふさわしくない名誉を背負っていることにプレッシャーを感じ、賀紅玲(ホー・ホンリン)に真実を告白する。肖春生が勇敢に自分を犠牲にした事実を明らかにしたのだ。斉天(チー・ティエン)と肖艷秋(シャオ·イエンチウ)は駅で肖春生を迎え、車椅子の姿に複雑な思いを抱く。肖艷秋(シャオ·イエンチウ)は彼を強く抱きしめ、温かく迎える。

家では、佟曉梅(トン・シャオメイ)がすでに肖春生の治療計画を立て、骨科の専門医に連絡を取っていた。彼女の決意と責任感が伝わってくる。彼女は斉天(チー・ティエン)が肖艷秋(シャオ·イエンチウ)に恋心を抱いていることに気づき、直接は言わないものの、行動で肖艷秋(シャオ·イエンチウ)に目の前の人を大切にするように促す。肖春生もそれに気づき、2人の仲を取り持とうとする。同時に、賀紅玲(ホー・ホンリン)とは別々の道を歩むことを率直に語る。

佟曉梅(トン・シャオメイ)の決意は家族から猛反対を受けるが、彼女は自分の信念を貫き、プレッシャーに屈しない。手術前夜、肖春生はリスクの高い選択に直面するが、成功率7割の新方式を受ける決意をする。手術は成功し、弾片は取り除かれたが、右足の感覚は失われてしまう。リハビリは長く険しい道のりとなる。

この間、賀紅玲(ホー・ホンリン)は楽団の隊長に就任するが、心は晴れず、葉國華(イエ・グオホワ)は花束と陪伴で彼女を慰めようとする。葉芳(イエ・ファン)と陈宏軍の生活も新たなステージに入る。葉芳(イエ・ファン)は大学院への進学を希望し、陈宏軍は官界への道を歩もうとしている。2人は病院で肖春生を見舞い、それぞれの将来の計画を語る。

肖春生のリハビリへの道のりは、佟曉梅(トン・シャオメイ)の献身的な支えと陪伴によって希望に満ちている。彼女は昼夜を問わずリハビリ資料を研究し、自らリハビリ訓練を行う。肖春生は痛みを感じながらも、全力で協力する。退院の日、佟曉梅(トン・シャオメイ)は面接を理由に迎えに行くことができなかったが、彼女の気持ちと努力は肖春生の心に深く刻まれる。

第21話の感想

第21話は、感動と希望に満ちたエピソードでした。佟曉梅(トン・シャオメイ)の肖春生に対する強い愛情と献身、肖春生を支える家族や友人たちの姿に心を打たれました。

特に印象に残ったのは、佟曉梅(トン・シャオメイ)が除隊を申請し、肖春生と共に困難を乗り越える決意をしたシーンです。彼女の強い意志と愛情に涙が止まりませんでした。また、肖春生が賀紅玲との別れを告げ、佟曉梅(トン・シャオメイ)との未来を歩む決意をしたシーンも印象的でした。

つづく