春を待ちわびて~The sea in the dream~ 第6話 あらすじ/ネタバレ

勤勉な陳宏軍(ちんこうぐん)は、葉芳(イエ・ファン)の期待に応える

陳宏軍(ちんこうぐん)は、葉芳(イエ・ファン)から与えられた課題を軽々とこなすだけでなく、常に先を見据えて予習をするなど、勤勉な学生でした。葉芳(イエ・ファン)は彼の努力を大いに称賛し、保定の名物である驢肉火燒を一緒に食べようと誘います。

斉天(チー・ティエン)の失踪と肖春生(シャオ・チュンション)の推測

一方、起子(きし)は斉天(チー・ティエン)を何日も探し回っても見つからず、心配になり郭黒子(グオ·ヘイズー)に報告します。郭黒子(グオ·ヘイズー)は怪我で寝たきりだったため、起子(きし)は肖春生(シャオ・チュンション)に助けを求めます。賀紅玲(ホー・ホンリン)も、斉天(チー・ティエン)が約束を破って誕生日プレゼントを届けてくれなかったことを不審に思っていました。

肖春生(シャオ・チュンション)は、斉天(チー・ティエン)が八大処での取引について言及していたことを思い出し、彼が録音機部品の闇取引に巻き込まれたのではないかと推測します。そして、犯人は李上游(リー・シャンヨウ)ではないかと疑います。

李上游(リー・シャンヨウ)との対峙と斉天(チー・ティエン)の逮捕

肖春生(シャオ・チュンション)は仲間たちを率いて李上游(リー・シャンヨウ)のもとへ行き、問い詰めますが、何もわかりません。すぐに、斉天が逮捕されたという知らせが入ります。肖春生(シャオ・チュンション)は急いで警察署に向かい、連行される斉天を見届けます。賀紅玲(ホー・ホンリン)は悲しみに暮れ、肖春生は黙って彼女に寄り添います。

時が経ち、それぞれの変化

斉天が逮捕されてから、肖春生は彼の後を継いで賀紅玲(ホー・ホンリン)を守ります。葉国華は、兵役の夢を抱きながらも賀紅玲(ホー・ホンリン)との別れを惜しみ、距離が離れても諦めません。

陳宏軍(ちんこうぐん)は、郭黒子(グオ·ヘイズー)の影響から徐々に抜け出し、葉芳(イエ・ファン)に恋心を抱くようになります。彼は毎日、葉芳(イエ・ファン)が訪ねてくるのを心待ちにします。一方、肖春生は賀紅玲(ホー・ホンリン)を常に守り、彼女がヴァイオリンを愛しているのに買う余裕がないことを知り、心に留めます。

賀家の火災と葉国華の助け

ある日、賀家に突然火事が発生します。肖春生と賀紅玲は急いで助けに行き、賀母はショックで倒れてしまいます。通りかかった葉国華は、救急車を呼び、治療費を立て替えます。賀母の容態が安定した後、肖春生は賀紅玲を自分の家に一時的に住まわせることを提案します。葉国華は気が進みませんでしたが、仕方なく承諾します。

肖春生と陳宏軍(ちんこうぐん)のそれぞれの思い

肖春生の家に着くと、肖艷秋(シャオ·イエンチウ)は出張のため手紙を残しており、肖春生は賀紅玲を落ち着かせます。葉国華は、兵役に行く決意をし、賀紅玲と一緒に軍隊の文工団に入りたいと両親に頼みます。

陳宏軍(ちんこうぐん)は葉芳を訪ねますが、陳涛(チェン・タオ)に冷たくあしらわれ、口論になります。葉芳は陳宏軍をかばい、2人は不快な気持ちのまま別れます。

肖岩培(シャオ·イエンペイ)は重病で昏睡状態になり、肖春生は急いで家に帰ります。父親はしばらく休養できることになりましたが、問題は解決しておらず、失望します。肖春生は佟曉梅(トン・シャオメイ)から血圧の測り方を学び、定期的に訪問することを許可されます。

賀紅玲の文工団入りと肖岩培(シャオ·イエンペイ)の帰還

賀紅玲は病院で肖岩培(シャオ·イエンペイ)の世話をする中で、葉国華から再び文工団に入ることを勧められ、快諾します。肖春生と賀紅玲は肖岩培(シャオ·イエンペイ)を家に連れ帰り、家には戦時中の指揮室を再現して、肖岩培(シャオ·イエンペイ)の戦場への思いを慰めます。

第6話の感想

第6話は、物語が大きく動き出す重要な回でした。斉天が逮捕され、賀紅玲は悲しみに暮れますが、肖春生は彼女を支え続けます。葉国華は兵役の夢を追いかけ、賀紅玲と共に軍隊の文工団に入ることを決意します。陳宏軍は葉芳への恋心を募らせますが、陳涛(チェン・タオ)の妨害に遭います。

この回で特に印象に残ったのは、賀家の火災のシーンです。肖春生と賀紅玲は勇敢に助け出し、葉国華も救急車を呼んだり治療費を立て替えたりと、それぞれのキャラクターの優しさが描かれていました。

また、肖春生の父親が病に倒れたことも、今後の展開を左右する重要な要素となりそうです。肖春生は父親の病気を解決できるのか、そして賀紅玲との関係はどのように変化していくのか、今後の展開が気になります。

つづく