東宮(とうぐう)~永遠(とわ)の記憶に眠る愛~ 第13話 あらすじ/ネタバレ

小楓は永寧(えいねい)公主と珞熙(らくき)公主と再会し、皇子たちが曲水流觴という豊朝(れいちょう)の風習で遊んでいる様子を目にする。酒杯が流れ着いた人が詩を詠むというこの遊びに、小楓は詩作が苦手だと尻込みするが、美酒があることを知り参加することに。李承鄞(りしょうぎん)たちは見事な詩を披露する中、小楓は滑稽な打油詩で笑いを誘う。永寧(えいねい)公主が慰め、趙瑟瑟(じょうせっせ)も声をかけ、微妙な空気が流れる。

続く弓矢の競技では、小楓は馬上で培った腕前で勝利を収める。負けた趙瑟瑟(じょうせっせ)は舟で矢を拾うことになり、初めて舟を見た小楓は好奇心から乗り込む。しかし舟が揺れ、二人は川に落ちてしまう。李承鄞(りしょうぎん)は咄嗟に小楓を助け、李承鄴(りしょうぎょう)は趙瑟瑟(じょうせっせ)を助ける。阿渡(あわと)は小楓の元に駆け寄り、手厚く介抱する。

李承鄞(りしょうぎん)は自分がなぜ小楓を先に助けたのか、また小楓を見るたびに頭痛がすることを理解できず、事情を知る裴照(はいしょう)は何も言えない。

趙瑟瑟(じょうせっせ)は薬を李承鄞(りしょうぎん)に贈り、李承鄞(りしょうぎん)は先に自分を助けなかったことを詫びるが、趙瑟瑟(じょうせっせ)は気にしていない様子。小楓は救命の礼を言うために李承鄞(りしょうぎん)を訪ねるが、李承鄞(りしょうぎん)は彼女を見るたびに胸が痛み、小楓も慌てて立ち去る。二人は互いへの複雑な感情に戸惑う。

小楓は薬を作るために佳酿を求め、裴照(はいしょう)が暗に守る。李承鄞(りしょうぎん)は修志を利用して通行許可証を手に入れ、李承鄴(りしょうぎょう)の調査を進めようと考える。李酽から情報を集めようとする。

小楓は外出中に阿渡(あわと)とはぐれてしまい、顧剣(こけん)と出会う。顧剣(こけん)は以前の約束を持ち出し、小楓を戸惑わせるが、酒を買うのに付き合ってもらうことに。

二人は米羅酒肆を訪れ、鳴玉坊(めいぎょくぼう)に酒を届ける必要があることを知る。そこで花魁の明月(めいげつ)と出会い、顧剣(こけん)の様子が変わる。実は二人は旧知の仲だった。顧剣(こけん)は柴牧(しばまき)に、明月(めいげつ)がかつての恋人・嫣儿であることを明かす。

小楓は作った薬を李承鄞(りしょうぎん)に贈る。李承鄞(りしょうぎん)は体調が悪いにもかかわらず受け取るが、再び胸に痛みを感じる。

第13話の感想

第13話は、小楓と李承鄞(りしょうぎん)の複雑な関係がさらに深まる回でした。

小楓は、豊朝(れいちょう)の風習である曲水流觴や弓矢の競技に参加し、その中で李承鄞(りしょうぎん)や他の皇子たちとの交流を深めます。しかし、李承鄞(りしょうぎん)は小楓を見るたびに頭痛がするなど、自分でも理解できない感情に苦しめられています。

また、小楓は救命の礼を言うために李承鄞(りしょうぎん)を訪ねますが、李承鄞(りしょうぎん)は彼女を見るたびに胸が痛み、小楓も慌てて立ち去ります。二人は互いへの複雑な感情に戸惑い、その関係はますます深まっていく一方です。

一方、小楓は顧剣(こけん)と再会し、かつての約束を持ち出されます。小楓は戸惑いながらも、酒を買うのに付き合ってもらうことに。そこで花魁の明月(めいげつ)と出会い、顧剣(こけん)の様子が変わるなど、新たな謎も浮上します。

つづく