東宮(とうぐう)~永遠(とわ)の記憶に眠る愛~ 第24話 あらすじ/ネタバレ

顧剣(こけん)との逃避行を拒否した小楓は、西州(せいしゅう)の真実を知り、李承鄞(りしょうぎん)を問い詰める。

小楓は西州(せいしゅう)の使臣である拉赫モンに、故郷の状況を尋ねるが、裴照(はいしょう)の監視により真相を聞くことができない。一方、李承鄞(りしょうぎん)は張玫娘(ちゃんまいなん)と高予明と共に東宮への入居を祝い、趙瑟瑟(じょうせっせ)を側室に迎えることを提案する。

西州(せいしゅう)の異変を察知した小楓は、趙敬禹(ちょうけいう)に事情を尋ねる。そこで、西州(せいしゅう)が豊朝(れいちょう)軍に占領され、丹蚩(たんし)が滅ぼされたことを知る。小楓は激怒し、李承鄞(りしょうぎん)を問い詰める。

李承鄞(りしょうぎん)は丹蚩(たんし)を滅ぼしたことを認め、豊朝(れいちょう)と丹蚩(たんし)の宿敵関係を説明する。小楓は李承鄞(りしょうぎん)に裏切られたと感じ、絶望する。

小楓は阿渡(あわと)に真相を問いただし、父王と阿渡(あわと)に騙されたことに怒りを露わにする。阿渡(あわと)は自害しようとするが、小楓に止められる。

李承鄞(りしょうぎん)は小楓との結婚に不安を感じ、顧剣(こけん)に小楓を連れ出すように頼む。しかし、永娘(えいじょう)がこれを目撃し、太皇太后に報告する。

太皇太后は小楓を豊朝(れいちょう)の祖先霊位の前に連れて行き、明遠(めいえん)娘娘の和親の話を聞かせる。小楓は明遠(めいえん)娘娘と同じように、豊朝(れいちょう)のために犠牲になることを決意する。

小楓は李承鄞(りしょうぎん)との結婚を受け入れるが、その心は深い悲しみに包まれる。

次回、第25話では、小楓と李承鄞(りしょうぎん)の結婚式が行われる。

東宮 第24話 感想

第24話は、小楓が西州(せいしゅう)の真実を知り、李承鄞(りしょうぎん)との関係が大きく変化する重要な回でした。

小楓は、故郷の状況を聞こうとするも、裴照(はいしょう)の監視により真相を知ることができず、不安を募らせていました。趙敬禹(ちょうけいう)から西州(せいしゅう)が豊朝(れいちょう)に占領され、丹蚩(たんし)が滅ぼされたことを知った小楓は、李承鄞(りしょうぎん)への怒りと絶望に打ちひしがれます。

一方、李承鄞(りしょうぎん)は小楓との結婚に不安を感じ、顧剣(こけん)に小楓を連れ出すように頼みます。しかし、永娘(えいじょう)に目撃され、太皇太后に報告されてしまいます。

太皇太后は、小楓を豊朝(れいちょう)の祖先霊位の前に連れて行き、明遠(めいえん)娘娘の和親の話を聞かせます。小楓は、明遠(めいえん)娘娘と同じように、豊朝(れいちょう)のために犠牲になることを決意します。

小楓は、李承鄞(りしょうぎん)との結婚を受け入れるものの、その心は深い悲しみに包まれています。次回、第25話では、小楓と李承鄞(りしょうぎん)の結婚式が行われますが、小楓の心は李承鄞(りしょうぎん)から離れていくことでしょう。

つづく