東宮(とうぐう)~永遠(とわ)の記憶に眠る愛~ 第32話 あらすじ/ネタバレ
張玫娘(ちゃんまいなん)の策略
張玫娘(ちゃんまいなん)は李承鄞(りしょうぎん)に晩餐を共にするよう伝えさせる。李承鄞(りしょうぎん)は太監の时恩に、女性を喜ばせる方法を尋ねる。时恩は女性は美しいものが好きだと答え、李承鄞(りしょうぎん)は納得する。
小楓の外出
小楓は再び男装をして宮殿を抜け出す。李承鄞(りしょうぎん)は後をついていくが、小楓に気づかれてしまう。李承鄞(りしょうぎん)は小楓を叱責するが、小楓は反省していない。李承鄞(りしょうぎん)は小楓を有名な服飾店「唯品閣」に連れて行き、趙瑟瑟(じょうせっせ)の服の採寸をさせる。小楓は渋々承諾する。
顧剣(こけん)の秘密
顧剣(こけん)は酒肆に戻り、裏庭で薪を割っている。阿渡(あわと)はそこで小楓を待っていたが、小楓は現れない。阿渡(あわと)は顧剣(こけん)を探しに行き、顧剣(こけん)が血を吐いているのを発見する。顧剣(こけん)は自分の体の状態を明かし、阿渡(あわと)は涙を流す。
小楓は李承鄞(りしょうぎん)と別れ、酒肆を訪れる。彼女は李承鄞(りしょうぎん)の態度について話し、困惑を隠せない。李承鄞(りしょうぎん)が趙瑟瑟(じょうせっせ)だけを愛しているなら、なぜいつも自分を助けてくれるのかと疑問に思う。
張玫娘(ちゃんまいなん)の策略
夜、李承鄞(りしょうぎん)は張玫娘(ちゃんまいなん)の宮殿で晩餐を共にする。張玫娘(ちゃんまいなん)は李承鄞(りしょうぎん)の酒に薬を盛る。そして、緒娘(しょじょう)に李承鄞(りしょうぎん)の世話をさせる。張玫娘(ちゃんまいなん)の狙いは、緒娘(しょじょう)の子を李承鄞(りしょうぎん)の子として産ませ、新たな皇子を手に入れることだった。
李承鄞(りしょうぎん)は眠り、緒娘(しょじょう)は李承鄞(りしょうぎん)の横に寝転がる。緒娘(しょじょう)は李承鄞(りしょうぎん)の服を脱がせようとするが、李承鄞(りしょうぎん)は突然目を覚まし、緒娘(しょじょう)の手を掴む。
趙瑟瑟(じょうせっせ)の嫉妬
趙瑟瑟(じょうせっせ)は宮殿で刺繍をしているが、自信を失っている。李承鄞(りしょうぎん)は小楓に本気で恋をしているのではないかと疑っている。趙瑟瑟(じょうせっせ)は李承鄞(りしょうぎん)との出会いを思い出し、複雑な気持ちになる。
一方、小楓は夜空の下で李承鄞(りしょうぎん)の態度を理解できずにいる。裴照(はいしょう)が現れ、小楓は彼に相談する。この様子を趙瑟瑟(じょうせっせ)の侍女が目撃し、趙瑟瑟(じょうせっせ)に報告する。趙瑟瑟(じょうせっせ)はこれを利用して、小楓と裴照(はいしょう)の不倫をでっち上げることを計画する。
翌朝
翌朝、李承鄞(りしょうぎん)は張玫娘(ちゃんまいなん)の宮殿で朝食をとる。彼は緒娘(しょじょう)と関係を持ったことを認めるが、酒に酔っていただけで本気ではなかったと主張する。
李承鄞(りしょうぎん)は自分の宮殿に戻り、裴照(はいしょう)を呼び寄せて張玫娘(ちゃんまいなん)の策略について話す。李承鄞(りしょうぎん)は昨夜、緒娘(しょじょう)とは関係を持たず、張玫娘(ちゃんまいなん)を疑わせるためにわざとそう見せかけたことを明かす。李承鄞(りしょうぎん)は張玫娘(ちゃんまいなん)が緒娘(しょじょう)を選んだ理由を調べるよう裴照(はいしょう)に命じる。
第32話 感想
第32話では、張玫娘(ちゃんまいなん)の策略が明らかになり、李承鄞(りしょうぎん)と小楓の関係に大きな影響を与えそうな展開となりました。
まず、張玫娘(ちゃんまいなん)が緒娘(しょじょう)を使って李承鄞(りしょうぎん)の子を産ませようとしたのは、非常に悪辣な策略です。緒娘(しょじょう)は何も知らないまま利用されており、張玫娘(ちゃんまいなん)の冷酷さが際立っています。
一方、李承鄞(りしょうぎん)は張玫娘(ちゃんまいなん)の策略を見抜き、緒娘(しょじょう)とは関係を持たずにやり過ごしました。しかし、張玫娘(ちゃんまいなん)がなぜ緒娘(しょじょう)を選んだのか、その真意はまだ明らかになっていません。
小楓は李承鄞(りしょうぎん)の態度に戸惑いを感じています。李承鄞(りしょうぎん)は趙瑟瑟(じょうせっせ)を寵愛しているように見えますが、小楓を助ける行動も取っています。小楓は李承鄞(りしょうぎん)の真意を理解できず、不安を募らせています。
趙瑟瑟(じょうせっせ)は小楓と裴照(はいしょう)の関係を疑い始めました。侍女から報告を受けた趙瑟瑟(じょうせっせ)は、これを利用して小楓を陥れようと企んでいます。
つづく