東宮(とうぐう)~永遠(とわ)の記憶に眠る愛~ 第36話 あらすじ/ネタバレ
李承鄞(りしょうぎん)と張玫娘(ちゃんまいなん)の駆け引き
李承鄞(りしょうぎん)は張玫娘(ちゃんまいなん)の宮殿を訪れ、高震(こうしん)の件をなぜ早く報告しなかったのかと責められます。李承鄞(りしょうぎん)は責任を回避し、事後処理に尽力すると約束します。しかし、張玫娘(ちゃんまいなん)は高家への影響を懸念し、高震(こうしん)の救出を懇願します。李承鄞(りしょうぎん)は高震(こうしん)の赦免に尽力すると約束しますが、高家への出入りは拒否されます。
高震(こうしん)の流刑と趙士玄(ちょうしげん)の陰謀
文武百官は高震(こうしん)の罪を軽くするよう嘆願し、皇帝は高震(こうしん)を崖州への流刑に処します。高震(こうしん)は張玫娘(ちゃんまいなん)に恨みを抱き、趙士玄(ちょうしげん)は高震(こうしん)の抹殺を企てます。
小楓の体調不良と高震(こうしん)の死
七夕の夜、小楓は体調を崩しますが、薬を拒否します。李承鄞(りしょうぎん)は小楓を説得し、薬を飲ませます。高震(こうしん)は流刑の途中で野獣に襲われ、死亡したとの知らせが届きます。
張玫娘(ちゃんまいなん)の苦悩と李承鄞(りしょうぎん)の策略
張玫娘(ちゃんまいなん)は高震(こうしん)の死を詫びるため高家を訪れますが、高坤(こうこん)は面会を拒否します。李承鄞(りしょうぎん)は趙士玄(ちょうしげん)の仕業だと推測しますが、知らないふりをして様子を伺います。
張玫娘(ちゃんまいなん)と高坤(こうこん)の対峙
高坤(こうこん)は如意(にょい)が早く子供を産むように願い、如意(にょい)は李承鄞(りしょうぎん)が明月(めいげつ)という女性に夢中になっていることを明かします。李承鄞(りしょうぎん)は張玫娘(ちゃんまいなん)に趙家との関係を断つように求めますが、張玫娘(ちゃんまいなん)は拒否します。
緒娘(しょじょう)の流産と趙瑟瑟(じょうせっせ)の降格
張玫娘(ちゃんまいなん)は高坤(こうこん)に緒娘(しょじょう)の妊娠が李承鄞(りしょうぎん)の子ではないことを明かし、緒娘(しょじょう)を流産させます。李承鄞(りしょうぎん)と小楓は趙瑟瑟(じょうせっせ)の助命を懇願しますが、張玫娘(ちゃんまいなん)は趙瑟瑟(じょうせっせ)を庶人に降格し、緒娘(しょじょう)を宝林に昇格させます。李承鄞(りしょうぎん)は小楓を平手打ちし、趙瑟瑟(じょうせっせ)を陥れたことを責めます。小楓も李承鄞(りしょうぎん)を平手打ちし、2人は険悪な雰囲気になります。
次回予告
李承鄞(りしょうぎん)と小楓の間に亀裂が生じ、張玫娘(ちゃんまいなん)と高坤(こうこん)の対立が深まります。果たして、彼らの運命は?
第36話 感想
李承鄞(りしょうぎん)は高震(こうしん)の件で張玫娘(ちゃんまいなん)を責めつつ、責任を回避する狡猾さを見せました。一方、張玫娘(ちゃんまいなん)は高家への影響を懸念し、高震(こうしん)の救出を懇願するなど、母としての苦悩が垣間見えました。
高震(こうしん)の流刑は、趙士玄(ちょうしげん)の陰謀によって悲劇的な結末を迎えました。高震(こうしん)の死は張玫娘(ちゃんまいなん)と高家の関係を悪化させ、李承鄞(りしょうぎん)と趙士玄(ちょうしげん)の対立を深めることになりました。
小楓の体調不良と高震(こうしん)の死は、李承鄞(りしょうぎん)と小楓の間に亀裂を生じさせました。李承鄞(りしょうぎん)の策略と小楓の純粋さがぶつかり合い、2人の関係は修復不可能なまでに悪化してしまいました。
緒娘(しょじょう)の流産と趙瑟瑟(じょうせっせ)の降格は、張玫娘(ちゃんまいなん)の権力闘争の激化を象徴しています。張玫娘(ちゃんまいなん)は高家への復讐を果たすため、手段を選ばない冷酷さを見せました。
つづく