東宮~永遠の記憶に眠る愛~ 第4話 あらすじ/ネタバレ
小楓は水の中で意識を失いかけていた。そこに李承鄞(りしょうぎん)が現れ、彼女を救い出す。小楓は目を覚ますと玉佩を握りしめていた。李承鄞(りしょうぎん)は彼女の輝かしい瞳を見て、胸が熱くなる。
湖のほとりの草地に座る二人。小楓は顧剣(こけん)への想いを語る。彼女は九公主ではなく、中原への和親も行きたくないと願う。小楓は李承鄞(りしょうぎん)に、天亘山にある忘川(ぼうせん)という谷のことを話す。そこでは常に水が流れ、清らかで、朝と夕方に雲が消えると、日月が同時に見えるという。老人は忘川(ぼうせん)の水は情愛の悩みを忘れさせてくれると言っていた。
李承鄞(りしょうぎん)は小楓の生き生きとした様子を見て、もしも彼女が本当に恋に悩んでいるなら、思い詰めることはない、自分は天下で一番良い男なのだと冗談を言う。小楓は顔をそらし、行方不明の顧剣(こけん)を心配する。
高顕(こうけん)は裴照(はいしょう)に、砂漠に盗賊が現れたので2000
東宮 第4話 感想
第4話は、小楓と李承鄞(りしょうぎん)の距離が縮まり、新たな展開を迎える重要な回でした。
まず、李承鄞(りしょうぎん)が溺れた小楓を救うシーンは、まさにヒーローの登場といった印象でした。小楓の必死な様子と李承鄞(りしょうぎん)の力強い姿が印象的で、二人の関係に変化が訪れる予感を感じさせました。
また、小楓が李承鄞(りしょうぎん)に忘川(ぼうせん)の話をした場面は、彼女の純粋さと切ない想いが伝わってきました。忘川(ぼうせん)の水が情愛の悩みを忘れさせてくれるという伝説は、小楓の苦悩を象徴しているように感じました。
一方、李承鄞(りしょうぎん)は小楓を励まし、自分が天下で一番良い男だと冗談を言います。これは、小楓への愛情と自信を表していると共に、彼の優しさを感じさせる場面でした。
しかし、後半では小楓が朔博(さくはく)人に追われ、李承鄞(りしょうぎん)が流砂に飲み込まれるという緊迫した展開が続きます。小楓の必死の救出劇はハラハラドキドキさせられ、李承鄞(りしょうぎん)の危機は今後の展開を大きく左右する予感を感じさせました。
つづく