あらすじ
喬二強は葉小朗の手配で孫小茉とお見合いをします。ぎこちなく、言葉も少ない出会いでしたが、孫小茉から別れを切り出された後、かえって仲直りし、一緒にスケート場へ行って二人の距離を縮めました。
喬四美は失恋の痛みに沈んでいますが、遠く新疆にいる軍人の恋人への想いは変わらず、周りの目を気にする様子もありません。
一方、喬一成は妻の葉小朗がより良い仕事のために転職したことを知り、意見が衝突しますが、最終的にはお互いを理解し合い、喬一成の誕生日を一緒に祝います。そして、将来の海外移住の可能性についても話し合います。
喬三麗もまた、恋愛の悩みを抱えています。王一丁がいつも自分が帰宅する時間に現れることに気づき、さらに喬四美の恋愛経験を聞くうちに、自分の心に秘めた思いを改めて意識するようになります。
ネタバレ
葉小朗の手配で、喬二強は孫小茉とお見合い。ぎこちない雰囲気の中、二人はほとんど言葉を交わさず、二強は言われるがまま小茉を送りました。葉小朗は、これで喬家の問題を一つ解決したと満足げ。喬一成も感謝を伝えました。
一方、喬三麗の帰り道をこっそり見守る王一丁の姿が。喬四美は失恋で泣きじゃくり、三麗に恋の切なさを訴えます。三麗も王一丁の事を思い、二人の心は揺れていました。
翌日、四美は戚成鋼に電話。一成は義父からの借金返済の催促に頭を悩ませ、葉小朗には内緒にしようとします。結婚式の日に、宋清遠は一成を励ましますが、葉小朗の転職を知り、二人は口論に。葉小朗は高収入だが不安定な仕事に就いており、一成はそれが気に入らない様子。最後は葉小朗が謝罪し、一件落著。
一成の誕生日が近づき、三麗は家族で祝おうと提案しますが、一成と葉小朗は二人で過ごす予定。四美は三麗に内緒で手紙と写真を枕の下に隠しました。誕生日当日、二人はレストランで楽しい時間を過ごし、葉小朗は将来の留学計画を打ち明けます。
小茉は二強に突然別れを切り出しますが、二強は意外にも冷静。一成は二強を慰め、良い相手を紹介すると約束します。しかし、二強は今は料理に夢中だと語り、結婚には焦っていない様子。四美は「結婚は愛の最高形」と持論を展開。
一成は斉唯民に借金を頼みますが、唯民は子供たちの留学準備で財産を譲渡済み。それでも一成にお金を貸します。二強の勤める製本工場は倒産寸前。そんな中、一成は方姨の説得で小茉と復縁したことを二強に伝え、二人はスケート場で仲を深めます。
四美は新疆からの手紙を心待ちにし、届くと何度も読み返します。国境警備の軍人と付き合う四美に、同僚たちは理解を示しませんが、四美は「かっこいいからいいの」と意に介しません。
第14話の感想
第14話は、それぞれのキャラクターの恋愛模様が中心に描かれ、それぞれの選択や葛藤が丁寧に表現されていました。特に印象的だったのは、喬一成と葉小朗の夫婦間のすれ違いです。葉小朗の転職は、より良い生活を目指しての行動でしたが、安定誌向の喬一成には理解できず、口論に発展してしまいます。結婚生活における価値観の違い、将来設計のズレが生々しく描かれており、共感する部分も多かったのではないでしょうか。
喬二強のお見合いは、あっけなく破談になりそうな雰囲気でしたが、今後の展開が気になります。孫小茉の態度は冷たいものの、どこか未練も感じられ、二人の関係がどのように変化していくのか注目したいです。対照的に、喬四美は遠距離恋愛に突き進んでおり、彼女の純粋さと一途さは微笑ましい仮面、少し不安も感じさせます。
つづく