あらすじ
第24話は、いくつかの家族が直面する試練と変化を描いています。
喬四美は戚成鋼の助けを借りて妊娠を確認します。この知らせに戚成鋼は驚き慌てますが、喬家の兄弟姉妹たちは二人を祝福します。
一方、喬七七と楊玲子は、愛情が冷めてしまったことから離婚を決意します。紆余曲折はありましたが、最終的には合意に至り、楊家の両親も喬七七が引き続き家に住むことを支持します。
喬三麗と姑の王母は、子育ての考え方の違いから対立し、軒軒が怪我をする incident さえ起こってしまいます。喬三麗は子供を連れて実家に帰りますが、後に夫の王一丁と和解します。
さらに、王一丁は仕事中の事故で重傷を負い、喬一家は病院で心配しながら付き添い、家族の深い愛情を示します。
喬一成は個人的な失恋を乗り越え、離婚届にサインした後、人生の変化に毅然と立ち向かいます。
ネタバレ
子育てをめぐり、三麗と姑の意見が衝突。姑は三麗に仕事を辞めてほしいようですが、三麗はきっぱりと拒否。姑の不満は募るばかりです。
四美は戚成鋼のタクシーで送迎してもらう日々。二強は四美が自分の弁当を食べたと疑いますが、戚成鋼は四美が昇進して忙しいと説明。口論の末、二強はタクシーを降りてバスで帰ります。その後、四美の体調不良から妊娠が発覚。戚成鋼は驚きを隠せません。一成は葉小朗からの離婚届を受け取り、三麗は四美のためにベビー用品を準備。兄弟姉妹は四美の妊娠を喜びます。
上海から戻った玲子は七七に離婚を切り出します。新しい好きな人ができ、その人も小芝を受け入れてくれるとのこと。二人の気持ちはもう冷めてしまったと告げ、七七は動揺しますが、すぐに冷静さを取り戻します。玲子への愛情に自信がない七七は、彼女のおかげで自分が成長できたことに感謝。小芝を引き取りたいと申し出て、引っ越し先を探し始めます。しかし、楊家の両親は小芝を自分たちが育てると言い、玲子を送り出します。
三麗は帰宅すると、姑が軒軒を突き飛ばし、泣き叫ぶ我が子を見つけます。怒った三麗は軒軒を連れて実家へ。祖望が軒軒をあやし、四美は一丁に連絡。駆けつけた一丁は三麗を慰め、お金が貯まったら引っ越すと約束。二人はすぐに仲直りします。
七七と玲子は離婚手続きを終え、玲子を駅まで送ります。玲子は七七の住まいについて、夫婦でなくても家族だからと気にしません。引っ越し準備をしていた七七ですが、スーツケースが消えています。楊家の両親は鍵を七七に渡し、見て見ぬふりをします。
四美は幸せな結婚生活と妊娠で人生の勝ち組に。呉阿姨は表向きは祝福しつつも、陰で戚成鋼を批判します。
離婚届にサインした一成は、思い出の道を歩き、焼き芋を買って葉小朗にプロポーズされたカラオケ店の前を通ります。今は一人、孤独に浸っています。
工場で事故が発生し、一丁が重傷を負います。病院に駆けつけた一成と三麗。三麗は一丁を失うくらいなら自分も死ぬと泣き叫びます。星宇と唯民も駆けつけ、優秀な医師を探して手術を受けさせます。病院に来た姑は、作業員にも命があると責めますが、三麗は我慢できずに怒鳴り返します。一成は全てを手配し、交代で一丁の看病を続けます。三麗は疲れ果てます。
一成は職場で女性蔑視の発言をする同僚を殴り、上司に叱責されます。清遠は自分の上著を一成に貸します。項南方の取材で清遠の上著を著ていた一成は、項南方と清遠が幼馴染だと知ります。
第24話の感想
第24話は、まさに「人生の悲喜こもごも」を凝縮したようなエピソードでした。四美の妊娠という喜ばしい出来事がある一方で、一成の離婚、七七と玲子の離婚、そして王一丁の事故と、様々な困難が家族に降りかかります。
特に印象的なのは、それぞれの夫婦の在り方です。四美と戚成鋼は、一見順風満帆に見えますが、呉阿姨の言葉に象徴されるように、不安要素も抱えています。七七と玲子は、穏やかな別れ方ではありましたが、どこか寂しさも残ります。そして三麗と王一丁は、姑との確執や事故という試練を乗り越え、絆を深めていきます。
つづく