黒豊と白夕~天下を守る恋人たち~ 第20話 あらすじ/ネタバレ

年節の賑わい

年節を迎え、白風夕(はくほうせき)は韓朴を下山させ、天霜門(てんそうもん)は賑わいに包まれる。一方、雍州の宮廷では、豊苌は宅院の家臣を得たものの、世子にはなれず。豊蘭息(ほうらんしょく)は水利図を献上し、日月珠を賜り、世子への道が開ける。豊莒(ほうきょ)は高枕を献上し、雍王の寵愛を受け、国事に参画する。

冀州と幽州の動き

冀州では、冉太傅が病死。実は皇朝(こうちょう)を陥れようとした罪で処刑されたのだ。幽州の公主・華純然(かじゅんぜん)は郷愁を込めて品物を献上し、幽王は求婚者の滞在期間を延長する。

玉無縁(ぎょくむえん)の策謀

豊莒(ほうきょ)は世子の座を奪うため、玉無縁(ぎょくむえん)に助けを求める。玉無縁(ぎょくむえん)は拒否するものの、豊莒(ほうきょ)の羽翼を守りつつ、豊蘭息(ほうらんしょく)を陥れる策を授ける。天霜門(てんそうもん)が施粥をしようとしたところ、鍾離が現れ、鳳栖梧の令牌で妨害を阻止する。これは黒豊息(こくほうしょく)の策略だった。

国庫の謎

豊莒は戸部が横領し、国庫が盗まれたと訴える。周忠は連座して投獄される。鳳栖梧は周忠のために保証人となり、玉無縁の罠にかかり、毒を盛られる。黒豊息(こくほうしょく)は白風夕(はくほうせき)に助けを求め、二人は協力して解毒する。白風夕(はくほうせき)は惜しみなく内力(ないりょく)を消耗する。

黒豊息(こくほうしょく)の推理

事後、黒豊息(こくほうしょく)は犯人の狙いを推測し、国庫の盗難には複数の人物が関わっていることを発見する。同時に、鍾離は公冶制が失踪し、偽の玄極令(げんきょくれい)と関係があると疑う。

黒豊息(こくほうしょく)と白風夕(はくほうせき)の夜探

黒豊息(こくほうしょく)と白風夕(はくほうせき)は夜に国庫を調べ、巧妙な犯行の手口を発見し、火漆の痕跡を残す。玉無縁は鳳栖梧から蘭因璧月の力を吸い取り、血呪(けつじゅ)を抑え、雍京に留まり、黒豊息がどのように解決するかを見守ることを決意する。

暗流渦巻く雍州

こうして、雍州の宮廷内外には暗流が渦巻き、各勢力が世子の座を争う。黒豊息と白風夕(はくほうせき)は、混乱の中で手を取り合い、真相を探り、正義を守る。

第20話は、黒豊息と白風夕の絆が深まり、事件の真相が徐々に明らかになるなど、見どころ満載のエピソードでした。

特に印象に残ったのは、白風夕が鳳栖梧を助けるために内力(ないりょく)を惜しみなく使ったシーンです。黒豊息への深い愛情と、正義を貫こうとする強い意志が感じられ、感動しました。

また、玉無縁の策謀が明らかになり、黒豊息と白風夕が新たな困難に立ち向かうことになりました。玉無縁の目的は何なのか、黒豊息と白風夕はどのように立ち向かうのか、今後の展開が気になります。

他にも、豊莒の策略や、公冶制の失踪など、気になる要素が盛りだくさんでした。第21話では、これらの謎が解き明かされることを期待しています。

つづく