黒豊と白夕~天下を守る恋人たち~ 第21話 あらすじ/ネタバレ
黒豊息(こくほうしょく)と白风夕、それぞれの視点から物語が展開される第21話。黒豊息(こくほうしょく)は库银の行方を追う一方、白风夕は鳳栖梧との関係に変化を感じ始める。
1. 库银の行方
黒豊息(こくほうしょく)は、库银の行方を追うため、鳳栖梧と共に手がかりを探る。鳳栖梧は、节庆時に各城から戏班が京に集まり、大量の道具や建材を持ち込むことを指摘。黒豊息(こくほうしょく)は、戏班が上元(じょうげん)節まで京に滞在することを知り、库银が戏班の荷物の中に隠されている可能性があると推測する。
2. 白风夕と鳳栖梧
白风夕と鳳栖梧は、集市で互いに髪飾りを贈り合う。黒豊息(こくほうしょく)は2人を尾行するが、邪魔者であると感じ、複雑な心境になる。鍾離 (しょうり)は、黒豊息(こくほうしょく)に話本を参考に白风夕に気持ちを伝えるよう勧めるが、黒豊息(こくほうしょく)は恥ずかしさから拒否する。
鳳栖梧は、白风夕の励ましを受け、仮面をつけて鵲橋(かささぎばし)舞に参加する。黒豊息(こくほうしょく)も参加し、白风夕と一曲踊った後、照れ隠しで逃げる。翌日、黒豊息(こくほうしょく)は鳳栖梧を訪ねるが、白风夕のために作った料理しか用意されておらず、気まずい雰囲気になる。
3. 大福戏班
黒豊息(こくほうしょく)は、库银の行方を追うため、白风夕と共に大福戏班に潜入する。黒豊息は即興で歌を披露し、班主の目に留まる。白风夕は夜に戏班に潜入し、库银を探すが、見つかってしまう。白风夕は、慶燕班の尚云海と駆け落ちしたと嘘をつき、班主の疑いを晴らす。
黒豊息と白风夕は、恋人同士を装い、库银の隠し場所を探る。屋根瓦の間で库银を発見し、黒豊息は戏班を逮捕する。しかし、戏班は事前に計画されており、一貫した証言をする。さらに、豐莒 (ひょうきょ)は周忠の罪を証明する証拠を握っていると主張する。
4. 真相の究明
時間がない中、白风夕は计を案じ、知情者を処刑すると見せかけて、户部仓金部主事・李穆を共犯として自白させる。鍾離 (しょうり)は李穆を捕らえ、账簿を押収して周忠の潔白を証明する。
朝会で、鳳栖梧は真相を明らかにする。库银は回収されており、贪墨事件は周忠を陥れるための罠だったと主張する。豐莒 (ひょうきょ)は反論するが、鳳栖梧は証拠を提示し、雍王は周忠の無罪を認め、豐莒 (ひょうきょ)と鳳栖梧に户部事件の調査を命じる。
5. 断魂门と豐莒 (ひょうきょ)
断魂门门主・向玉無緣 (たまむえん)は、豐莒 (ひょうきょ)に会う。玉無緣 (たまむえん)は、贪墨事件の成否には興味がなく、黒豊息の油断を狙っていたと明かす。库银の盗難は、黒豊息の勢力を弱体化させるための策略だった。豐莒 (ひょうきょ)は玉無緣 (たまむえん)を責めるが、玉無緣 (たまむえん)は世子位奪取を支援することを約束する。
豐莒 (ひょうきょ)は玉無緣 (たまむえん)の協力に喜び、玉無緣 (たまむえん)の計略に従って雍王を暗殺しようと企む。玉無緣 (たまむえん)は錦囊を豐莒 (ひょうきょ)に渡し、計画の詳細を伝える。
第21話は、黒豊息と白风夕のそれぞれの視点から物語が展開され、库银の行方や豐莒 (ひょうきょ)の企みなどが明らかになる。今後の展開が気になるところだ。
第21話は、黒豊息と白风夕のそれぞれの視点から物語が展開され、库银の行方や豐莒 (ひょうきょ)の企みなどが明らかになる、見応えのあるエピソードでした。
黒豊息は、库银の行方を追う中で、白风夕との関係に変化を感じ始めます。鳳栖梧との関係を目の当たりにして、自分の気持ちに気づく場面は、黒豊息の心情がよく描かれていました。
白风夕は、鳳栖梧との友情を深める一方で、黒豊息への想いに戸惑いを覚えます。黒豊息との距離が縮まるにつれて、自分の気持ちに正直になることの大切さを学ぶ姿が印象的でした。
库银の行方を追う過程では、黒豊息と白风夕のコンビネーションが見どころでした。2人は協力して手がかりを探し、困難を乗り越えていきます。特に、大福戏班に潜入する場面は、ハラハラドキドキする展開で、物語に引き込まれました。
豐莒 (ひょうきょ)の企みも明らかになり、物語が大きく動き出しました。玉無緣 (たまむえん)との協力関係や、雍王暗殺計画など、今後の展開が気になるところです。
つづく