『黒豊と白夕~天下を守る恋人たち~』第28話 あらすじ/ネタバレ

雍王の疑念と黒豊息(こくほうしょく)の決意

雍王は黒豊息(こくほうしょく)の正体が明らかになり、その行動に疑念を抱き始める。一方、黒豊息(こくほうしょく)は雍王に自分の正体を明かし、隠泉水榭(いんせんすいしゃ)の真実を語ろうと決意する。

黒豊息(こくほうしょく)の自白と断殇酒

黒豊息(こくほうしょく)は雍王に隠泉水榭(いんせんすいしゃ)の設立目的と活動内容を説明し、一切の利益は民のために使われていると主張する。しかし、雍王は黒豊息(こくほうしょく)を謀反の疑いで断罪し、武功を廃するよう命じる。黒豊息は断殇酒を飲み、内力(ないりょく)を失う。

幽州への旅立ち

雍王は黒豊息を永平(えいへい)侯に封じ、幽州の公主選婿に参加させる。黒豊息は白風夕(はくほうせき)とともに幽州へ向かう。一方、華純然(かじゅんぜん)一行も幽州に到着する。

黒豊息への刺客

断魂門(だんこんもん)の門主は黒豊息が武功を失ったことを知り、幽州で黒豊息を暗殺しようと企てる。

幽王の怒りと白建徳(はくけんとく)の疑惑

幽王は娘が襲撃されたことに激怒するが、華純然(かじゅんぜん)が無事だったことで少し安心する。一方、白建徳(はくけんとく)は牢獄で隣人から玉佩(ぎょくはい)が帝京の玉家のものであることを知る。玉家はかつて大仏を彫刻したことで有名な玉彫刻師の家だった。白建徳(はくけんとく)は老人の話から、跫蛩の真実に近づいていく。

次回予告

幽州で黒豊息に何が待ち受けているのか? 白建徳は跫蛩の真実にたどり着くことができるのか? そして、黒豊息と白風夕(はくほうせき)の恋の行方は?

第28話の感想

第28話は、黒豊息と雍王の対立が激化する重要な回でした。黒豊息は自らの正体を明かし、隠泉水榭(いんせんすいしゃ)の真実を語りましたが、雍王はそれを謀反の疑いと捉え、武功を廃して幽州へと送り出しました。

黒豊息の決意と雍王の疑念、そしてその後の展開にハラハラさせられました。黒豊息は武功を失ったことで大きな危機に陥っていますが、白風夕(はくほうせき)がそばにいることで希望も見えてきました。

一方、幽州では華純然(かじゅんぜん)一行が到着し、黒豊息を狙う刺客も現れました。幽州での黒豊息と白風夕(はくほうせき)の運命が気になるところです。

また、白建徳は牢獄で玉佩(ぎょくはい)の秘密を知り、跫蛩の真実に近づきつつあります。次回の展開がますます楽しみです。

つづく