覆流年 復讐の王妃と絶えざる愛 第5話 あらすじ/ネタバレ

酒場で出会った冬青(とうせい)

陸安然(りく・あんぜん)と穆川(ぼく・せん)は酒場から出ると、冬青(とうせい) という娘が身売りを強いられている場面に遭遇する。冬青(とうせい) が自害に追い込まれるのを阻止したい陸安然(りく・あんぜん)は、5千両の銀で彼女を身請けする。陸安然(りく・あんぜん)は冬青(とうせい) に自由を与えようとしたが、冬青(とうせい) は陸安然(りく・あんぜん)に付いていくことを強く希望し、陸家へ連れて行くことに。

陸安然(りく・あんぜん)は、霊犀(れいせい)と冬青(とうせい)が仲良く過ごせるように手配し、冬青(とうせい)の怪我に自ら薬を塗る。冬青(とうせい)の腕にある痣に気づいた陸安然(りく・あんぜん)は、彼女の身の上を尋ねる。冬青(とうせい)は幼い頃に両親とはぐれ、養父が借金のために青楼に売ろうとしたことを明かす。両親の姿は覚えていないが、兄は心臓が右側にあると話す。陸安然(りく・あんぜん)は冬青(とうせい)の家族を探すことを約束し、陸安然(りく・あんぜん)と霊犀(れいせい)の優しさに冬青は感動する。

陸夫人の死の真相

陸安然(りく・あんぜん)は柳鳴玉(りゅう·めいぎょく)が陸夫人を暗害した証拠を見つけられなかったものの、霊犀(れいせい)と冬青に陸夫人の部屋にある妾が置いたものを探させる。陸安然(りく・あんぜん)は観音像を壊し、中に隠されていた牛膝段を発見する。医者から牛膝段は陸夫人が服用していた薬と相性が悪いことを聞き、陸安然は母が長年苦しめられていた原因を知る。

花朝節の夜

花朝節の夜、陸安然は街で子供たちが河灯を流しているのを見て、前世で亡くなった息子?毓児(いくじ)を思い出す。陸安然は毓児(いくじ)のためにウサギの河灯を流し、穆川(ぼく・せん)も母妃のために河灯を流す。陸安然は前世の穆川(ぼく・せん)の言葉を借りて彼を慰める。穆川(ぼく・せん)は陸安然が酔った時に話したことを覚えており、毓児(いくじ)のためにウサギの置物を彫り、客栈に取りに戻る。陸安然は待っている間に、河辺の船が穆澤(ぼく・たく)によって買い占められていることに気づく。

穆澤(ぼく・たく)の計画

陸安然は街で穆澤(ぼく・たく)を見つけ、蔡先生(さいせんせい)とどのように近づけばいいか相談しているところを目撃する。陸安然は穆澤(ぼく・たく)が最初から自分に本心はなく、出会った時からすべて計画されていたことに気づく。穆澤(ぼく・たく)に利用されるのを待つのではなく、陸安然は前世の出会いを再現して穆澤(ぼく・たく)に近づくことを決意し、穆川(ぼく・せん)が自分を迎えに来たことに気づかないまま彼を逃してしまう。

再会と求婚

陸安然は穆澤(ぼく・たく)と再会しても心を動かされることはなかったが、船舶に関する知識は穆澤(ぼく・たく)に高く評価される。しかし、陸安然は穆澤(ぼく・たく)の真意を見抜き、彼の提案を断る。穆澤(ぼく・たく)は月老廟で籤を引くことを提案し、陸安然は上上籤を引くが、籤筒が細工されていることに気づく。陸安然にばれてしまった穆澤は、良い相手を見つけるために策を弄したことを認める。陸安然は穆澤の願いを叶えるため、彼と結婚することを決意し、彼の玉佩を受け取る。しかし、陸安然は穆澤との間に愛はなく、盟約のみであることを告げる。

穆川(ぼく・せん)の失恋

穆川(ぼく・せん)は穆澤を探し出し、蘇城(そじょう)に来た目的を尋ねる。穆澤は私用で来たと説明し、穆川(ぼく・せん)に「二嫂」ができることを告げる。穆川(ぼく・せん)は「二嫂」が陸安然だと知り、落胆する。穆川(ぼく・せん)は穆澤に別れを告げ、田んぼで酒を飲みながら、渡せなかった腕輪を眺めながら悲しみに暮れる。

第5話の感想

第5話は、陸安然が前世の記憶を活かして、徐々に真相に近づいていく様子が描かれていました。特に、陸夫人の死の真相が明らかになったシーンは衝撃的でした。陸安然が、柳鳴玉(りゅう·めいぎょく)の悪事を暴き、母親の無念を晴らすことができるのか、今後の展開が気になります。

また、陸安然と穆川の関係にも進展がありました。陸安然は、穆川の優しさに惹かれながらも、前世の記憶に縛られて、なかなか心を開くことができません。しかし、花朝節の夜に、穆川が陸安然のためにウサギの置物を彫ってくれたことで、二人の距離が少し縮まったように感じました。

一方、穆澤は、陸安然に近づき、自分の計画通りに事を進めようとしています。陸安然は、穆澤の策略に気づいているものの、あえて彼を利用して、自分の目的を達成しようとしています。二人の駆け引きが、今後どのように展開していくのか、目が離せません。

つづく