覆流年 復讐の王妃と絶えざる愛 第7話 あらすじ/ネタバレ

待嫁前夜、陸安然(りく・あんぜん)は柳鳴玉(りゅう·めいぎょく)が用意した桃酥(とうそ)を食べ、毒に冒され血を吐く。大夫は毒が肺にまで達しており、手遅れだと診断する。霊犀(れいせい)と冬青(とうせい) は陸欣然(りく・きんぜん)が毒を盛ったと告発し、陸夫人も柳鳴玉(りゅう·めいぎょく)から贈られた観音像に毒が隠されており、3年間も病に苦しめられていたと証言する。冬青(とうせい) は観音像を手に柳鳴玉(りゅう·めいぎょく)と対峙しようとするが、陸欣然(りく・きんぜん)は翠姑(すいこ)の仕業だと責任を擦り付ける。柳鳴玉(りゅう・めいぎょく)も翠姑(すいこ)が薬に精通しており、牛膝段を観音像に隠したのは彼女だと主張する。丹青(たんせい)は偽物の観音像を叩き割り、柳鳴玉(りゅう・めいぎょく)の陰謀を暴く。この時、陸軽舟(けいしゅう)は初めて柳鳴玉(りゅう・めいぎょく)の悪辣さを知る。

陸軽舟(けいしゅう)は柳鳴玉に杖責50回を命じ、陸安然(りく・あんぜん)に盛った毒を白状させようとする。しかし柳鳴玉は陸家と陸安然(りく・あんぜん)の将来のために娘の陸欣然(りく・きんぜん)に道を譲ろうとしており、毒を明かすことを拒否する。陸軽舟(けいしゅう)は使用人に柳鳴玉の治療を禁じ、生死を天に任せる。

陸軽舟(りく·けいしゅう)は蘇城(そじょう)中の名医を呼び寄せて陸安然(りく・あんぜん)を治療する一方、陸欣然(きんぜん)は花嫁姿で陸軽舟(りく·けいしゅう)の前に現れ、陸家から嫁ぐのは自分しかいない、慶(けい)王妃になれるのも自分だけだと主張する。陸家の安危を考慮し、陸軽舟(りく·けいしゅう)は仕方なく承諾する。身代わりがバレないように、霊犀(れいせい)も陸欣然(きんぜん)の側に付き、彼女を助けることを約束する。陸欣然(きんぜん)は慶(けい)王妃として、陸軽舟に柳鳴玉の治療を命じる。もし柳鳴玉に何かあれば、決して許さないと言い放つ。

柳鳴玉は部屋で得意げに、母娘の策略が成功したと喜ぶ。しかし、陸安然(りく・あんぜん)は無事な姿で現れ、桃酥(とうそ)の毒をすり替えていたことを明かす。彼女は命を懸けてでも柳鳴玉を葬り去ろうとしていたのだ。陸欣然が慶(けい)王府に嫁いでも、庶女が重視されることはない。双魚令を握る嫡女である自分が陸家の切り札なのだと告げる。夢が叶わなかった柳鳴玉は、もはや生きる道はない。

慶(けい)王府は祝賀ムードに包まれ、慶(けい)王穆澤(ぼく・たく)は客からの祝杯を断り続ける。最後には穆川(ぼく・せん)に助けを求め、酒を代わってもらっていた。四殿下翊王(よくおう)は穆澤(ぼく・たく)の結婚を祝うために駆けつけ、わざと死んだ魚を贈りつけて嫌がらせをする。しかし、穆川(ぼく・せん)と穆澤(ぼく・たく)は機転を利かせて翊王(よくおう)を皮肉り、怒らせて追い返す。

穆澤(ぼく・たく)は新房に入ると、正座して待つ花嫁の姿に驚きを隠せない。その後の一連の行動から、花嫁が陸欣然であることに気付く。陸欣然は陸安然(りく・あんぜん)は亡くなったと言い、陸安然が慶(けい)王のためにできることは、自分にもできると主張する。しかし、穆澤(ぼく・たく)は陸家の双魚令など眼中にない。彼が求めているのは陸家と陸安然だ。今回のことは陸家の面目を立てて許すが、陸欣然が陸家の当主になれないのであれば、早逝した妻を持つのも悪くないと告げる。

穆川(ぼく・せん)は最愛の人が兄の穆澤(ぼく・たく)に嫁いだことを悲しんでいたが、霊犀(れいせい)が自殺しようとしているところを目撃し、彼女を止める。霊犀から陸安然が亡くなったこと、陸家を護るために陸欣然の身代わりになったことを知る。芝居は終わったので、陸安然の元に赴くという霊犀。穆川(ぼく・せん)は夜通し蘇城(そじょう)へ戻り、もし陸安然が本当に殺されたのであれば、必ず仇を討つと誓う。

第7話の感想

第7話は、陸安然と柳鳴玉の対決がついに決着を迎える衝撃的な展開となりました。陸安然が柳鳴玉の毒をすり替えていたという事実が明らかになり、柳鳴玉は絶望の淵に立たされます。一方、陸欣然は慶(けい)王妃として嫁ぎますが、穆澤は彼女を本物の陸安然と見抜きます。陸家と慶(けい)王府の今後の行方がどうなるのか、目が離せません。

つづく