恋心は玉の如き 第13話 あらすじ/ネタバレ

冬青は十一娘のために不平を述べ、羅大夫人に見つかって陶妈妈に叱責されそうになるが、十一娘が間に合って止める。十一娘は羅大夫人に諄哥を守ることを約束するが、羅大夫人からは羅家が十一娘の根幹であることを強調される。羅大夫人を見送った後、十一娘は琥珀に諄哥の日常を調べさせるが、異常は見つからない。諭哥が諄哥を見舞いに来ると、十一娘は熱心に諄哥の様子を伝え、諭哥に協力を求める。

夜、十一娘と徐令宜は病気の諄哥の側に付き添う。十一娘は心を込めて諄哥に歌を歌い、ずっとそばにいる。十一娘が疲れて眠ると、徐令宜は十一娘を自分の肩に寄りかからせる。朝、日の光が十一娘の顔に差し込むと、徐令宜はそっと手で遮る。しかし、諄哥の病状は好転せず、二人は太医を呼ぶことに。

太医を待つ間、十一娘は徐令宜に諄哥が書いた字を見せ、諄哥にもっと愛情を注いでほしいと願う。その時、徐太夫人が突然現れ、十一娘を西跨院に閉じ込めて外出を禁じ、諄哥を福寿院に連れ戻すよう命じる。徐令宜は納得できないが、徐太夫人は慈安寺の僧侶が十一娘は諄哥の命の星であると言ったと主張し、二人は離れなければならないと断言する。徐令宜は神仏を信じず、この理不尽な要求を拒否するが、十一娘は譲歩する。

西跨院に閉じ込められた十一娘は、諭哥の助けを得る。諭哥は十一娘に、諄哥が後花園でよく遊んでいること、そこには喬蓮房の侍女である繡橼が飼っている犬がいるという情報を密かに伝える。

五娘は生活費が足りず、十一娘と共同で商売をしようと徐府を訪ねる。しかし、喬蓮房は十一娘が閉じ込められていることを理由に面会を拒否する。五娘は徐家の客をもてなすやり方を指摘し、徐令宜に会いたいと名指しで言うと、喬蓮房は仕方なく十一娘との面会を許可する。

十一娘は五娘に会えて喜び、あることを頼む。十一娘は五娘の服に着替えて後花園に忍び込むと、案の定、繡橼が犬に餌を与えているところに出くわす。十一娘は繡橼を問い詰めるが、喬蓮房が突然現れて十一娘を捕らえる。窮地に陥った十一娘は、犬と檻を持って逃げ出すが、幸いにも徐令宜に遭遇する。徐令宜は犬のことを徹底的に調べようとするが、喬蓮房は犬は諄哥に贈ったもので、病気を知らないと偽る。さらに、十一娘を追いかけたのは犬に噛まれるのを恐れたからだと虚偽の説明をする。徐太夫人は喬蓮房の言葉を信じ、この件はうやむやになってしまう。

その後、十一娘は徹夜で諄哥の世話をし、童謡を歌って聞かせる。諄哥は十一娘にますます親しみを感じ、十一娘の世話のおかげで無事に目を覚ます。徐令宜はこれを喜び、十一娘の提案に従って諄哥の字を褒める。その時、使用人が喬蓮房が諄哥のために昼夜祈願して倒れたと報告する。徐太夫人は徐令宜に喬蓮房を見舞うように説得し、諄哥はとりあえず十一娘に任せる。徐令宜は気が進まないながらも、徐太夫人の面子を立てて喬蓮房を見舞い、劉媽媽のことをわざと話題に出して、喬蓮房に自戒を促す。

第13話の感想

第13話は、十一娘と諄哥の絆が深まり、喬蓮房の悪事が露呈するなど、見どころ満載の回でした。

十一娘の諄哥への愛情

十一娘は、諄哥の病気を心配し、昼夜を問わず看病します。また、徐令宜に諄哥への愛情を注ぐように訴えるなど、母親としての強い愛情が伝わってきました。

喬蓮房の悪辣さ

喬蓮房は、諄哥の命を危険にさらすような行為を平然と行います。また、十一娘を陥れるために嘘をつき、徐太夫人を騙すなど、悪辣な一面が明らかになりました。

徐令宜の成長

徐令宜は、最初は神仏を信じず、喬蓮房の嘘を見抜くことができませんでしたが、徐々に真実を見極めるようになっていきます。また、十一娘の意見を尊重し、諄哥への愛情を表現するなど、成長が見られました。

第13話は、十一娘と諄哥の絆が深まり、喬蓮房の悪事が露呈するなど、見どころ満載の回でした。今後の展開が楽しみです。

つづく