恋心は玉の如き 第18話 あらすじ/ネタバレ

十一娘、仙绫阁で刺繍を教える

十一娘は、仙绫閣を訪れ、簡师傅から刺繍の仕事が不足していることを知る。そこで、十一娘は仙绫閣に残り、被災した女性たちに刺繍を教えることに決める。十一娘は、徐府での地位が変わったにもかかわらず、少女のような服装で徐府を出て、数日後に仙绫閣で女性たちに刺繍を教える。その後、林世显は仙绫閣で十一娘と偶然出会い、林世显が仙绫閣に出資し、琥珀のために米を購入した親切な人物であることを知る。

徐令宜、鳳卿を引き取る

徐令宜は、鳳卿という名の子供を連れて帰る。琥珀と冬青は十一娘の命令で鳳卿の世話をし、十一娘は徐令宜からこのことを秘密にするように言われる。しかし、徐家の家には秘密は存在しない。翌日、徐家の後院では全員がこのことを知ることになる。羅振興も京で私生子について耳にし、十一娘と鳳卿について話し合う。彼は、十一娘が子供を引き取ることには反対し、この子が十一娘の長男の地位を奪うこと、また、この子を容認できないことが夫婦の仲に影響を与える可能性があると指摘する。彼は、十一娘に秦姨娘の名義で子供を引き取らせることを提案する。羅振興は常に十一娘のことを考えており、十一娘は心の底から彼に感謝する。

十一娘と徐令宜、鳳卿について話し合う

夜、十一娘は徐令宜と鳳卿について話し合う。彼女は、この子が徐令寛の私生子であると推測しており、この子は徐令寛と丹陽が結婚する前の出来事の結果であると考える。この子は多くの問題を引き起こしており、徐令宜は全体像を考慮して、当面は丹陽に隠しておくことにする。彼は、十一娘の深い信頼に心を温められ、喬蓮房との一件についても説明する。彼は、喬蓮房に決して触れていないと主張する。

徐令宜、徐令寛と鳳卿について話し合う

翌日、徐令宜は徐令寛を呼び、徐太夫人と子供のことで話し合う。彼らは、当面は子供を自分の名義で預かり、十一娘に世話をさせることに決める。徐令寛は子供の存在を知り、すぐに会いに行くことにする。一方、秦姨娘は泣きながら十一娘に跪き、鳳卿を引き取らせてほしいと懇願する。彼女は二度と子供を持つことはできないため、自分で育てられる子供が欲しいと願っている。十一娘は秦姨娘の気持ちを知り、この件は徐令宜に決定を委ねなければならないと答える。

鳳卿の養育を希望する人物

子供を引き取りたいと思っているのは秦姨娘だけではない。喬蓮房も鳳卿を育てたいと考えている。しかし、徐太夫人はそれはふさわしくないのではないかと考える。喬蓮房は若く、いずれ自分の子どもを持つことになるだろうし、そのエネルギーは徐令宜の心を掴むことに使った方が良いとアドバイスする。喬蓮房はそうは思っておらず、徐令宜が彼女の部屋に来ようとしないのは、鳳卿がいれば徐令宜が彼女の部屋に来る回数が増えるかもしれないと考えている。

鳳卿の養育者決定

鳳卿の養育者については、徐太夫人が決定する。秦姨娘と喬蓮房のどちらが鳳卿と仲良くなれるかによって、どちらが鳳卿を引き取るかを決める。

林世顕の想い

林世顕は、十一娘のことを常に気にかけているが、彼女の身分を知らず、ただ愛慕の気持ちを抱いている。徐家の後院では、喬蓮房と秦姨娘がそれぞれに鳳卿を喜ばせようと奮闘する。喬蓮房が持ってきた紅纓槍に鳳卿は大喜びするが、遊んでいるうちに怪我をしそうになる。幸い、秦姨娘が前に出て鳳卿を守り、徐令宜はそれを目撃して喬蓮房を叱責する。

十一娘と徐令宜の夜のひととき

徐令宜は部屋に戻ると、十一娘が鳳卿の世話をしているうちにベッドのそばで眠っていることに気づく。彼は十一娘のそばに行き、彼女を抱き上げてベッドに寝かせる。十一娘は徐令宜に起こされたものの、緊張のあまり目を閉じて寝たふりをする。徐令宜は十一娘の小さな嘘を見抜き、微笑む。部屋の外では、冬青が待っている。臨波が徐令宜を探しに来るが、冬青と遭遇する。冬青は、十一娘のために用意したお菓子を臨波に食べさせる。臨波は冬青の美しい眉目を見て、思わず見惚れてしまう。

第18話の感想

第18話は、さまざまな人間模様が描かれていて、とても見応えがありました。特に印象に残ったシーンをいくつか挙げてみます。

十一娘の決断

十一娘は、仙绫閣で刺繍を教えることを決意します。これは、彼女が自分の立場に関係なく、困っている人を助けたいという強い意志を持っていることを示しています。

徐令宜の苦悩

徐令宜は、鳳卿を引き取ることで、丹陽との関係に亀裂が生じるのではないかと悩んでいます。しかし、彼は最終的に、鳳卿の幸せを第一に考え、引き取ることを決意します。

秦姨娘と喬蓮房の対立

秦姨娘と喬蓮房は、どちらも鳳卿を引き取りたいと考えています。しかし、徐太夫人は、どちらが鳳卿と仲良くなれるかによって、どちらが鳳卿を引き取るかを決めることにします。

林世顕の想い

林世顕は、十一娘のことを常に気にかけています。しかし、彼は彼女の身分を知らず、ただ愛慕の気持ちを抱いているだけです。

徐令宜と十一娘の夜のひととき

徐令宜は、十一娘が鳳卿の世話をしているうちにベッドのそばで眠っていることに気づきます。彼は十一娘を抱き上げてベッドに寝かせます。十一娘は緊張のあまり目を閉じて寝たふりをするのですが、徐令宜は彼女の小さな嘘を見抜きます。このシーンは、徐令宜と十一娘の深い信頼関係を感じさせるものでした。

つづく