『恋心は玉の如き』第25話 あらすじ/ネタバレ

徐令宜と十一娘

徐令宜は十一娘に徐令寛の事を話し、王煜と区励が親しいことから王煜から調査を始めようとしていると打ち明ける。十一娘は徐令寛の趣味を徐令宜に伝え、もっと寛容になってほしいと願う。徐令宜は十一娘の言葉を聞き、徐令寛に貴重な戯曲の脚本を贈り、徐令寛は大喜びする。

ある日、徐令宜が書斎にいると、徐令寛の戯曲の脚本が誤って徐家独自の矢である三棱箭に当たってしまう。その矢の由来を尋ねる十一娘が書斎にやってくる。

仙綾閣での騒動

一方、冬青は十一娘に、仙綾閣に新しく来た刺繍娘が騒動を起こしていることを伝える。喬蓮房が十一娘の偽の妊娠を知ったのではないかと疑った十一娘は、仙綾閣へ向かうことにする。厳重に監視されている十一娘は、秦姨娘が花種を買いに出かける際に同行する。喬蓮房も負けじと徐太夫人を連れ出し、仙綾閣へ向かう。

仙綾閣では、喬蓮房の手配した者が刺繍娘たちを扇動し、仙綾閣が刺繍品の銀両を横領したと訴える。十一娘は彼らの正体を暴くが、混乱の中で突き飛ばされてしまう。この様子を徐太夫人と喬蓮房が目撃する。

徐府への帰還と休妻の危機

徐府に戻った十一娘は叱責を受け、大夫からも妊娠していないことが確認される。喬蓮房は油を注ぎ、冬青は十一娘が元娘を殺害した証拠を見つけようとしていたと弁護する。徐太夫人は冬青を信じず、喬蓮房の言葉を信じて十一娘に謝罪を要求し、拒否すれば離縁すると告げる。十一娘は屈せず、自分の立場を貫く。怒った徐太夫人は、夜通し十一娘を羅家へ送り返す。

徐令宜は事を知り、急いで徐府に戻るが、十一娘の姿はなかった。二人は部屋で激しく口論し、十一娘は失望した表情で徐令宜を見送る。徐府に戻った徐令宜は、徐太夫人が離縁を主張するが、再考する時間が必要だと伝える。そのとき、喬蓮房が現れて罪を認め、徐太夫人の離縁の決意をさらに強める。しかし、徐令宜はすぐに決断を下さない。

『恋心は玉の如き』第25話 感想

第25話は、十一娘と徐令宜の夫婦関係が大きく揺らぐ重要なエピソードでした。

十一娘の苦悩

十一娘は、偽の妊娠が発覚し、喬蓮房の策略によって窮地に追い込まれます。徐太夫人の誤解と喬蓮房の扇動により、離縁の危機に陥ります。しかし、十一娘は最後まで自分の立場を貫き、屈しない姿が印象的でした。

徐令宜の葛藤

徐令宜は、十一娘の偽の妊娠を知りながらも、彼女を信じようとしています。しかし、徐太夫人の圧力と喬蓮房の策略によって、苦悩を深めていきます。第25話のラストシーンでは、徐令宜がすぐに決断を下さないという展開は、今後のストーリー展開に期待を持たせるものでした。

喬蓮房の悪辣さ

喬蓮房は、十一娘を陥れるために、様々な策略を巡らせます。仙綾閣での騒動や、徐太夫人への扇動など、その悪辣さは際立っています。第25話では、喬蓮房が罪を認めたことで、徐太夫人の離縁の決意がさらに強まりました。

今後の展開

第25話のラストシーンでは、徐令宜が十一娘を追いかけていくという展開が示唆されています。果たして、二人は再び結ばれることができるのでしょうか? 喬蓮房の策略はどのような結末を迎えるのでしょうか?

つづく