恋心は玉の如き 第39話 あらすじ/ネタバレ
永平侯と二爷の忌日
徐府では、老永平侯と二爷の忌日が訪れ、家族全員が参拝を行った。二娘は徐令宜が必ず仇を討つと信じている。
立秋が過ぎ、裕王は十一娘を宴会に招待した。徐太夫人は十一娘に二夫人と共に参加するよう命じ、慎言慎行を心がけて徐家に禍を招かないよう注意するよう忠告した。
裕王府の宴会
裕王府では、区家が林世顕と区励行を連れて宴会に参加していた。徐家の馬車が裕王府に到着すると、二夫人は林世顕の姿を見て驚愕した。林世顕が区家の人間だと知った二夫人は、仇敵の息子の絵を亡き徐令安に焼いてしまったことを後悔した。
仙绫閣からの追放
帰宅後、徐太夫人は二夫人と共に十一娘を問い詰めた。徐令宜は林世顕の正体を知っていたことを告白し、悲しみに暮れる二夫人を見て、徐太夫人は十一娘に仙绫閣を去るよう命じた。徐令宜が十一娘をかばっても、徐太夫人の決意は固く、十一娘は仙绫閣を去らなければならなくなった。刺繍を愛する十一娘は、二夫人と徐太夫人の叱責を受け入れても、仙绫閣を去ることは拒否した。彼女は徐太夫人に仙绫閣に残ることを懇願したが、徐太夫人の心は動かなかった。十一娘は仙绫閣を追放され、禁足処分となった。
丹陽と五娘の訪問
丹陽と秦姨娘が十一娘を見舞いに来た。丹陽は徐太夫人に逆らわないよう十一娘に忠告したが、十一娘は自分の夢を諦めようとしなかった。女子は家の中で夫を支え、子供を育てるべきだという考えに反発し、自分の夢を追いかけることに固執した。
二娘と五娘も十一娘を訪ねてきた。五娘は十一娘が屋敷で苦労していないか心配していたが、二娘は十一娘の優しさを受け入れつつも、辛辣な言葉を投げかけた。二人は十一娘に会った後、徐太夫人に挨拶をした。五娘は二娘が十一娘に不利なことを言うのではないかと心配していたが、二娘は徐太夫人を褒め称え、十一娘を擁護した。徐太夫人は二娘の心変わりを驚き、十一娘への思いが報われたと感じた。
徐令宜の慰め
徐令宜は西跨院を訪れ、落ち込む十一娘を慰めた。徐太夫人の怒りが収まったら、仙绫閣に戻ることを話し合った。
丹陽と徐令寛
十一娘の決意に感銘を受けた丹陽は、自分がずっとやりたかったけどできなかったことを十一娘が実行したことに感心した。徐令寛は丹陽が十一娘のように外に出るのではないかと心配したが、丹陽は十一娘のような才能はないと笑って否定した。
徐太夫人と二夫人の変化
徐太夫人は二娘の態度が変わったことに気づき、十一娘の徳が徐家の当主の器であると考えるようになった。二夫人は林世顕の件にはまだ納得していないものの、十一娘の努力を認めた。
秦姨娘は表面上は十一娘を擁護しているように見せかけながら、徐太夫人に十一娘への不信感を抱かせるように仕向けた。
秦姨娘の策略
秦姨娘は琥珀に花を取りに行かせ、佟姨娘の手帕を見せつけた。琥珀は手帕が実の姉のものだと気づき、秦姨娘は驚いたふりをして佟姨娘が自殺した部屋に連れて行った。琥珀は姉の自殺を信じられず、真相を究明したいと考えた。秦姨娘は佟姨娘の死が元娘と関係があると告げ、陶媽媽に尋ねるよう琥珀に頼んだ。琥珀は十一娘に迷惑をかけたくないと思い、秦姨娘に真相を明らかにしてくれるよう懇願した。秦姨娘は全力で真相を究明すると約束した。
第39話の感想
第39話は、徐家の人間関係の複雑さと、十一娘の強い意志が描かれた回でした。
徐家の複雑な人間関係
徐家の人間関係は複雑で、それぞれの思惑が交錯しています。
- 徐太夫人は、徐家の当主として家を守ることに責任を感じています。そのため、十一娘の行動が徐家に禍を招くことを恐れています。
- 二夫人は、林世顕が仇敵の息子であることに衝撃を受け、十一娘を責めました。しかし、徐太夫人の説得により、十一娘の努力を認めるようになりました。
- 徐令宜は、十一娘の夢を理解し、彼女を支えようとしています。しかし、徐太夫人や二夫人の反対に苦慮しています。
- 丹陽は、十一娘の強い意志に感銘を受け、自分の夢を諦めないことを決意しました。
- 秦姨娘は、十一娘を陥れようと策略を巡らせています。
十一娘の強い意志
十一娘は、刺繍を愛し、自分の夢を諦めようとしません。徐太夫人や二夫人の反対に遭っても、自分の意志を貫こうとする姿は、多くの視聴者の共感を呼んでいます。
気になる次回
次回では、十一娘の運命がどうなるのか、秦姨娘の策略が明らかになるのか、などが気になります。
その他の感想
- 徐太夫人の心変わりは意外でした。
- 二夫人の豹変も驚きでした。
- 秦姨娘の策略が楽しみです。
- 十一娘の夢が叶うことを願っています。