恋心は玉の如き 第40話 あらすじ/ネタバレ

秦姨娘の策略

秦姨娘は陶妈妈を招き、酒宴で佟姨娘の悲劇を語ります。元娘が琥珀を脅迫し、佟姨娘に徐令宜に近づかせたこと、徐令宜が佟姨娘を拒絶し、元娘が彼女を嘲笑していたことなどを明かします。秦姨娘は徐令宜の冷淡さも佟姨娘の死因の一つであるとほのめかし、陶妈妈を動揺させます。

琥珀の決意

陶妈妈が酔いつぶれると、琥珀が姿を現し、涙を流します。秦姨娘の策略は成功し、琥珀の十一娘への忠誠を利用して侯府に波紋を起こそうとしています。秦姨娘は琥珀を慰め、琥珀は秦姨娘の恩に報いると誓います。

徐令宜と徐太夫人の対立

徐令宜は再び徐太夫人に仙綾閣の件を訴えますが、徐太夫人は反対し、十一娘は内宅に戻るべきだと主張します。さらに、徐太夫人は十一娘が無子であることを指摘し、徐令宜に側室を迎えることを提案します。徐令宜は拒否しますが、徐太夫人の好意を直接断ることはできません。

琥珀の誤導

十一娘の落ち込みを心配した琥珀は、秦姨娘に相談します。秦姨娘は琥珀を誤導し、十一娘を侯府から連れ出すことを考えさせます。

冬青の窮地

臨波は徐令宜に冬青との関係を告白しようと考えますが、側室問題で悩む徐令宜を見て、思いとどまります。琥珀は徐太夫人の側近である杜妈妈に、徐令宜の私物が紛失したことをほのめかします。杜妈妈は徐太夫人に報告し、冬青が私物を盗んだのではないかと疑います。徐太夫人は激怒し、冬青の部屋を捜索させ、徐令宜の帯を見つけます。

十一娘の選択

徐太夫人の問い詰めに対し、冬青は針の練習のために帯を盗んだと説明しますが、徐太夫人は納得しません。徐太夫人は冬青を売却しようとしますが、十一娘と秦姨娘が冬青をかばいます。しかし、徐太夫人は聞く耳を持たず、十一娘に二つの選択肢を突きつけます。仙綾閣を辞めて冬青を側室にするか、冬青を売却するかです。徐太夫人は冬青を柴房に閉じ込めます。

琥珀の策略

冬青のことが心配で眠れない十一娘は、冬青が徐令宜に非分な思いを抱いているとは信じられず、事件の真相に疑問を抱きます。琥珀を疑ったことはありませんでしたが、琥珀は十一娘に侯府を離れることを勧めています。秦姨娘は、十一娘と徐令宜を引き離すことができれば、自分の苦痛が軽減されると考えています。

琥珀の説得

十一娘の指示で冬青に会いに行った琥珀は、冬青に十一娘への説明をするよう促します。しかし、琥珀は徐太夫人が側室を迎える決意をしていることを告げ、冬青が側室になれば十一娘の脅威にならないと説得します。冬青は納得しませんが、琥珀の説得を受け、側室になることを考え始めます。琥珀は冬青に申し訳ない気持ちを持ちながらも、冬青の背叛が十一娘を侯府から遠ざける唯一の方法だと考えています。冬青も十一娘のために自分を犠牲にすることを決意します。

臨波の告白

臨波は冬青に自分の気持ちを伝え、真相を尋ねます。冬青は臨波に自分の気持ちを伝えようと思っていましたが、琥珀の言葉を思い出し、徐令宜に憧れていたと嘘をつきます。

物語の結末は?

冬青は側室になるのか?十一娘は侯府を去るのか?臨波と冬青の恋の行方は?次の展開にご期待ください。

第40話の感想

秦姨娘の策略

秦姨娘は巧妙に陶妈妈を利用し、琥珀の心を揺さぶりました。琥珀の十一娘への忠誠を利用して、侯府に波紋を起こそうとする秦姨娘の策略は、非常に狡猾です。

琥珀の葛藤

琥珀は十一娘への忠誠と秦姨娘への恩義の間で葛藤しています。秦姨娘の策略に気づきながらも、十一娘を守るために側室になることを考えざるを得ない琥珀の苦悩は、見ていて切ないです。

徐令宜と徐太夫人の対立

徐令宜と徐太夫人の対立は、ますます深まっています。徐令宜は十一娘の幸せを第一に考えていますが、徐太夫人は伝統的な価値観に縛られ、十一娘に側室を迎えることを強要します。

冬青の窮地

冬青は徐太夫人の誤解によって窮地に陥っています。徐令宜の私物を盗んだと疑われ、売却されそうになっています。冬青の無実を証明できるのは琥珀だけですが、琥珀は十一娘を守るために冬青を犠牲にしようとしています。

十一娘の選択

十一娘は冬青のことが心配で眠れない日々を送っています。冬青が徐令宜に非分な思いを抱いているとは信じられず、事件の真相に疑問を抱いています。琥珀を疑ったことはありませんでしたが、琥珀は十一娘に侯府を離れることを勧めています。

臨波の告白

臨波は冬青に自分の気持ちを伝え、真相を尋ねます。冬青は臨波に自分の気持ちを伝えようと思っていましたが、琥珀の言葉を思い出し、徐令宜に憧れていたと嘘をつきます。

物語の結末は?

冬青は側室になるのか?十一娘は侯府を去るのか?臨波と冬青の恋の行方は?次の展開が気になります。

つづく