長歌(ちょうか)行 第28話 あらすじ/ネタバレ

郜都(こう・と)と乐嫣(れ・えん)の旅

郜都(こう・と)と乐嫣(れ・えん)は、被災地を救済するために旅に出ます。その道中、病死した弟の遺体を追いかける少女に出会います。乐嫣(れ・えん)は少女と同じ境遇を経験しており、少女を抱きしめ慰め、弟の希望を胸に生き続けるよう励まします。

長歌(ちょうか)の夢

長歌(ちょうか)は夜も眠れず、夢の中で阿詩勒隼(アシラ・シュン)を呼びます。阿碧は心配し、阿隼が長歌(ちょうか)が飼っている鳥だと勘違いします。長歌(ちょうか)は阿詩勒隼(アシラ・シュン)は昔の友人であり、過去の出来事で罪悪感を持っていると説明します。

緒風(しょ・ふう)と阿詩勒隼(アシラ・シュン)の対立

緒風(しょ・ふう)は長歌の居場所を探り当て、阿詩勒隼(アシラ・シュン)に報告します。しかし、緒風(しょ・ふう)は冷淡な態度を取り、秦老(しん・ろう)は2人がお互いを理解するべきだと説得します。阿詩勒隼(アシラ・シュン)は媛娘(えんじょう)と遊び、緒風(しょ・ふう)は阿隼の過去を暴露しようとするが、秦老(しん・ろう)に止められます。阿詩勒隼は媛娘(えんじょう)に狼の笛をプレゼントし、成長を見守ることを約束します。

太子と晟辛(せいしん)

太子は洛陽を訪れ、晟辛(せいしん)という少年が太子を救う計画を立て、太子の信頼を得ます。長歌は太子の到着を知り、太子の行動が不安定であることを心配し、太子に会おうとしますが、司徒(しと)によって南山での救済活動に連れて行かれます。

媛娘(えんじょう)の失踪と再会

媛娘(えんじょう)が失踪し、皆が心配します。阿詩勒隼は狼の笛の音を頼りに媛娘(えんじょう)を見つけ出し、緒風(しょ・ふう)は安心し、阿隼を助けることを決意します。

太子と乐嫣(れ・えん)

太子は怪我を理由に被災民の世話を拒否し、乐嫣(れ・えん)が代わりに世話をします。太子は紫薇宮で遊ぶ機会を得ます。

長歌と五娘(ごじょう)の出会い

長歌は「阿離」という偽名で南山で救済活動を行い、五娘(ごじょう)の悲惨な人生を聞き、世の中の無常さを痛感します。長歌は過去のわだかまりを解き、南山に留まり、流雲観と共に難民を助けることを決意します。

乐嫣と長歌の再会

乐嫣は薬を届けるために南山を訪れ、偶然長歌と再会します。2人は涙を流しながら抱き合い、過去のわだかまりを解きます。郜都(こう・と)が突然現れ、乐嫣は長歌に隠れるように指示し、再会を約束します。長歌の姿を見た郜都(こう・と)は疑念を抱きますが、乐嫣は体調不良を理由に危機を回避します。

阿詩勒隼と緒風の決闘

阿詩勒隼と緒風は長年の確執があり、秦老(しん・ろう)はもはや干渉しません。2人はついに武力で決着をつけることになり、緒風は阿隼に心服します。

第28話の感想

第28話は、感動と興奮の詰まった回でした。郜都(こう・と)と乐嫣の被災地での救済活動、長歌の過去のトラウマとの向き合い、阿詩勒隼と緒風の確執の決着など、見どころ満載でした。

特に印象に残ったのは、長歌と乐嫣の再会シーンです。2人は涙を流しながら抱き合い、過去のわだかまりを解きました。このシーンは、2人の強い絆を感じさせ、感動的でした。

また、阿詩勒隼と緒風の決闘シーンも迫力満点でした。2人は長年の確執を武力で決着させ、緒風は阿隼に心服しました。このシーンは、2人の実力の高さと、お互いへの敬意を感じさせました。

つづく