長歌(ちょうか)行 第39話 あらすじ/ネタバレ
奕承の策略
奕承は弥弥が阿詩勒隼(アシラ・シュン)を殺したとは信じず、密かに監視を命じます。さらに、步真を利用して弥弥を脅迫しようと企みます。弥弥は涉尔を訪ねますが、阿詩勒隼(アシラ・シュン)の死で意気消沈し、復讐に燃える涉尔の姿に心を痛めます。
穆金の決意
穆金は秦老(しん・ろう)と緒風(しょ・ふう)鷹師の窮状を伝え、先に撤退するよう説得します。自身は定襄へ向かい、弥弥を探しに行く決意を固めます。秦老(しん・ろう)は穆金の意志を尊重し、援軍を求める手紙を漠北へ送ります。
長歌(ちょうか)の疑いと告白
長歌(ちょうか)は刺客が牙帳から来たのではないかと疑い、漠北王に戦場を焼き払うよう求めます。重傷を負った阿詩勒隼(アシラ・シュン)を献身的に看病し、深い愛情を告白します。
阿詩勒隼の覚醒
意識を取り戻した阿詩勒隼は、牙帳への投降を拒否します。長歌は牙帳の内乱と奕承の陰謀を明かし、大唐との同盟を提案します。
叔玉の登場と嫉妬
唐の使者である叔玉が偶然訪れ、長歌は叔玉を阿詩勒隼に紹介します。しかし、叔玉は阿詩勒隼に嫉妬心を抱きます。叔玉は長歌に阿詩勒隼から離れるよう忠告しますが、長歌は巧みにかわします。
長歌の決意と旅立ち
長歌は漠北王に自分の正体を明かし、長安へ赴いて同盟を交渉することを提案します。漠北王は了承し、長歌は郡主として珍珠、阿詩勒隼、弥弥らと共に長安へ向かいます。
奕承の企み
この知らせを受けた奕承は、涉尔を連れて同行することを決意します。長安で策を巡らすためです。彼女は涉尔に同行を促し、すべては涉尔の未来のためだと強調します。
長安への到着
長安に到着した珍珠は、その繁栄ぶりに驚嘆します。一方、長歌は複雑な心境です。阿詩勒隼は長歌を守ることを約束し、2人はかつて長歌が逃げ出した街に足を踏み入れます。長安での旅は、新たな挑戦と希望を予感させます。
第39話の感想
第39話は、長歌と阿詩勒隼の絆が深まり、物語が大きく動き出す重要な回でした。特に印象に残った点は以下の通りです。
- 長歌と阿詩勒隼の愛の告白: 重傷を負った阿詩勒隼を献身的に看病する長歌の姿と、意識を取り戻した阿詩勒隼からの愛情の告白は、二人の強い絆を感じさせる感動的なシーンでした。
- 長歌の決意: 漠北王に自分の正体を明かし、長安へ赴いて同盟を交渉することを決意した長歌の勇気と行動力は、彼女の成長を感じさせます。
- 奕承の策略: 弥弥を脅迫し、涉尔を連れて長安へ向かう奕承の策略は、今後の展開を予測させ、物語の緊張感を高めます。
- 長安への到着: 繁栄する長安に足を踏み入れた長歌と阿詩勒隼の姿は、新たな挑戦と希望を感じさせ、今後の展開がますます楽しみです。