長歌(ちょうか)行 第42話 あらすじ/ネタバレ

長歌(ちょうか)の策謀

長歌(ちょうか)は、阿詩勒隼(アシラ・シュン)を戦わせて涉爾に勝利させ、その後わざと叔玉に負けることで、乐嫣(れ・えん)の草原への嫁ぎを阻止しようとする。しかし、阿詩勒隼(アシラ・シュン)の拒否により、計画は頓挫。長歌は乐嫣(れ・えん)を連れて立ち去る。乐嫣(れ・えん)は、自分のために他人を巻き込みたくないと言い、叔玉の気持ちがあれば全力で戦ってくれるはずだと話す。長歌は、乐嫣の成長を喜びつつも、唐の勝利のために太子李承乾に協力を求める。

杜如晦の遺言

郜都(こう・と)は、病床の杜如晦の世話を任される。杜如晦は、郜都(こう・と)の乐嫣への想いを理解し、世俗のしがらみに囚われず、自分の心に従うように諭す。

擂台決戦

比武が始まり、長孫浄はあっさり敗北。唐の士気は下がる。叔玉は乐嫣への愛はないと告白し、唐を守るために戦うと宣言。乐嫣は無理強いを拒否し、真の愛を待つことを選ぶ。阿詩勒隼(アシラ・シュン)は長歌に促されて出場するが、郜都(こう・と)が乐嫣のために涉爾に挑む。

郜都の勝利

実力差は歴然だが、郜都は諦めずに戦い続ける。乐嫣は郜都を救うため、負けを認めようとするが、阻止される。郜都は一矢を報い、重傷を負いながらも勝利を掴む。

想いの告白

郜都は乐嫣に想いを伝え、乐嫣もそれに応える。長歌は、叔玉に奕承公主の陰謀に注意するよう忠告する。

姉妹の絆

乐嫣と長歌は、互いの想いを語り合う。乐嫣は、叔玉を英雄視していたが、郜都の大切さに気付いたと話す。長歌は、阿詩勒隼の前で自分らしくいられるように、郜都の前で乐嫣は自分らしくいられると語る。二人は、どんな未来が来ても共に歩んでいくことを誓う。

四方館の混乱

鉄勒部は盟約の締結を拒否し、他の部族を煽動する。長歌は、唐が各部族の平和と安全を守ることを約束するが、鉄勒部の行動により、盟約は膠着状態に陥る。長歌は、困難な道のりを前に、乐嫣や郜都と共に、唐の安寧と繁栄のために立ち向かうことを決意する。

第42話の感想

第42話は、長歌の策謀、郜都の活躍、乐嫣の成長など、見どころが満載の回でした。

特に印象に残ったのは、郜都の乐嫣への一途な想いです。彼は、自分の命を顧みずに涉爾に挑み、勝利を掴みました。彼の勇気と愛情には、感動させられました。

また、乐嫣もまた、叔玉への想いを断ち切り、郜都を受け入れるという大きな決断をしました。彼女の成長と自立した姿には、勇気づけられます。

長歌と阿詩勒隼の関係も、少しずつ進展しているように感じました。二人は、互いに信頼し合い、支え合っています。今後、二人がどのような道を歩んでいくのか、楽しみです。

一方、四方館では、鉄勒部の妨害により、盟約の締結が難航しています。長歌は、唐の力を尽くして各部族の平和と安全を守ろうと決意しました。彼女がどのような困難を乗り越えていくのか、注目です。

つづく