長歌(ちょうか)行 第8話 あらすじ/ネタバレ

長歌(ちょうか)、偽造の太子教令で捕らえられる

劣質の墨と絹で偽造された太子教令を使用した長歌(ちょうか)は、李瑗に見破られてしまう。王君廓率いる軍に捕らえられた長歌は、太子玺を狙われる。阿詩勒隼(アシラ・シュン)は、太子玺が阿竇の手に渡っていることを知り、阿竇を先に逃がすよう指示し、長歌救出を計画する。

長歌、郜都(こう・と)の協力を求める

叔玉に拷問を加える王君廓は、長歌に降伏を迫る。叔玉を救うため、長歌は時間を稼ぎながら脱出方法を模索する。叔玉から郜都(こう・と)が同行していることを聞き、城門で合流することを約束する。長歌は、太子玺が従者にあると嘘をつき、李瑗と叔玉をおびき出す。郜都(こう・と)は長歌の窮地を察して助けようとするが、長歌は郜都の手によって捕らえられてしまう。

阿詩勒隼(アシラ・シュン)、長歌を救出

樂嫣を連れて現れた阿詩勒隼(アシラ・シュン)は、樂嫣の安全と引き換えに長歌の解放を要求する。郜都は仕方なく長歌を解放する。長歌は阿詩勒隼が草原の出身であることに気づき、幽州から去るよう説得する。しかし、阿詩勒隼は幽州の情勢を心配しており、長歌は大唐を守るために阿詩勒隼の介入を拒否する。阿詩勒隼は寶刀を残して去っていく。

長歌、郜都に協力要請

長歌は、王君廓と阿詩勒小可汗の共謀を郜都に明かし、幽州救出への協力を求める。郜都は長歌と樂嫣を長安に連れ戻そうとするが、長歌は郜都の姿勢を批判する。郜都は長歌を縛り上げ、王君廓が城門を閉ざす前に逃亡する。

樂嫣、危機に陥る

郜都の行動を理解できない樂嫣に、郜都は狼煙を上げて緊急事態を知らせることが最善策だと説明する。長歌は客栈に囚われ、阿竇が機転を利かせて太子玺を取り戻す。長歌は樂嫣を訪ね、联姻の話を伝え、洛陽に戻るよう説得する。長歌は救出計画を練る。

長歌、沈都尉に救援要請

夜、長歌は叔玉に扮して沈都尉に救援を求めるが、失敗する。郜都が狼煙を上げると、沈都尉は事態の緊急性に気づき、軍を率いて救援に向かう。小可汗は財宝を持って幽州から逃亡しようとするが、阿詩勒隼が馬を射って沈軍の注意を引き、小可汗は財宝を放棄して逃走する。阿詩勒隼への恨みはさらに深まる。

樂嫣、襲撃される

客栈で一人になった樂嫣は、美貌が原因で悪人に狙われ、郜都の不在中に襲撃されて昏倒してしまう。

長歌行 第8話 感想

第8話は、長歌の窮地と阿詩勒隼の活躍が描かれた緊迫感のある回でした。

長歌は偽造の太子教令で捕らえられ、王君廓と阿詩勒小可汗の共謀に巻き込まれます。叔玉を救うため、長歌は機転を利かせて様々な策を講じますが、窮地に陥る場面も多く、ハラハラさせられました。

一方、阿詩勒隼は長歌の窮地を救うべく、暗躍します。樂嫣を人質に長歌の解放を要求するシーンは、阿詩勒隼の力強さと長歌への想いが感じられました。また、小可汗の逃亡を阻止するシーンでは、阿詩勒隼の策略と武力が光っていました。

つづく