中国ドラマ「策略ロマンス～謎解きの鍵は運命の恋～」8話ネタバレと感想

秋嫣(しゅうえん)は厳格な家訓を弟に課すことで、外野の噂を鎮めようとしていました。しかし、その真意は義母である韓氏の歓心を買うためだと、柳姨娘(りゅういろう)には誤解されてしまいました。柳姨娘(りゅういろう)と秋璎(しゅうよう)が理解を示さなくても、秋嫣(しゅうえん)は傷の薬を届けることにこだわり、生母の責難にも屈しませんでした。

翌朝、秋嫣(しゅうえん)は単身で調査に出かけ、偶然秦暄(しんけん) と出会います。秦暄(しんけん) は彼女の危険な計画を知り、安全を守るために同行を申し出ました。二人は屋台で馄饨を食べながら相談し、大額の銀票取引が行われている疑わしい場所、魚竜混雑の賭場を特定しました。

秋嫣(しゅうえん)は如意坊に関する事前知識を活かし、近隣の露店主に賭場について尋ねると、偽の銀票が横行していることがわかりました。露店主に紹介された常連の姚蓋(ようがい)と共に、冥紙舗を訪れます。この店は奉京府の役人と裏でつながっており、京城における偽の銀票取引の中心となっていました。

一見普通の店構えでしたが、秋嫣(しゅうえん)は困っている賭博師を装い、店主にお願いしました。店主は表情を変え、二人を裏庭に案内しました。すると、突然複数の用心棒が現れて二人を取り囲みます。店主は秦暄(しんけん) の持つ玉佩が上等なものであることに気づき、秦暄(しんけん) は堂々と自分の身分を明かしました。店主は英国公府の威勢を恐れて態度を改め、事件の真相を詳しく語りました。

冥紙舗で販売されていた偽の銀票はほとんどが小額であり、3,000両という大金は扱えないとのことでした。しかし、秋嫣(しゅうえん)が持っていた銀票の質感と記号から、店主は半年前に行方をくらました元従業員の肖鉄(しょうてつ)を思い出しました。彼は新しい主人を見つけたのかもしれません。

店主の指示に従って、秋嫣(しゅうえん)と秦暄(しんけん) は城郊に向かい、そこで梁翊(りょうよく) と宋錦(そうきん)に遭遇します。話をしている最中に肖鉄(しょうてつ)が現れ、狡猾にも物乞いを利用して混乱を起こし、子供を人質にしました。梁翊(りょうよく) は素早く行動して肖鉄(しょうてつ)を製圧しますが、謎の人物が待ち伏せして矢を雨のように放ちます。梁翊(りょうよく) は対応しきれず、肖鉄(しょうてつ)は混乱に乗じて逃走しますが、最終的に矢に当たって死亡しました。

秋嫣(しゅうえん)は射手を目撃し、梁翊(りょうよく) と協力して偽の銀票事件と秋家の内通者を調査することを提案します。どんなことがあっても、お互いに相談し、期限は設けないという約束をしました。梁翊(りょうよく) は表面上、秋嫣(しゅうえん)が犯人とつながっているのではないかと疑っていましたが、実際には彼女と秦暄(しんけん) を安全な場所に確保するために、薪割り場の露天の檻に閉じ込めました。秦暄(しんけん) は梁翊(りょうよく) の本性を知っており、かつて侠義だった彼が、今は地位と権力を持っていても冷酷無情ではないことに感心していました。

梁翊(りょうよく) は平民区に戻り、物乞いに騒ぎを起こした老人の遺品を探させます。すると、小さな物乞いから木牌を見つけました。その頃、秋嫣(しゅうえん)の妹である秋珉(しゅうみん)は真相を知らずに梁翊(りょうよく) に情状酌量を求めます。梁翊(りょうよく) は彼女をなだめ、屋敷に帰るように促しました。

秋珉(しゅうみん)が去った後、梁翊(りょうよく) は秋嫣(しゅうえん)を檻から解放し、彼女の協力を受け入れることにしました。秋嫣(しゅうえん)は秦暄(しんけん) の言葉を借り、梁翊(りょうよく) が女性に同情していることを利用して、秦暄(しんけん) との関係を断ち切ると偽装します。梁翊(りょうよく) は彼女の計画を見抜き、秋珉(しゅうみん)を使って挑発します。秋嫣は激怒し、秋珉(しゅうみん)を駒として使うなと警告します。梁翊は意に介さず、木牌を見せて一緒に分析します。

木牌は普通の素材で作られており、表面には芍薬(しゃくやく)が彫られています。秋嫣は最初は薬局のものだと思いましたが、梁翊に否定されました。梁翊に指摘されて、秋嫣は秦楼楚館を思い出し、宋錦(そうきん)はすぐに青楼の名簿を調べます。時間的な手がかりから、新しくオープンした青楼を特定しました。これで、偽の銀票事件と秋家の内通者の調査に光明が差してきました。