清越坊(せいえつぼう)の女たち~当家主母~ 第24話 あらすじ/ネタバレ

曹(そう)夫人文彬(そうぶんひん)の策略

曹(そう)夫人文彬(そうぶんひん)は任(じん)家への探監を許可し、陳曉紅(ちん しょうこう)は沈翠喜(しんすいき)に会いに行く。沈翠喜(しんすいき)は7日後に釈放されると告げるが、曹(そう)夫人文彬(そうぶんひん)は李照(りしょう)の疑いを晴らすため、図案の真偽を織造(しょくぞう)府に検証させる。検証には1ヶ月かかり、曹文彬(そうぶんひん)は約束を破り、沈翠喜(しんすいき)と任如風(じんじょふう)を釈放しない。

陳曉紅(ちん しょうこう)の決意

陳曉紅(ちん しょうこう)は曽宝琴(そほうきん)に沈翠喜(しんすいき)との争いをやめるよう説得する。一方、林大虎(たいこ)が金銭を要求しに任(じん)家を訪れる。林舒芳(りんじょほう)は堪忍袋の緒が切れ、林大虎(たいこ)を捕らえて農場に売却する。夜、陳曉紅は林大虎(たいこ)の売却証書を林舒芳(りんじょほう)に渡し、自分が木工であった亡き夫から手芸を学んだことを明かす。そして、決して悪いことをしないよう忠告する。

陳曉紅の行動

ある日、陳曉紅は盛装し、林舒芳(りんじょほう)に手紙を残して任(じん)家を出る。彼女は任如風(じんじょふう)と沈翠喜(しんすいき)の冤罪(えんざい)を晴らすため、知府の門前で登聞鼓を叩く。罪のない任如風(じんじょふう)と沈翠喜(しんすいき)のために命を懸けた陳曉紅は、登聞鼓に頭を打ち付けて自害する。

林舒芳(じょほう)の行動

陳曉紅の死後、林舒芳(じょほう)は鼓を打ち続け、曹文彬(そうぶんひん)を呼び出す。曹文彬(そうぶんひん)は杖責20回の刑に処するべきだったが、邵師爺の進言により訴状を受け取り、3日後に裁判を開く。李照(りしょう)は焦り、曹文彬に沈翠喜に罪を認めさせるよう迫る。

沈翠喜の決断

裁判で沈翠喜は、任雪堂(じんせつどう)の寵愛する妾への嫉妬から犯行に及んだと濡れ衣を着せられる。曹文彬は前夜、任(じん)家の命を盾に沈翠喜に罪を認めるよう脅迫していた。家族を守るため、沈翠喜は罪を認めてしまう。

任如風(じんじょふう)の解放

任如風(じんじょふう)は釈放され、任(じん)家では陳曉紅の葬儀が行われる。3人の叔父が弔問に訪れ、沈翠喜が罪を認めた理由を尋ねる。任如風(じんじょふう)は曹文彬の策略だと説明し、曽宝琴(そほうきん)と林舒芳(じょほう)と共に叔父たちに沈翠喜の救出を懇願するが、拒否される。

双面缂の行方

林舒芳(りんじょほう)は沈翠喜から託された技法書を見せる。沈翠喜は、もし自分に何かあったら技法を公開するよう指示していた。李照(りしょう)は8人の技術者を交代させたが、清越坊(せいえつぼう)のような缂糸を作ることはできなかった。彼は沈翠喜が偽の技法書を渡したことに気づく。

曽宝琴(そほうきん)の決断

曽宝琴(そほうきん)は本物の双面缂の技法書を持って李照(りしょう)を訪ね、沈翠喜の命と交換しようとする。

第24話の感想

第24話は、物語が大きく動き、衝撃的な展開が続きました。特に陳曉紅の自害は、視聴者に大きな衝撃を与えたでしょう。彼女は任如風と沈翠喜の無実を証明するために命を懸け、その強い意志と勇気に心を打たれました。

一方、曹文彬の悪辣さと李照(りしょう)の執念深さは、ますます強まっています。彼らは手段を選ばず、沈翠喜を追い詰めていきます。しかし、林舒芳(りんじょほう)は沈翠喜を救うために立ち上がり、曽宝琴(そほうきん)も本物の双面缂の技法書を手に李照(りしょう)と取引しようとします。

つづく