清越坊(せいえつぼう)の女たち~当家主母~ 第33話 あらすじ/ネタバレ

沈翠喜(しんすいき)と曹(そう)夫人幺娘(ようじょう)

沈翠喜(しんすいき)は、行院(こういん)で働く曹(そう)夫人幺娘(ようじょう)に仕立て物をするため、変装をして曹(そう)夫人家を訪れます。曹幺娘(ようじょう)は最初は疑いますが、沈翠喜(しんすいき)が曹(そう)夫人の名前を出したことで、態度を和らげます。沈翠喜(しんすいき)は行院(こういん)で学んだ媚びる技術を曹幺娘に教え、曹(そう)夫人に元気でいると伝えてほしいと頼みます。

しかし、沈翠喜(しんすいき)は曽宝琴(そほうきん)から、曹幺娘の侍女だった五儿が、行院(こういん)で虐待されて亡くなったことを聞きます。沈翠喜(しんすいき)は、曹幺娘を救い出したいと考えますが、法律や世間の偏見という壁が立ちはだかります。

翁晋(おうしん)と如意(にょい)的出会い

一方、翁晋(おうしん)は任(じん)家を訪れ、曽宝琴(そほうきん)に如 意との結婚を申し出ます。書 硯は驚きを隠せませんが、翁晋(おうしん)の母親は猛反対します。曽宝琴(そほうきん)は如意(にょい)を庇いますが、翁晋は母親に連れ戻されてしまいます。

しかし、翁晋は諦めきれず、夜に任(じん)家の塀を乗り越えて如意(にょい)に会いに行きます。如 意は翁晋の熱意に心を打たれ、結婚を承諾します。翁晋は母親を説得し、最終的には結婚が認められます。

如意(にょい)と曽宝琴(そほうきん)の友情

曽宝琴(そほうきん)は、如 意の結婚を喜びます。かつて如意(にょい)は、牢獄(ろうごく)に入れられていた曽宝琴(そほうきん)に饅頭を差し入れてくれた恩があります。曽宝琴(そほうきん)は、如意(にょい)を妹のように可愛がり、長年一緒に過ごしてきました。

曽宝琴(そほうきん)は如意に、書 硯と翁晋のどちらが好きだったのか尋ねます。如意は、書 硯はいつも自分から歩み寄ってくれるのを待っているのに対し、翁晋は自分の気持ちに積極的に応えてくれたと答え、翁晋が本当に自分を愛してくれていると感じたと語ります。

こうして、如意は翁晋と結婚し、新しい人生を歩み始めます。

第33話の感想

第33話は、曹幺娘と翁晋、如 意のそれぞれの恋模様が描かれた回でした。

曹幺娘は行院で苦しんでおり、沈翠喜は彼女を救い出したいと強く願っています。しかし、法律や世間の偏見という壁が立ちはだかり、簡単にはいかないでしょう。沈翠喜がどのようにして曹幺娘を救うのか、今後の展開が気になります。

翁晋と如 意の恋は、一波三折ありましたが、最終的には結ばれることになりました。翁晋の母親の反対や、書 硯の気持ちなど、様々な困難を乗り越えての結婚は、とても感動的でした。

曽宝琴(そほうきん)は、如意の結婚を心から祝福しています。かつて如意は、牢獄(ろうごく)に入れられていた曽宝琴(そほうきん)に饅頭を差し入れてくれた恩があります。曽宝琴(そほうきん)は、如意を妹のように可愛がり、長年一緒に過ごしてきました。そんな曽宝琴(そほうきん)の優しさに、心が温まりました。

つづく