鶴唳華亭<かくれいかてい>〜Legend of Love〜 第11話 あらすじ/ネタバレ

陸文昔(りくぶんせき)と蕭定權(しょうていけん)の恋の行方

陸文昔(りくぶんせき)は蕭定棠(しょうていとう)の手下に監視され、兄の陸文普(りくぶんふ)は蕭定權(しょうていけん)に助けを求めに奔走します。顧逢恩(こほうおん)が陸文昔(りくぶんせき)の監視を引き受け、皇帝に勅命を取り下げるよう説得しますが、皇帝は陸文昔(りくぶんせき)を蕭定權(しょうていけん)に嫁がせることも蕭定棠(しょうていとう)に嫁がせることも拒否します。そこに蕭定權(しょうていけん)が現れ、陸文昔(りくぶんせき)のために来たと跪いて懇願します。皇帝は蘆世瑜(ろせいゆ)の奏本を蕭定權(しょうていけん)に投げつけ、陸文昔(りくぶんせき)を太子妃に推挙する内容を「不適切」と却下したことを示します。

蕭定權(しょうていけん)は父の意図が理解できず、自分が愛する全てを兄に譲らなければならないのかと苦悩します。皇帝は蕭定權の願いを冷たく拒否します。蕭定權は諦めず、顧逢恩(こほうおん)に斉王妃(せいおうひ)にこのことを伝えるよう指示します。斉王妃(せいおうひ)は何も知らされておらず、夫を奪おうとする者がいると聞いて激怒します。顧逢恩(こほうおん)の唆しもあり、斉王妃(せいおうひ)は礼部へ怒鳴り込み、妃の任命状の発行を阻止します。顧逢恩(こほうおん)は斉王妃(せいおうひ)が去った後、侍衛に蕭定棠(しょうていとう)に報告するよう指示し、蕭定權は陸家の人々と会う機会を得ます。

礼部尚書の何道然(かどうぜん)が任命状に印鑑を押そうとした瞬間、斉王妃(せいおうひ)が乱入して任命状を破り捨て、印鑑を投げ捨てようとします。何道然(かどうぜん)と礼部侍郎の張公宣(ちょうこうせん)は斉王妃(せいおうひ)の怒りを恐れて止めようとしますが、斉王妃は聞く耳を持ちません。そこに蕭定棠(しょうていとう)が現れ、斉王妃は泣きながら蕭定棠(しょうていとう)を責めます。蕭定棠(しょうていとう)は陸文昔(りくぶんせき)を側室に迎えることを諦めず、斉王妃に陸文昔(りくぶんせき)との結婚を仲介したのは父の李柏舟(りはくしゅう)であることを告白します。斉王妃は驚き、泣き崩れて公正な裁きを要求します。

李柏舟(りはくしゅう)は娘の行動に頭を抱え、蕭定棠が陸文昔(りくぶんせき)を側室にすることは不可能だと悟ります。趙(ちょう)貴妃貴妃は事態を収拾するため、皇帝に勅命の取り下げを懇願します。蕭定權は問題が解決し、陸英(りくえい)に会いに行きます。蕭定權は太子妃ではなく、心から愛する女性を妻にしたいと本音を打ち明けます。陸英(りくえい)は蕭定權の誠意を理解しますが、娘の幸せを考え、故人の息子との縁談を進めていました。蕭定權は落胆しますが、諦めません。陸文昔(りくぶんせき)の顔を見たことがないにもかかわらず、彼女が自分の運命の人だと信じています。陸文昔(りくぶんせき)は屏風の後ろで蕭定權の言葉を聞いて、涙を流します。

翌日、陸文昔(りくぶんせき)は一人でお寺に参拝に行きます。彼女は父の言葉を思い出し、自分が太子に嫁ぐことで政局が混乱することを懸念します。陸文昔は「相濡以沫は佳事、相忘于江湖は幸事」という父の言葉を思い、苦悩します。

第11話の感想

第11話は、陸文昔と蕭定權の恋の行方が大きく動き、ハラハラドキドキの展開が続きました。蕭定權は陸文昔への想いを皇帝に直訴しますが、拒否されてしまいます。しかし、諦めない蕭定權は顧逢恩(こほうおん)の助けを借りて、斉王妃に陸文昔との結婚を阻止してもらうことに成功します。

一方、陸文昔は蕭定權の気持ちを知りながらも、故人の息子との縁談を受け入れようとしています。蕭定權は陸文昔に会ったことがありませんが、彼女を運命の人だと信じています。陸文昔もまた、蕭定權への想いを胸に秘めています。

第11話のラストシーンでは、陸文昔が一人でお寺に参拝に行きます。彼女は父の言葉を思い出し、自分が太子に嫁ぐことで政局が混乱することを懸念します。陸文昔は「相濡以沫は佳事、相忘于江湖は幸事」という父の言葉を思い、苦悩します。

つづく