上陽賦~運命の王妃~ 第3話 あらすじ/ネタバレ

子澹(したん)と謝(しゃ)貴妃(しゃきひ)の会話

子澹(したん)は宮中を訪れ、生母である謝(しゃ)貴妃(しゃきひ)と対面する。謝(しゃ)貴妃(しゃきひ)は子澹(したん)の安否を気遣いながらも、皇后が子澹(したん)を暗殺しようとしたのではないかと疑っていることを打ち明ける。子澹(したん)は母の心配をよそに、皇后を庇うような発言をする。

晋敏長公主(ちょうこうしゅ)の登場

その場に晋敏長公主(ちょうこうしゅ)が現れ、子澹(したん)は謝(しゃ)貴妃(しゃきひ)に挨拶をして長公主(ちょうこうしゅ)のもとへ向かう。謝(しゃ)貴妃(しゃきひ)は長公主を内室に招き入れ、子澹と王儇(おうけん)の婚約に対する不安を吐露する。長公主は婚約を成立させるために皇帝に謁見することを決意し、謝(しゃ)貴妃(しゃきひ)も同行する。

皇帝と長公主の会話

皇帝は長公主と謝(しゃ)貴妃の願いを聞き入れ、子澹と王儇(おうけん)の婚約を承諾する。しかし、長公主を側に残して本音を語り始める。長公主が王藺(おうりん)と結婚したのは太皇太后の意向であり、皇帝は長公主に申し訳ない気持ちを抱いていることを明かす。また、王(おう)氏一族の権勢を警戒していることも示唆する。

王儇(おうけん)と謝宛如(しゃえんじょ)の会話

王儇は婚約を喜び、謝宛如(しゃえんじょ)を自分の結婚式に招待する。しかし、謝宛如(しゃえんじょ)は蕭綦(きょうき)との婚約が決まっていることを明かし、落胆する。王儇は慰めるが、謝宛如(しゃえんじょ)の気持ちは晴れやかではない。

城門での蕭綦(きょうき)との対面

謝宛如(しゃえんじょ)と王儇は、蕭綦(きょうき)が入京する日に城門で彼を見ることを計画する。王儇は兄の王夙(おうしゅく)に協力を依頼し、王夙(おうしゅく)は父である王藺(おうりん)に相談する。王藺(おうりん)は王儇の気持ちを見抜きながらも、蕭綦(しょうき)の姿を見ることを許可する。

長公主から王儇への贈り物

長公主は謝(しゃ)貴妃から贈られた玉镯を王儇に渡す。王儇は喜び、母娘の絆を深める。しかし、王藺(おうりん)は玉镯を見て複雑な表情を浮かべる。

顧庸の死

顧庸は異民族の調査中に暗殺され、遺体は城楼から投げ落とされる。皇帝は激怒し、王藺(おうりん)と謝淵(しゃえん)に犯人探しを命じる。王藺(おうりん)は事件の真相を独自に追うことを決意する。

蕭綦(しょうき)の封王宴の延期

顧庸の死により、蕭綦(しょうき)の封王宴は延期される。蕭綦は事件の背後に何かあると感じ、部下に軍の安定化を指示する。謝宛如(しゃえんじょ)は父に蕭綦との結婚を拒否するが、拒否される。

王儇の拉致

王儇は封王宴に向かう途中、皇太后の侍女に宮中に誘い込まれる。王儇は何も疑わずに皇太后のもとへ向かうが、その間に皇帝は蕭綦を豫章(よしょう)王(よしょうおう)に封じる。王儇は宮中に閉じ込められ、外界の出来事を知る由もない。

第3話の感想

第3話は、子澹と王儇の婚約が成立する一方で、顧庸の死や蕭綦の封王宴の延期など、様々な事件が巻き起こる。子澹と王儇は、お互いに惹かれ合いながらも、それぞれの立場で苦悩する姿が描かれており、今後の展開が気になるところだ。

また、顧庸の死は、物語に大きな影響を与えそうだ。王藺(おうりん)と謝淵(しゃえん)が事件の真相を追求する中で、新たな真実が明らかになる可能性がある。

一方、王儇は皇太后に拉致され、身動きが取れない状況に陥っている。蕭綦は王儇を救出するためにどのような行動を取るのか、注目したい。

つづく