上陽賦~運命の王妃~ 第32話 あらすじ/ネタバレ
王藺(おうりん)の処刑と蕭綦(きょうき)の決断
王藺(おうりん)は謀反の罪で処刑されることになり、王儇(おうけん)は悲しみに暮れる。王藺(おうりん)に会いに詔獄を訪れた王儇(おうけん)は、壁に詩を書く父の姿を見て複雑な思いに駆られる。王夙(おうしゅく)は太后に助命を嘆願するが、太后は拒否する。
蕭綦(きょうき)は王藺(おうりん)を救うため、皇帝から密旨を手に入れ、処刑の直前に王藺(おうりん)に渡す。王藺(おうりん)は蕭綦(きょうき)の好意に感謝するが、王儇(おうけん)には会わずに都を去る。王儇は必死に追いかけるが、王藺は振り返ることなく旅立つ。
王藺の逃亡と刺客の襲撃
王藺の逃亡を知った太后は、北境付近で王藺を暗殺するよう命じる。深夜、王藺の部屋に刺客が侵入するが、王藺は辛くも難を逃れる。
王儇の体調と流言蜚語
王儇は体調を崩し、慈安寺で静養することになる。蕭綦(しょうき)は流言蜚語を聞きつけ、王儇のもとへ駆けつける。王儇は子供を産むことが難しい体であることが判明し、蕭綦(しょうき)は心を痛める。
子隆(しろう)の苦悩と謝宛如(しゃえんじょ)の策略
子隆(しろう)は政務に苦悩し、謝宛如(しゃえんじょ)は謝家の人物を户部に推薦する。太后は王氏の勢力を弱めるため、王氏の娘を子隆(しろう)に嫁がせようと画策する。
子澹(したん)の決意
子澹(したん)は太子(たいし)の座を退き、皇陵で過ごすことを決意する。謝宛如(しゃえんじょ)は子澹(したん)の決意を支持し、二人の絆は深まる。
上陽賦 第32話 感想
第32話は王藺の処刑と王儇の苦悩が描かれた、非常に重い回でした。王藺が謀反の罪で処刑されることになり、王儇は悲しみに暮れます。王藺は王儇にとって大切な父親であり、その死を目の当たりにすることは耐え難い苦しみだったでしょう。
また、王藺を救おうとする蕭綦(しょうき)の行動も印象的でした。蕭綦は王藺を救うために皇帝から密旨を手に入れますが、王藺は蕭綦の好意を拒否し、王儇にも会わずに都を去ります。蕭綦の決断が王藺のプライドを傷つけたのかもしれません。
王儇は王藺の死を乗り越え、体調を崩しながらも慈安寺で静養します。しかし、王儇は子供を産むことが難しい体であることがわかり、蕭綦は心を痛めます。
一方、子隆は政務に苦悩し、謝宛如(しゃえんじょ)は謝家の人物を户部に推薦します。太后は王氏の勢力を弱めるため、王氏の娘を子隆に嫁がせようと画策します。
子澹(したん)は太子(たいし)の座を退き、皇陵で過ごすことを決意します。謝宛如(しゃえんじょ)は子澹(したん)の決意を支持し、二人の絆は深まります。
つづく