星漢燦爛<せいかんさんらん>第22話 あらすじ/ネタバレ
静かな山奥で、程少宮(チェン・シャオゴン)は程少商の未来の縁を占っていました。しかし、迷子の班小侯(バン・シャオホウ)爺が現れたことで、卦象は桃花劫に変わり、程少宮(チェン・シャオゴン)は困惑します。親友のような班小侯(バン・シャオホウ)爺を前に、程少宮(チェン・シャオゴン)は占いを中断し、彼を人々の元へ連れ戻します。
一方、王妗(ワン・ジン)と楼漓(ロウ・リ)は程少商に嫌がらせをし、萬萋萋(ワン・チーチー)は程少商を庇って王妗(ワン・ジン)と口論になり、騎射の勝負に発展します。萬萋萋(ワン・チーチー)が去った後、袁慎(ユエン・シェン)は程少商に皮肉を言い、長門賦が効果がなかったことを指摘します。程少商は意に介せず、袁慎(ユエン・シェン)をやり込め、女たちの注目を利用してその場を去ります。
班小侯(バン・シャオホウ)爺は程少宮に導かれて狩猟場に戻り、程姎(チェン・ヤン)の姿に心を奪われます。
程少商は馬を駆り、山顶にある古びた塔を発見します。塔に登ると、素晴らしい景色が広がり、失恋の悲しみも忘れ、世の中にはまだ多くの美しさがあると気づきます。塔の中で謀反の計画を耳にした程少商は、慌てて逃げ出す際に玉佩を落としてしまいます。
そこに凌不疑(しのぶぎ)が現れ、程少商を塔から救い出します。旧傷の痛みを堪えながら、程少商に秘密を守るよう忠告し、玉佩を預かります。
萬萋萋(ワン・チーチー)は騎射の勝負で王妗(ワン・ジン)に勝利しますが、王妗の策略で落馬し、山林に逃げ込みます。程頌(チョン・ソン)は萬萋萋を助けようとしますが、足を怪我してしまいます。この出来事で、二人は特別な感情を抱きます。
狩猟宴会では、貴族の放縦さと女性たちの噂話が飛び交います。文帝(ぶんてい)は激怒しますが、凌不疑(しのぶぎ)が程少商を救ったことを知り、態度を改め、罰を免除します。凌不疑(しのぶぎ)は程少商と事前に相談し、文帝(ぶんてい)の質問に答えます。文帝(ぶんてい)は程少商の礼儀のなさを感じながらも、凌不疑との特別な関係を喜びつつも、懸念を抱きます。
宴の後、程少商は心が落ち着かず、学業がおろそかになります。袁慎(ユエン・シェン)は結婚を逃避手段にするなと忠告し、程少商は怒りをあらわにします。程始(チョン・シー)と蕭元漪(シャオ・ユェンイー)は、文帝が二人を結びつけようとしていることに気づきますが、身分と礼儀の関係で直接介入することはできません。最終的に、程始(チョン・シー)は家族を代表して凌不疑に感謝の意を伝え、二人の関係を見守ることにします。
第22話の感想
第22話は、程少商の成長と周囲の人々との関係の変化が描かれた重要なエピソードでした。
まず、程少商は桃花劫に見舞われ、班 (バン)小侯爺との出会いや王妗との争いを通して、自分の感情や周囲の人々の思惑に翻弄されます。しかし、山顶の塔で美しい景色を目にしたことで、失恋の悲しみを乗り越え、世の中にはまだ多くの美しさがあると気づきます。この経験は、程少商をより強く、自立した女性へと成長させるでしょう。
また、このエピソードでは、程少商と凌不疑の関係にも進展が見られました。凌不疑は程少商を塔から救い出し、玉佩を預かることで、彼女への愛情を表現します。一方、程少商も凌不疑に感謝し、彼の優しさに惹かれていきます。二人の関係は、今後どのように発展していくのか楽しみです。
さらに、このエピソードでは、程少商と袁慎の関係にも変化が見られました。袁慎は程少商に忠告し、結婚を逃避手段にするなと指摘します。程少商は怒りをあらわしますが、袁慎の言葉は彼女の心に響いたはずです。二人の関係は、今後どのように変化していくのか注目です。
つづく