星漢燦爛<せいかんさんらん>第7話 あらすじ/ネタバレ

程家のお引っ越し

今日は程家の新しいお屋敷のお披露目。お屋敷は華やかに飾り付けられ、多くの友人や同僚が祝いに訪れます。中には万松柏(ワン・ソンボー)夫妻のように、蕭元漪(シャオ・ユェンイー)の厳格な性格を知り、程少商に「困ったことがあればいつでも頼って」というメッセージを込めた貴重な短刀を贈る人も。この心温まるプレゼントに、少商は万家への好感度をさらに高めます。

賑やかな宴

宴は賓客で賑わい、女性たちは内室で談笑し、男性たちは外で交流します。程老夫人は金ピカの豪華な衣装で登場し、まるで歩く赤い提灯のように人目を引きます。程少商と程姎(チェン・ヤン)は従順に横に座っていますが、騒々しい中でも静かな風景のように、他の賓客には目立ちません。

王姈(ワン・リン)の挑発

そんな中、楼垚(ロウ・ヤオ)の妹?楼缡と車騎将軍の娘?王姈(ワン・リン)が遅れて登場します。王姈(ワン・リン)は自分の家柄を鼻にかけて、程老夫人や程少商を見下し、冷やかしを連発します。負けず嫌いの程少商は反論しますが、程姎(チェン・ヤン)が穏便に仲裁し、緊張を和らげます。

袁慎(ユエン・シェン)の登場

その時、「膠東袁氏」の名が呼ばれ、袁慎(ユエン・シェン)が颯爽と登場します。彼は招待されていませんでしたが、程少商に特別な関心を示します。少商は先ほどの嫌な気分を引きずり、席を立とうとしますが、袁慎(ユエン・シェン)が追いかけてきて、以前の繡球の縁のことを持ち出し、三叔母への想いを伝えてほしいと頼みます。袁慎(ユエン・シェン)の回りくどい言い方にうんざりした少商は、本音を言うように要求します。最終的に、故人が桑舜華を気にかけていることを知り、伝言を引き受けます。

裕昌郡主(ユチャングンシュ)の誕生日

裕昌郡主(ユチャングンシュ)の誕生日パーティに、程少商と程姎(チェン・ヤン)は招待されます。凌不疑(しのぶぎ)は偶然程家の馬車を見かけ、心がざわつきます。ちょうど凌益(リン·イー)の後妻?淳于氏(じゅんうし)が招待状を差し出し、一緒に参加するよう誘います。凌不疑(しのぶぎ)は返事を保留しますが、梁邱飛(リャン・チウフェイ)が勝手に招待状を受け取ってしまい、罰を受けます。程姎(チェン・ヤン)と少商はプレゼントの準備中に袁慎(ユエン・シェン)と遭遇します。少商は伝言をこれ以上したくないと思っていましたが、袁慎の巧みな説得に折れ、2人はこれで清算することに合意します。

袁慎の結婚

袁慎は結婚に対して慎重で、両親の轍を踏むまいと、楊司空の縁談をやんわりと断ります。夜遅くに、程少商は袁慎の意思を三叔父?程止と三叔母?桑舜華に伝えます。2人は話し合った結果、桑舜華は親筆の手紙を書き、少商に旧友の皇甫儀(ホワンフー・イー)に渡すように頼みます。これで過去の縁を断ち切ろうというのです。

凌不疑(しのぶぎ)の疑惑

一方、凌不疑(しのぶぎ)は肖(シャオ)世子を密かに調査し、彼の経済状況が異常であることに気づきます。軍需品を売却して贅沢をしているのではないかと疑います。肖(シャオ)世子は貧乏に甘んじず、危険な賭けに出るだろうと予測します。また、肖(シャオ)世子と何昭君(カ・ショウクン)の親密な関係から、何将軍の人柄にも疑問を抱きます。

裕昌郡主(ユチャングンシュ)の宴

裕昌郡主(ユチャングンシュ)の誕生日パーティには、程家の女性陣と多くの名門の娘たちが集まります。万松柏(ワン・ソンボー)の娘?萬萋萋(ワン・チーチー)は、豪快な性格で人気者です。彼女は自分の家柄を鼻にかけず、程少商姉妹を気遣い、髪飾りをプレゼントします。まさに将門の娘らしい振る舞いを見せます。しかし、裕昌郡主(ユチャングンシュ)は過去の恨みから程少商に不信感を抱いており、潜在的な衝突が静かに醸成されていきます。

第55話の感想

第55話は、程少商と凌不疑(しのぶぎ)の恋が大きく進展する重要な回でした。

程少商の成長

この回では、程少商の成長が顕著に描かれていました。彼女は、これまで凌不疑の愛情に気づかず、自分の気持ちにも正直になれないでいました。しかし、この回で彼女は、凌不疑の自分に対する深い愛情に気づき、自分の気持ちにも向き合うようになります。そして、ついに凌不疑に自分の気持ちを伝え、2人は結ばれます。

凌不疑の決意

凌不疑は、程少商への愛を貫くために、皇帝の命令に背いてでも彼女と結婚することを決意します。これは、彼の強い意志と、程少商への深い愛情を示すものでした。

2人の未来

2人は結ばれたものの、まだ多くの困難が待ち受けていることは明らかです。しかし、2人の強い絆は、どんな困難も乗り越えていけることを予感させます。

つづく