星漢燦爛<せいかんさんらん> 第6話 あらすじ/ネタバレ

程府で起こった騒動

程府の一角で、書案をめぐる騒動が勃発しました。菖蒲(チャン・プー)は本来蓮房(れんぼう)の物である書案を強引に奪い、口論が激化します。傅(フー)母は蕭元漪(シャオ・ユェンイー)にこの騒動を報告し、蓮房(れんぼう)を陥れようとします。さらに菖蒲(チャン・プー)が突然「気を失う」ことで事態はさらに複雑になります。

程少商の疑惑

程少商は騒動を目撃し、蓮房(れんぼう)の行方がわからず不安に駆られます。青苁(セイソウ)から九騧堂に呼び出されたことを知ると、程少商、程頌(チョン・ソン)、程少宮(チェン・シャオゴン)は事態の悪化を予感します。傅(フー)母や他の人の言葉は、程少商が程姎(チェン・ヤン)から書案を奪ったように聞こえますが、実際はそうではありません。

蕭元漪(シャオ・ユェンイー)の尋問

蕭元漪(シャオ・ユェンイー)は程少宮(チェン・シャオゴン)に厳しく尋問します。程少宮(チェン・シャオゴン)は書案は自分が妹に贈ったものであり、証拠として書案に刻まれた四方の麒麟の首を挙げます。傅(フー)母は蓮房(れんぼう)がわざと自慢していると言い、矛盾を激化させようとします。程頌(チョン・ソン)は菖蒲(チャン・プー)を呼び出して真相を明らかにしようと主張します。

菖蒲(チャン・プー)の嘘が暴かれる

蕭元漪(シャオ・ユェンイー)の視線を受けた青苁(セイソウ)は、菖蒲(チャン・プー)の偽の気を失いを暴きます。菖蒲は仕方なく真実を認め、侍女の茱苡も証言します。しかし、蕭元漪(シャオ・ユェンイー)は程姎(チェン・ヤン)を庇うように、両方の侍女を罰し、程姎(チェン・ヤン)をなだめて事態を収拾しようとします。

程少商の反論

程少商は傅(フー)母と菖蒲の嘘を見抜き、皮肉を込めて真実を明らかにします。彼女は二房の責任転嫁を皮肉り、家族内の不公平を糾弾します。蕭元漪は事態を収拾しようとしますが、傅(フー)母の執拗な態度に少商は反発します。

桑舜華の介入

少商の反抗に蕭元漪は激怒しますが、すぐに後悔します。程少商は自分の立場が苦しいことを理解し、この機会を逃せば二度と立ち直れないと悟ります。彼女は傅(フー)母に反論し、蕭元漪の偏見を指摘し、母親としての公平性を疑います。兄弟たちは少商をかばい、桑舜華は体調不良を理由に蕭元漪をその場から連れ出し、事態の悪化を防ぎます。

桑舜華の調停

桑舜華は蕭元漪の対応に偏りがあったことを理解し、個人的に解決しようと提案します。程少商は三叔母の介入を受け入れ、今後の上元節に期待します。

上元節の夜

上元節の夜、程家は全員で外出します。少商は桑舜華から贈られた華やかな服を着て、美しく輝いています。上元節の街は賑やかで、たくさんの謎掛けが飾られています。少商は謎掛けに興味はありませんでしたが、袁慎(ユエン・シェン)の謎掛けで才能を発揮します。楼垚(ロウ・ヤオ)と袁慎(ユエン・シェン)は少商に恋心を抱きますが、少商は他のことに気を取られていて、二人の気持ちに気づきません。

裕昌郡主(ユチャングンシュ)の落水と田家の火事

裕昌郡主(ユチャングンシュ)がわざと水に落ち、田家の酒楼が突然火事になります。楽しい雰囲気は一転して緊張に包まれます。少商は凌不疑(しのぶぎ)に助けられ、二人は微妙な感情を抱きます。

成長の予感

火事によって幕を閉じた上元節でしたが、程少商の困難に立ち向かう勇気と不公平に対する抗議は印象に残ります。上元節の経験は、彼女の今後の成長に大きな影響を与えるでしょう。

第6話の感想

第6話は、程少商の成長と家族内の葛藤が描かれた重要なエピソードでした。程少商は、蓮房(れんぼう)と菖蒲の騒動に巻き込まれ、家族の不公平な扱いを受けながらも、勇敢に真実を明らかにし、自分の考えを主張します。

特に印象に残ったのは、程少商が蕭元漪に反論するシーンです。彼女は、蕭元漪の偏見と二房の責任転嫁を鋭く指摘し、家族内の不公平に抗議します。このシーンは、程少商の成長と自立心を示しており、今後の展開が楽しみになりました。

また、上元節の夜のシーンも印象的でした。華やかな衣装に身を包んだ程少商は、袁慎(ユエン・シェン)や楼垚(ロウ・ヤオ)の想いに気づかず、他のことに気を取られています。裕昌郡主(ユチャングンシュ)の落水と田家の火事という事件が起き、程少商は凌不疑(しのぶぎ)に助けられます。このシーンは、程少商の今後の恋愛関係や運命を暗示しているように感じられました。

つづく