唐朝詭事録 第22話 あらすじ/ネタバレ
蘇無名(そむめい)は寧湖司馬に任命され、盧凌風(ろりょうふう)も任務を終えて南州に戻ってきた。
巡按南州していた監察御史が公主の人間であったため、盧凌風(ろりょうふう)は追及しないことにした。
費鶏師(ひけいし)は橘県で弟子に頭痛症の薬を伝え、南州に戻ってきた。
盧凌風(ろりょうふう)は友人たちと大宴会を開き、酒に酔った刺史、長吏、冷籍(れいせき)などは帰宅した。蘇無名(そむめい)は盧凌風(ろりょうふう)に寧湖で自分の私人参軍になることを誘うが、盧凌風(ろりょうふう)は江湖の自由を望み断る。
裴喜君(きくん)は盧凌風(ろりょうふう)に付き従う決意を伝え、蘇無名(そむめい)は二人の幸せを祝福する。
翌日、裴喜君(きくん)は旅支度をするが、盧凌風(ろりょうふう)は姿を消していた。蘇無名(そむめい)は盧凌風(ろりょうふう)の優しさを理解し、喜君(きくん)を長安に送り返すつもりだった。
喜君(きくん)は蘇無名(そむめい)と共に寧湖に向かう途中、大雨に遭遇し、廟に避難する。
そこで、商会の陸詠(りくえい)が神像を燃やそうとするのを目撃し、沈冲(しんちゅう)が阻止する。沈冲(しんちゅう)は蘇無名(そむめい)たちをダ神(だしん)と勘違いして逃走する。
蘇無名(そむめい)は助け出した娘に感謝されず、喜君(きくん)と共に雨の中を進み、街に入る。
沈冲(しんちゅう)がダ神(だしん)を連れて巡回している場面に遭遇し、跪かなかったためダ神(だしん)への不敬とみなされる。顧長吏と曾参軍(そうさんぐん)が現れて事なきを得る。
顧長吏は蘇無名(そむめい)を刺史に紹介するが、刺史はすでに殺害されていた。
賀犀(がさい)は刺史の娘である桜桃(おうとう)に事件解決を誓う。
費鶏師(ひけいし)は、寧湖ではダ神(だしん)酒が神専用であることを伝える。
蘇無名(そむめい)は費鶏師(ひけいし)と共に邀月楼で酒を手に入れようとするが、寧湖司馬の身分でも購入できない。
ダ神(だしん)社は保護費を徴収しており、林家客栈の掌柜は支払いを滞納して捕まりそうになる。
蘇無名(そむめい)の介入で事なきを得るが、掌柜は寧湖では商売をする者は神社のメンバーとなり、毎月社钱と香火钱を支払う必要があると説明する。
掌柜は、寧湖はかつて大洪水に見舞われたが、鼍に救われたため、鼍を神として祀っていることを明かす。
また、3年前に島を訪れた際に数丈の大きさのダ神(だしん)を見たこと、上巳節以外に島に渡ると万鼍之泽に落とされること、掌柜の甥がそこで亡くなったことを語る。
商会の陸詠(りくえい)は顧長吏にダ神(だしん)社の罪状を訴え、住民のために裁きを求める。
第22話の感想
第22話は、蘇無名(そむめい)と盧凌風(ろりょうふう)の別れ、裴喜君(きくん)の決意、そして寧湖での新たな事件と、見どころ満載の回でした。
蘇無名(そむめい)と盧凌風(ろりょうふう)が別れるシーンは、二人の友情の深さと、それぞれの道を歩む決意が伝わってきて、とても感動的でした。裴喜君(きくん)の盧凌風(ろりょうふう)への一途な想いは、見ていて胸が熱くなりました。
一方、寧湖では、謎のダ神(だしん)信仰と、それにまつわる事件が勃発しました。蘇無名(そむめい)と費鶏師(ひけいし)が真相を解き明かしていく展開が楽しみです。
つづく