風起洛陽～神都に翔ける蒼き炎～ 第22話 あらすじ/ネタバレ
掌秋使(ひらきみおくり)と掌春使(しょうしゅんし)
掌秋使(ひらきみおくり)は春秋宮に戻り、掌春使(しょうしゅんし)に高秉燭(こうへいしょく)を排除するよう進言する。掌春使(しょうしゅんし)は春秋道(しゅんじゅうどう)の大業を優先し、掌秋使(ひらきみおくり)に神都に運ばれた貨物の受け取りを命じる。
宮嫣(きゅうえん)の復讐
春秋道(しゅんじゅうどう)の道徒である宮嫣(きゅうえん)は、師姐である十六夜(いざよい)の死を聞き、掌秋使(しょうしゅうし)と掌春使(しょうしゅんし)に復讐を誓う。掌秋使(しょうしゅうし)は宮嫣(きゅうえん)に十六夜(いざよい)の後任を命じ、貨物を運送してきた人物を処理するよう命じる。
武思月(ぶしげつ)と百里弘毅(ひゃくりこうき)の捜査
武思月(ぶしげつ)と百里弘毅(ひゃくりこうき)は、康金(こうきん)と康瞻彼(こうせんひ)の身元を調べるうちに、彼らが通関文牒を持たずに神都に入城したことを知る。さらに、康瞻彼(こうせんひ)が殺害されたこと、康金(こうきん)が行方不明になっていることも判明する。
柳沣(りゅうほう)の帰還
西域から神都に戻った柳沣(りゅうほう)は、百里弘毅(ひゃくりこうき)と再会する。柳沣(りゅうほう)は、かつて百里弘毅(ひゃくりこうき)と共に観賞した獅子を思い出し、自由を求めて西域に旅立ったことを語る。
高秉燭(こうへいしょく)の決意
高秉燭(こうへいしょく)は、春秋道(しゅんじゅうどう)の撲滅を決意し、聯昉(れんほう)の資料を調べ始める。李訳忱(りやくしん)は、高秉燭(こうへいしょく)に聯昉(れんほう)の密文を渡し、春秋道の追跡を許可する。
柳沣と柳然(りゅうぜん)の再会
柳沣は、百里府を訪れ、柳然(りゅうぜん)と再会する。柳然(りゅうぜん)は、百里弘毅(ひゃくりこうき)のために料理を作っていることを明かし、幸せに暮らしていることを伝える。しかし、柳沣は柳然(りゅうぜん)を連れ戻そうとする。
武思月(ぶしげつ)と裴諫(はいかん)の捜査
武思月(ぶしげつ)は、康瞻彼(こうせんひ)が殺害された天香楼を訪れるが、すでに閉店している。裴諫(はいかん)が現れ、天香楼の店主一家が火事で亡くなったことを伝える。
白浪(はくらん)の調査
百里弘毅(ひゃくりこうき)は、白浪(はくらん)に康金(こうきん)と康瞻彼の身元を調査するよう依頼する。白浪(はくらん)は、康金と康瞻彼が商隊と一緒に神都に来たことを突き止める。
柳沣の怒り
柳沣は、百里弘毅が柳襄(りゅうじょう )を殺害したことを知り、怒りを爆発させる。柳然(りゅうぜん)は、柳沣をなだめようとするが、柳沣は聞く耳を持たない。
李済(りせい)の死
武思月(ぶしげつ)は、李済(りせい)が河南府で死亡したことを知る。武思月(ぶしげつ)は、李済(りせい)が殺害されたのではないかと疑う。
康金の行方
柳沣は、西域で出会った康金のことを百里弘毅に語る。康金は、月牙泉で嵐を避けた際に柳沣と出会っていた。
武思月は、李済が殺害されたのは、康金と康瞻彼に関する情報を握っていたからではないかと推測する。
第22話の感想
まず、春秋道の存在が明らかになり、その恐ろしさが浮き彫りになった。掌秋使(しょうしゅうし)と掌春使(しょうしゅんし)は、高秉燭(こうへいしょく)を排除しようとしており、春秋道の勢力の強さが伺える。また、宮嫣の復讐心も強く、今後の展開が気になるところだ。
武思月と百里弘毅は、康金と康瞻彼の死の真相に迫りつつある。しかし、李済の死によって手がかりを失ってしまった。今後、どのように真相を突き止めていくのか注目したい。
柳沣の帰還は、物語に新たな展開をもたらした。柳沣は、西域で自由を手に入れ、たくましくなった。しかし、柳然(りゅうぜん)との再会は複雑なものだった。柳沣は、柳然を百里府から連れ戻そうとするが、柳然は百里弘毅のために料理を作っていることを明かし、幸せに暮らしていることを伝える。柳沣は、柳然の幸せを願っているが、百里弘毅への怒りを抑えることができない。
つづく
