風起洛陽~神都に翔ける蒼き炎~ 第9話 あらすじ/ネタバレ

柳襄(りゅうじょう )は西域風味が効いた棗酥を百里弘毅(ひゃくりこうき)に勧めるが、百里弘毅(ひゃくりこうき)は美味しくないと断言。武思月(ぶしげつ)も百里弘毅(ひゃくりこうき)に賛同し、二人は棗酥を巡って言い争う。その間に高秉燭(こうへいしょく)は柳府の帳房に潜入し、帳簿を探す。

一方、柳襄(りゅうじょう )は百里弘毅(ひゃくりこうき)と武思月(ぶしげつ)の様子から、誰かが帳簿を探しているのではないかと疑い、屋敷を封鎖する。高秉燭(こうへいしょく)は密室を発見し、帳簿を手に入れるが、柳襄(りゅうじょう )に見つかり、帳簿は奪われてしまう。

高秉燭(こうへいしょく)は帳簿を百里弘毅(ひゃくりこうき)と武思月(ぶしげつ)に渡し、密語で書かれた謎を解くために联昉の助けを借りることに。公子楚(こうしそ)は联昉の内奸を探るため、韓冬青(かんとうせい)に協力を求めるが、韓冬青(かんとうせい)は高秉燭(こうへいしょく)の仇恨を心配する。

武思月(ぶしげつ)は密信で高秉燭(こうへいしょく)を法善寺に呼び出し、百里弘毅(ひゃくりこうき)と共に联昉の秘密の連絡場所を発見する。韓冬青(かんとうせい)は高秉燭(こうへいしょく)を疑い、五年前の事件を持ち出すが、高秉燭は功名利禄に興味がないと答える。

韓冬青は帳簿を受け取り、解読を約束するが、何者かに襲われ、重傷を負う。韓冬青は「崔記」と書かれた木札を武思月(ぶしげつ)と百里弘毅に託し、息絶える。

柳襄(りゅうじょう)は春秋道(しゅんじゅうどう)長に韓冬青の死を報告し、联昉を攻撃するよう進言するが、道長は慎重な対応を促す。百里弘毅は高秉燭が韓冬青から重要な手がかりを得たと推測し、申非(しんひ)に高秉燭の周辺を調べるよう命じる。

高秉燭は韓冬青の言葉を思い出し、「崔記」の連絡場所に向かい、公子楚(こうしそ)と会う。武思月(ぶしげつ)は内衛府に戻り、武攸決(ぶゆうけつ)に柳襄(りゅうじょう)の調査を報告し、真相を究明することを約束する。

高秉燭は联昉と手を組み、真相を究明することを提案する。公子楚(こうしそ)は高秉燭の推測に驚き、自分が東川(とうせん)王王李訳忱(りやくしん)であることを認める。高秉燭は李訳忱(りやくしん)に協力するよう説得し、李訳忱(りやくしん)は仮面を外して高秉燭と対峙する。

李訳忱は高秉燭に銅鉱の行方を捜索するよう依頼し、高秉燭は調査を開始する。武攸決(ぶゆうけつ)は李北七(りほくしち)に柳襄(りゅうじょう)の屋敷を調査させ、柳襄の不正行為を皇帝に報告する。柳襄は動揺することなく、事態を見守る。

第9話の感想

第9話は、事件が急展開を迎える重要なエピソードでした。韓冬青の死、高秉燭と李訳忱の出会い、柳襄の不正行為の暴露など、見どころ満載の内容でした。

特に、韓冬青の死は衝撃のでした。聯昉(れんほう)の内奸を探るために調査を進めていた韓冬青は、何者かに襲われ、重傷を負います。そして、高秉燭と武思月に「崔記」と書かれた木札を託し、息絶えます。

韓冬青の死は、聯昉(れんほう)の内奸がいかに危険な存在であるかを浮き彫りにしました。また、高秉燭と李訳忱の出会いは今後の展開に大きな影響を与えそうです。二人は協力して事件の真相を究明することができるのでしょうか?

さらに、柳襄の不正行為が明らかになったことで、柳襄と皇帝の関係にも変化が訪れるかもしれません。

つづく