風起隴西(ふうきろうせい)-SPY of Three Kingdoms- 第1話 あらすじ/ネタバレ

西暦234年、三国鼎立の時代。 蜀の丞相・諸葛亮(しょかつりょう)は、魏の張コウ(ちょうこう)が隴西の街亭を狙っているという情報を得て、馬謖(ばしょく)と王平に街亭の守備を命じます。しかし、情報が誤っており、張コウ(ちょうこう)は別の道から奇襲。街亭は陥落し、蜀軍は大敗を喫します。

この敗戦の責任を問われた馬謖(ばしょく)は処刑され、諸葛亮(しょかつりょう)は苦悩します。 彼は情報が魏のスパイによって操作されたと疑い、司聞曹の内部調査を命じます。

一方、魏の天水郡では、郡守の郭剛(かくごう)と主簿の陳恭(ちんきょう)が、蜀のスパイ「白帝(はくてい)」を捕らえる計画を立てています。彼らは、蜀の密偵「遊梟(ゆうきょう)」を罠にかけ、殺害します。

蜀では、諸葛亮(しょかつりょう)が北伐の失敗の責任を取って降格され、李厳(りげん)が権力を握ります。 諸葛亮(しょかつりょう)は、魏に潜入して真相を突き止めるため、荀ク(じゅんく)に密命を与えます。荀ク(じゅんく)は、妹の翟悅(たくえつ)の協力のもと、魏に潜入し、白帝(はくてい)の正体が実は陳恭(ちんきょう)であることを突き止めます。

陳恭(ちんきょう)は、魏のスパイ「燭龍(しょくりゅう)」として闇躍しており、蜀の情報を魏に流していました。 荀ク(じゅんく)は、陳恭(ちんきょう)の陰謀を暴くため、魏で活動を始めます。

第1話では、蜀と魏のスパイ戦が本格的に幕を開けます。 荀ク(じゅんく)は、魏に潜入して真相を突き止めることができるのか? 陳恭(ちんきょう)の真の目的とは? そして、蜀の運命はいかに?

第1話の感想

第1話は、三国誌のスパイ戦を題材にした壮大な物語の幕開けでした。蜀の丞相・諸葛亮(しょかつりょう)の苦悩と決断、魏のスパイとの駆け引き、そして荀ク(じゅんく)の魏への潜入など、見どころ満載の展開に引き込まれました。特に、諸葛亮(しょかつりょう)が情報操作に気づき、司聞曹の内部調査を命じるシーンは、彼の知略と洞察力の深さを改めて感じさせられました。

また、魏のスパイ「白帝(はくてい)」の正体が陳恭(ちんきょう)であることが明らかになったのも衝撃的でした。陳恭は、郭剛(かくごう)の信頼を得て蜀の情報を入手していたため、蜀にとって大きな脅威となります。荀ク(じゅんく)は、魏に潜入して陳恭の陰謀を暴くことができるのでしょうか?今後の展開が楽しみです。

つづく