風起隴西(ふうきろうせい)-SPY of Three Kingdoms- 第2話 あらすじ/ネタバレ

遊梟(ゆうきょう)の死は、陳恭(ちんきょう)と林良(りんりょう)に不安をもたらした。陳恭(ちんきょう)は蜀のスパイ、谷正(こくせい)に警告を伝え、林良(りんりょう)にはしばらく身を隠すように忠告する。荀ク(じゅんく)は蜀漢の辺境まで馬を走らせ、友人である堂秉(どうへい)と短時間会う。その後、念のため人裏離れた場所で身を隠すことにした。街亭の情報伝達は複雑なため、荀ク(じゅんく)は魏に潜入する精鋭10人を追加することにした。

諸葛亮(しょかつりょう)は荀ク(じゅんく)が危険な任務に向かったことを知り、過去の情景を思い出し、荀ク(じゅんく)の成長を嬉しく思った。楊儀(ようぎ)が李厳(りげん)の動きを報告しても、諸葛亮(しょかつりょう)は街亭事件の調査に集中していた。李厳(りげん)は白帝(はくてい)の仮乱を利用して、すぐに司聞曹を弾劾した。劉禅は直接会わなかったものの、李厳(りげん)が司聞曹を引き継ぐことを黙認した。司聞曹は南鄭に撤退し、李厳(りげん)は狐忠(こちゅう)を南下させて徹底的な調査を行わせた。

糜冲(びちゅう)は陳恭(ちんきょう)への疑いを強め、馬蹄の跡を追跡し、林良(りんりょう)の価顔絵を描いて、情報伝達の協力者を特定しようとした。その時、郭淮(かくわい)の侍衛長である金某が突然現れ、陳恭(ちんきょう)を拉緻した。陳恭(ちんきょう)は抵抗するも、再び捕らえられてしまった。金侍衛(きんじえい)は、陳恭(ちんきょう)の正体を見破ったと脅迫する。そこに荀ク(じゅんく)が現れ、これは陳恭を試すための策略だったと明かした。陳恭は荀ク(じゅんく)のやり方に怒り、もし裏切っていたらとっくに逃げていたはずだと仮論した。

陳恭は荀ク(じゅんく)を自宅の隠し部屋に匿い、司聞曹がすでに内部にスパイが潜入しており、白帝(はくてい)の正体が漏れていることを告げた。陳恭は街亭の情報が燭龍(しょくりゅう)によって改ざんされたことを認め、荀ク(じゅんく)は毒のある匕首で自分の潔白を証明し、真相を明らかにすることを誓った。糜冲(びちゅう)は陳恭の自宅、特に倉庫の屋根裏部屋を捜索するが、荀ク(じゅんく)は機転を利かせて難を逃れた。糜冲(びちゅう)と郭剛(かくごう)の対立は激化し、郭剛(かくごう)は陳恭を全面的に支持し、徹底的な調査を要求した。

陳恭と荀ク(じゅんく)は、曹魏の軍情驿馬の記録から燭龍(しょくりゅう)の痕跡を辿ることにした。一方、糜冲(びちゅう)は街に進入した馬車が異常であることに気づき、谷正(こくせい)と関係があるのではないかと疑った。谷正(こくせい)夫婦は馬車の中で会話をしていたが、迫り来る危険には気づいていなかった。

陳恭は妻の翟悅(たくえつ)が五仙道に潜入していることを知り、複雑な気持ちになった。翟悅(たくえつ)との別れ際に交わした約束を思い出し、陳恭は平安符を握りしめ、言葉にできない想いを胸に秘めた。彼らの家族の運命は、時代の流れに翻弄され、逃れることができないように思われた。

第2話の感想

第2話は、緊迫感のある展開と複雑な人間関係が描かれており、視聴者を物語に引き込む内容でした。

陳恭と荀ク(じゅんく)の信頼関係は、試練にさらされながらも揺るぎませんでした。陳恭が荀ク(じゅんく)を自宅の隠し部屋に匿うシーンは、二人の絆の深さを示していました。一方、糜冲(びちゅう)と郭剛(かくごう)の対立は激化し、物語に緊張感を与えていました。

谷正(こくせい)夫婦の危機は、物語にさらなるサスペンスをもたらしました。谷正(こくせい)が危険にさらされていることを知った陳恭の表情は、彼の葛藤を物語っていました。

翟悅(たくえつ)が五仙道に潜入していることが明らかになり、物語は新たな展開を迎えることになりました。陳恭の妻である翟悅(たくえつ)の運命は、今後の重要な要素となるでしょう。

つづく