狂飆-End of the Beginning- 第18話 あらすじ/ネタバレ

監視カメラに映った衝撃の映像

張彪(ジャン・ビャオ)と李響(リー・シャン)は、監視カメラの映像から、李青の白曉晨(バイ・シャオチェン)誘拐事件に、張大慶と張小慶の兄弟が関わっていたことを突き止める。しかし、事件後、2人は蒸発したように姿を消してしまう。李有田(リー・ヨウティエン)は2人が借金をして逃げたと主張し、李宏偉(リー・ホンウェイ)も知らぬ存ぜぬを決め込む。李響(リー・シャン)と張彪(ジャン・ビャオ)は局長に報告するが、局長も李家の父子があそこまで潔白に振る舞うとは予想していなかった。

李宏偉(リー・ホンウェイ)の嘘と新たな犠牲者

一方、李健(リー・ジェン)は、李宏偉(リー・ホンウェイ)が売っていた薬物と隠していた薬物が偽物だったことを突き止める。李健(リー・ジェン)は、安欣(アン・シン)の情報が間違っていたと責める。その矢先、建工グループのトラックから、絞殺された張小慶の遺体が発見される。安欣(アン・シン)と李響(リー・シャン)は、高啓強(ガオ・チーチャン)の仕業ではないかと疑う。逮捕命令は内部で伝えられていたため、内部に裏切り者がいる可能性が高かった。局長は、高啓強(ガオ・チーチャン)が香港への片道切符を購入したことを受け、彼を空港で逮捕するよう命じる。

高啓強(ガオ・チーチャン)の逃亡と安欣(アン・シン)の決断

高啓強(ガオ・チーチャン)は車で検問を突破しようとするが、安欣(アン・シン)たちは執拗に追跡し、ついに彼を制止する。しかし、安欣(アン・シン)は、高啓強(ガオ・チーチャン)が陳書婷(チェン・シューティン)と白曉晨(バイ・シャオチェン)を香港に逃がそうとしているのではないかと疑い、2人を引き留める。安欣は陳書婷(チェン・シューティン)と白曉晨(バイ・シャオチェン)を慰め、家に帰す。白曉晨(バイ・シャオチェン)はうっかりキーホルダーを落としてしまう。キーホルダーには、家族の写真が貼られていた。

高啓強の崩落と新たな疑惑

高啓強は取調べを受けても何も語らない。しかし、安欣が白曉晨(バイ・シャオチェン)のキーホルダーを見せると、高啓強は家族が拘束されていることを知り、激昂する。その時、安欣は匿名のメールを受け取る。メールには、高啓強が白曉晨に嘘をつかせたことを記録したハードディスクが入っていた。安欣はこれを高啓強に突きつけると、彼はついに精神的に追い詰められるが、誰かに嵌められたと主張する。

警察は高啓強の家から張小慶を絞殺したロープを発見する。高啓強は、自分を陥れようとしている人物の名前を書いたリストを作成する。李響(リー・シャン)は、リストに建工グループの幹部が名を連ねていることに気づき、高啓強が警察を利用してライバルを排除しようとしているのではないかと疑う。李響(リー・シャン)は高啓強を階段に手錠で拘束するが、安欣は真犯人を特定したとして手錠を外すよう主張する。

複雑に絡み合う思惑

陳書婷(チェン・シューティン)は高啓強に衣服を届けに来るが、安欣は高啓強を別の部屋に監禁せざるを得ない。安欣は、陈泰(チェン・タイ)の秘書である程程(チェンチェン)が黒幕ではないかと疑う。一方、陈泰(チェン・タイ)は李有田(リー・ヨウティエン)に助けを求める。高啓盛は、高啓強が逮捕されたことを知り、兄が家族を守るためにわざと逮捕されたことに気づく。

程程(チェンチェン)は安欣を訪ねて、自分がディスクを送ったことを認める。しかし、安欣は程程(チェンチェン)の言い分を信用せず、彼女を問い詰める。局長も程程(チェンチェン)を疑っており、高啓強が逮捕された後、彼女が莽村プロジェクトを引き継いだことを不審に思っていた。安欣は、李有田(リー・ヨウティエン)父子も誘拐事件に関与しているのではないかと疑う。趙立冬(ジャオ・リートン)の秘書は、龚开疆(ゴン・カイジャン)と李有田(リー・ヨウティエン)に、暴力団との関係を断つよう警告し、李響(リー・シャン)を会議に招待する。

一連の事件によって、状況はさらに複雑化する。登場人物たちはそれぞれ自分の利益のために策を巡らす。安欣たちは、この混乱の中で、真犯人と黒幕を見つけ出さなければならない。

狂飆-End of the Beginning- 第18話 感想

第18話は、怒涛の展開と衝撃の事実が明らかになり、目が離せない内容でした。特に印象に残ったポイントをいくつか挙げます。

高啓強の逮捕と安欣の葛藤

高啓強がついに逮捕され、安欣は彼に真実を突きつけます。しかし、高啓強は最後まで自分の罪を認めず、誰かに嵌められたと主張します。安欣の葛藤が描かれ、正義と真実の間で揺れ動く彼の姿が印象的でした。

程程(チェンチェン)の登場と黒幕の匂い

陈泰(チェン・タイ)の秘書である程程が突如登場し、安欣にディスクを送ったことを認めます。しかし、安欣は程程の言い分を信用せず、彼女を問い詰めます。程程の行動には不審な点が多く、黒幕である可能性が高まってきました。

李有田(リー・ヨウティエン)父子の暗躍と趙立冬(ジャオ・リートン)の影

李有田父子も誘拐事件に関与しているのではないかと疑われ、彼らの暗躍が明らかになります。また、趙立冬(ジャオ・リートン)の秘書が龚开疆(ゴン・カイジャン)と李有田に警告し、李響(リー・シャン)を会議に招待するなど、趙立冬(ジャオ・リートン)の影がちらつき始めました。

複雑に絡み合う人間関係と今後の展開

登場人物たちの思惑が絡み合い、ますます複雑になってきました。今後の展開が気になるところですが、安欣は真犯人と黒幕を見つけ出すことができるのでしょうか。

つづく