中国ドラマ「狂飆＜きょうひょう＞-End of the Beginning-」31話ネタバレと感想

狂飆＜きょうひょう＞-End of the Beginning- 第31話あらすじ/ネタバレ

石磊の窮地と唐小龙(タン・シャオロン)の悪行

石磊は唐小龙(タン・シャオロン)に三度目の採血を強要され、命の危険を感じて恐怖に陥る。唐小龙(タン・シャオロン)は匕首を取り出して石磊を脅し、借金の返済として祖宅を売却させるよう要求する。恐怖に震えた石磊は要求を受け入れ、その場で父親に電話で確認させ、借用証を書かされる。

過度の恐怖と失血により、石磊は気を失ってしまう。近くの店の店主が救急車を呼び、石磊は病院に運ばれる。意識を取り戻した石磊は、安欣(アン・シン)たち警察に当初は何も話そうとしなかったが、安欣(アン・シン)が利害関係を説明すると、ようやく真実を語り始める。

5年前、石磊の会社は資金繰りが悪化し、銀行からの融資を申請したが、却下されてしまう。石磊は銀行の蔡經理に相談するが、蔡經理と唐小龙(タン・シャオロン)の共謀により、高利貸しを強いられてしまう。唐小龙(タン・シャオロン)は石磊に安価な白酒を販売させ、違法行為に手を染めさせる。追い詰められた石磊は、故郷を離れて逃亡する。しかし唐小龙(タン・シャオロン)は石磊を執拗に追跡し、彼の家族を脅迫する。

孫旭は石磊に唐小龙(タン・シャオロン)を告発するよう説得し、石磊は承諾する。方寧たちは捜査を進めると、唐小龙(タン・シャオロン)の悪行は高利貸しや賭博場経営、売春斡旋、さらには少女の人身売買にまで及んでいることが発覚する。徐忠(シュー・ジョン)たちは、政法システム内部の人物から唐小龙(タン・シャオロン)を告発する情報も入手する。安欣(アン・シン)は、唐小龙(タン・シャオロン)に情報を漏洩している人物がいることに気づき、徐忠(シュー・ジョン)にその人物の摘発を指示する。

曉晨の反抗と高啓強(ガオ・チーチャン)の苦悩

一方、曉晨は信号無視のスピード違反で逮捕される。唐小龙は警察署長に電話をかけ、高啓強(ガオ・チーチャン)が曉晨を釈放させる。しかし曉晨は高啓強(ガオ・チーチャン)に感謝するどころか、彼を責め立てる。高啓強(ガオ・チーチャン)は曉晨を白江波の墓前に連れて行き、反省を促そうとするが、曉晨は聞く耳を持たない。高啓強(ガオ・チーチャン)は落胆するが、実は曉晨の母親である陳書婷(チェン・シューティン)を深く愛している。陳書婷(チェン・シューティン)が彼と別れた際、高啓強は香港まで追いかけて復縁を懇願し、最終的に陳書婷(チェン・シューティン)は高啓強と共に京海に戻ることを承諾したものの、彼に多くのルールを課していた。

安欣(アン・シン)は、張彪(ジャン・ビャオ)に信頼できる警察官数名を選び、指導グループの行動に協力させるよう指示する。張彪(ジャン・ビャオ)は部下を連れて唐小龙の売春宿に向かうが、売春婦数人を逮捕しただけで、唐小龙は既に逃走していた。安欣(アン・シン)は張彪(ジャン・ビャオ)が唐小龙に情報を漏洩したのではないかと疑うが、張彪(ジャン・ビャオ)は否定する。しかし最終的に張彪(ジャン・ビャオ)は、唐小龙に情報を漏洩していたことを認め、唐小龙の他の犯罪行為についても自白する。徐忠(シュー・ジョン)は、高啓強の右腕である唐小龙を逮捕し、彼の勢力を弱体化させることを決意する。情報漏洩を防ぐため、徐忠(シュー・ジョン)は外地から1200人の警察官を招集し、唐小龙の地下賭博場と売春宿を一斉に摘発する。