夏花 第 17 話 あらすじ/ネタバレ

夜、何冉(ホー・ラン)の母はピアノを弾いていた。張元奇が近づいてきて、マイナーな映画を勧めた。その映画には、彼がとても気に入っている挿入歌が入っているという。何冉(ホー・ラン)の母は、もし自分がその映画を気に入らなかったら、張元奇が責任を取らなければならないと甘えた。張元奇は曖昧な意味で、何冉(ホー・ラン)の母が望むならいつでも責任を取ると言って立ち去った。

蕭寒(シアオ・ハン)と何冉(ホー・ラン)は田舎の小さな木造小屋に宿泊した。蕭寒(シアオ・ハン)は丁寧に何冉(ホー・ラン)のために料理を作り、何冉(ホー・ラン)はベッドで眠りについた。すると突然、夢を見た。夢の中で、自分と蕭寒(シアオ・ハン)は背を向け合い、どんどん遠ざかっていく。何冉(ホー・ラン)は驚きで目を覚まし、慌てて蕭寒(シアオ・ハン)を探した。靴も履かずに裸足で飛び出し、庭にいる蕭寒(シアオ・ハン)の姿を確認してようやく安心した。そして裸足のまま庭に歩み寄り、蕭寒(シアオ・ハン)に大胆に愛を告白した。二人は熱い抱擁を交わし、何冉(ホー・ラン)が編んだ指輪を蕭寒(シアオ・ハン)の指にはめた。

夜、何冉(ホー・ラン)の母は黒いワンピースを着てベッドに横たわり、張元奇が勧めた映画を官能的なポーズで鑑賞していた。心の中ではずっと張元奇のことを想っていた。一方、張元奇も自宅で何冉(ホー・ラン)の母のことを考えていた。何冉(ホー・ラン)の母が自宅にいると、張元奇からメッセージが届き、会いたいという。何冉(ホー・ラン)の母も張元奇に会いたがっていたので、すぐにメッセージで場所を尋ねた。ちょうどその時、張元奇から電話がかかってきて、何冉(ホー・ラン)の母を誘った。何冉(ホー・ラン)の母は最初は断ろうとしたが、結局は場所を尋ねた。男は小洲村の庭園で会う約束をした。

何冉(ホー・ラン)の母は白いワンピースを着てポニーテールを結び、若々しく可愛らしい姿で現れた。張元奇はそれを見て、衝撃を受けた。張元奇は何冉(ホー・ラン)の母を、自分が子供の頃に遊んでいた小さな木造小屋に連れて行った。小屋に入ると、張元奇はプレゼントを渡すと言って、反対側のドアを開けた。すると、ドアの向こうの芝生には無数の蛍が舞っており、夜をロマンチックに彩っていた。何冉(ホー・ラン)の母はそれをとても喜んだ。

蕭寒(シアオ・ハン)と何冉(ホー・ラン)は蕭寒(シアオ・ハン)の住む家に帰ってきた。二人が部屋に入ると、ちょうど秦早もそこにいて、顔に怪我をしていた。秦早は、元夫が商売で借金をし、借金取りが命知らずの凶悪犯だったため、仕方なく蕭寒(シアオ・ハン)に助けを求めてきたのだ。秦早は同情を誘おうとしたが、何冉(ホー・ラン)は騙されず、秦早を邪魔しないでほしいと言った。秦早は蕭寒(シアオ・ハン)の家に泊まりたいと言ったので、何冉(ホー・ラン)は秦早を自分が以前住んでいた旅館に連れて行って、そこに泊まらせた。

第17話 感想

このエピソードでは、何冉(ホー・ラン)と蕭寒(シアオ・ハン)の純粋な愛と、何冉(ホー・ラン)の母と張元奇の禁断の恋という、対照的な恋愛が描かれている。何冉(ホー・ラン)と蕭寒(シアオ・ハン)は、お互いへの愛を確かめ合い、ますます絆を深めていく。一方、何冉(ホー・ラン)の母と張元奇は、社会のルールや倫理を無視した恋に落ちていく。果たして、二人の恋の行方はどうなるのだろうか。

第18話では、何冉(ホー・ラン)の母と張元奇の禁断の恋がさらに進展すると思われる。また、秦早が蕭寒(シアオ・ハン)に助けを求めてきたことで、何冉(ホー・ラン)と蕭寒(シアオ・ハン)の関係にも変化が生じるかもしれない。今後の展開が楽しみである。

つづく