消せない初恋 第13話 あらすじ/ネタバレ

宋焰(ソン・イエン)の過去と孟宴臣(モン・イエンチェン)との確執

宋焰(ソン・イエン)の父親はかつて建設現場で働いていたが、仲間が解雇された後、団結して補償金を要求した。彼らの雇い主は孟宴臣(モン・イエンチェン)の両親だった。孟(モン)父は彼らと話し合おうとしたが、孟(モン)母は絶対に妥協しないと主張し、1円たりとも多く支払うことはなかった。宋焰(ソン・イエン)の母親は常に宋父を見下しており、夜中に踊りに行くことが多かった。宋焰(ソン・イエン)は子供の頃、両親の喧嘩を頻繁に目撃していた。宋父は仲間たちを連れてグループに給料を要求したが、グループはすでに個別に懐柔しており、友人の密告で賄賂を受け取ったとして解雇されてしまった。宋焰(ソン・イエン)は怒ってその友人を殴ったが、その事件の後、宋母は家を出て行き、宋焰(ソン・イエン)は必死に車を追いかけた。

それ以来、宋父は毎日酔っ払うようになり、宋焰(ソン・イエン)は幼いながらも家計を支えるようになった。ある冬の夜、宋焰(ソン・イエン)が目覚めると、宋父は家の前で凍死していた。

宋焰(ソン・イエン)と許沁(シュー・チン)の出会い

今日、宋焰(ソン・イエン)は新人を連れて蜂の巣の駆除作業を行っていた。しかし、展大鵬(ジャン・ダーポン)の不注意で宋焰(ソン・イエン)が蜂に刺されてしまい、楊馳(ヤン・チー)に病院に運ばれた。刺された場所は右臀であり、許沁(シュー・チン)は近くの看護師に外に出てもらい、ズボンを脱がせて傷口の処置をしてもらった。宋焰(ソン・イエン)は非常に不快そうだった。病院を出ると、宋焰(ソン・イエン)は偶然孟宴臣(モン・イエンチェン)に遭遇した。孟宴臣(モン・イエンチェン)は宋焰(ソン・イエン)に正気を取り戻すよう忠告し、自分たちは違う世界の人間であり、2人の間に永遠に壁があると主張した。宋焰(ソン・イエン)は孟宴臣(モン・イエンチェン)を無視し、彼は許沁(シュー・チン)の決定を左右する資格はない、単なる兄に過ぎないと告げた。

孟家での葛藤

今日は孟宴臣(モン・イエンチェン)の誕生日であり、孟宴臣(モン・イエンチェン)と許沁(シュー・チン)は両親と一緒に誕生日を祝うために家に帰った。許沁(シュー・チン)は孟宴臣(モン・イエンチェン)に標本をプレゼントし、孟宴臣(モン・イエンチェン)はそれをとても喜んだ。彼らは標本のように、母親によって一点一点訓練され、自分の考えを持たず、一点の汚点もない。時折、孟宴臣(モン・イエンチェン)は許沁(シュー・チン)が不公平な扱いを受けていると感じながらも、彼女がいることで安心できるとも感じていた。孟宴臣(モン・イエンチェン)は許沁(シュー・チン)に宋焰(ソン・イエン)に会わないよう何度も忠告した。彼女はすべてを捨てることになる、彼は何の権利があるのか?許沁(シュー・チン)は宋焰(ソン・イエン)と一緒にいても必ずしも家庭と決別する必要はないと考えていた。宋焰(ソン・イエン)は今は良い人であり、過去の誤解は話し合いで解決できると主張した。しかし、孟宴臣(モン・イエンチェン)と彼の両親は絶対に同意しないだろう。もし許沁(シュー・チン)が宋焰(ソン・イエン)といるために家庭と決別できるなら、なぜ彼らもできないのか?許沁(シュー・チン)は孟宴臣(モン・イエンチェン)の言葉を遮り、彼女は家庭を捨てることはなく、孟宴臣(モン・イエンチェン)は単なる兄に過ぎないと告げた。

以前、許沁(シュー・チン)は辛いスナック菓子が大好きだったが、孟(モン)母はそれを食べさせてくれなかった。孟宴臣(モン・イエンチェン)はこっそり買ってきて彼女に渡していたが、孟(モン)母に見つかり、激怒された。その後、孟(モン)母は許沁(シュー・チン)に孟沁に改名するよう要求し、許沁(シュー・チン)は元の姓を望んでいたものの、同意した。孟宴臣(モン・イエンチェン)は許沁(シュー・チン)が改姓することを望んでいなかった。それは彼らが本当に兄妹になってしまうことを意味していたからだ。しかし、孟(モン)母は許沁(シュー・チン)を海外に送ると脅迫した。

孟宴臣(モン・イエンチェン)と葉子(ようこ)の出会い

孟宴臣(モン・イエンチェン)は不機嫌そうにバーで酒を飲んでいた。葉子(ようこ)はセクハラを受けた同僚を助けるために、驍驍(シャオシャオ)と孟宴臣(モン・イエンチェン)も加勢して、彼らを追い払った。仕事の後、葉子(ようこ)は代行運転で孟宴臣(モン・イエンチェン)を家に送った。孟宴臣(モン・イエンチェン)は彼女がバーで働くのは不適切だと言い、彼女に適していて、しかも稼ぎが良い仕事があると告げた。葉子(ようこ)は怪しい仕事だと思い、いくらお金が多くてもやりたくないと言った。

宋焰(ソン・イエン)の勇気

スラム街で火災が発生し、消防隊は夜通し出動した。通報者は、その地区はすでに立ち退きが完了しており、先月には全員が引っ越したため、閉じ込められている人はいないと説明した。宋焰(ソン・イエン)は中にホームレスの老人がいるのではないかと心配し、念のため捜索を続けた。蒋裕(ジャン・ユー)はハイテク機器を取り出したが、宋焰(ソン・イエン)は観察の結果、中に人がいると判断し、危険を顧みず救助に向かった。

消せない初恋 第13話 感想

第13話は、宋焰(ソン・イエン)と孟宴臣(モン・イエンチェン)の過去が明らかになり、2人の間に深い溝があることが改めて浮き彫りになった。宋焰(ソン・イエン)の父親の悲劇的な死、孟家の複雑な家庭環境、そして2人の切ない恋心が描かれ、視聴者の心を揺さぶる内容だった。

特に印象的なのは、宋焰(ソン・イエン)の父親が解雇され、宋焰(ソン・イエン)が幼いながらも家計を支えなければならない状況になったシーンだ。宋焰(ソン・イエン)の父親は、仲間のために立ち上がろうとしたが、孟家の冷酷な対応によって追い詰められ、悲惨な最期を迎えた。宋焰(ソン・イエン)は、父親の死を乗り越え、必死に生きてきたが、その心の傷は深く、孟家に対する憎しみは消えない。

一方、孟宴臣(モン・イエンチェン)は、裕福な家庭に生まれ育ち、何不自由なく暮らしてきた。しかし、彼もまた、家族の圧力や束縛に苦しんでいる。特に、許沁(シュー・チン)との関係は、孟家にとって許されないものとされており、彼は常に葛藤を抱えている。

宋焰(ソン・イエン)と孟宴臣(モン・イエンチェン)は、お互いに惹かれ合いながらも、過去や環境の違いによって引き裂かれてしまう。2人の恋の行方は、今後の展開が気になるところだ。

つづく