消せない初恋 第24話 あらすじ/ネタバレ

手術室

徐部長は宋焰(ソン・イエン)の手術を行っていた。許沁(シュー・チン)は心配でたまらず、小孟(シャオメン)を連れて手術室の前に駆けつけた。手術中は、宋焰(ソン・イエン)との思い出が次々と蘇り、無事を祈るばかりだった。

救助活動

別の患者が運ばれてきた。許沁(シュー・チン)は気持ちを切り替え、小孟(シャオメン)を十里台の消防士に預け、救助活動に専念した。

手術終了

手術が終わり、許沁(シュー・チン)は宋焰(ソン・イエン)の手術室に駆けつけた。しかし、そこには白布で覆われた遺体が運ばれてきた。許沁(シュー・チン)は恐る恐る布をめくったが、それは宋焰(ソン・イエン)ではなかった。宋焰(ソン・イエン)は無事に手術を終え、病室に運ばれていた。許沁(シュー・チン)は彼の無事を確認し、安堵のあまり気を失ってしまった。

病室

宋焰(ソン・イエン)は危険を脱し、皆が喜んだ。翌日、宋焰(ソン・イエン)を見舞う計画を立てた。孟宴臣(モン・イエンチェン)は物資を寄付し、驍驍(シャオシャオ)は望郷に物資を届けがてら許沁(シュー・チン)に会いに行くと言った。しかし、孟宴臣(モン・イエンチェン)は医師は忙しいだろうから、許沁(シュー・チン)を邪魔すべきではないと考えた。

許沁(シュー・チン)が目を覚ますと、宋焰(ソン・イエン)の隣で点滴を打っていた。宋焰(ソン・イエン)も目を覚まし、彼女に大丈夫かと尋ねた。二人は見つめ合い、目を閉じて休んだ。看護師は彼らのベッドを離し、今は安静にするべきだと注意した。

江毅(ジャン・イー)の母

江毅(ジャン・イー)は悲しみに暮れていたが、李工(リー・ゴン)が電話を持ってきてくれた。電話の向こうから母親の声が聞こえ、江毅(ジャン・イー)は安心した。消防隊員たちも胸を撫で下ろした。

望郷

孟宴臣(モン・イエンチェン)は驍驍(シャオシャオ)と共に望郷を訪れた。許沁(シュー・チン)は休息していたため、孟宴臣(モン・イエンチェン)はそっと病室に入り、宋焰(ソン・イエン)の姿を確認して何も言わずに出た。

翌日

許沁(シュー・チン)は宋焰(ソン・イエン)に水を替え、手を温めていた。宋焰(ソン・イエン)の戦友?陸捷(ルー・ジェ)が訪れ、許沁(シュー・チン)を「弟妹」と呼んだ。陸捷(ルー・ジェ)は宋焰(ソン・イエン)に消防士になった理由を尋ねたが、宋焰(ソン・イエン)は「もう終わったことだ」と答えた。

許沁(シュー・チン)は孟宴臣(モン・イエンチェン)から物資を受け取り、電話で感謝を伝えた。孟宴臣(モン・イエンチェン)は驍驍(シャオシャオ)と通りかかっただけだと答え、邪魔したくないのでこれ以上は話さないと言った。許沁(シュー・チン)は皆に物資を分けてほしいと頼んだ。

蒋裕(ジャン・ユー)と楊馳(ヤン・チー)は宋焰(ソン・イエン)を見舞いに来た。行方不明だった子供の父親は軍人で、任務遂行中に事故に遭っていたことが判明した。彼らはまた、許沁(シュー・チン)が宋焰(ソン・イエン)を助けようと川に飛び込み、泣きながら彼を助けていたことを伝えた。

李南(リー?ナン)は展大鵬(ジャン・ダーポン)にチョコレートを、楊馳(ヤン・チー)は徐西(シュー・シー)に会いに行った。徐西(シュー・シー)は楊馳(ヤン・チー)の傷を見て、薬を塗ってくれた。

江毅(ジャン・イー)は宋焰(ソン・イエン)に当時の状況を報告した。許沁(シュー・チン)は彼をとても大切に思っており、誰の制止も聞かずに川に飛び込もうとした。彼女は宋焰(ソン・イエン)が自分の命だと言っていたという。

宋焰(ソン・イエン)が歩けるようになった頃、許沁(シュー・チン)は疲れて眠っていた。二人は瓦礫に座り、望郷の美しさを懐かしんだ。高校卒業後の夏休みに、二人は一緒にこの場所を訪れた。今はもう、望郷は変わってしまった。

許沁(シュー・チン)はライターを宋焰(ソン・イエン)に返した。彼はずっとそれを持ち続けていたのだ。宋焰(ソン・イエン)は何も言わず、彼女を見つめた。

無線から声が聞こえ、許沁(シュー・チン)は急いで現場に向かった。振り返り、宋焰(ソン・イエン)に「戻ったら会いましょう」と約束した。

第24話の感想

第24話は、涙と感動が溢れる回だった。宋焰(ソン・イエン)の手術が成功し、無事に目を覚ました時は、安堵のあまり涙が止まらなかった。許沁(シュー・チン)が宋焰(ソン・イエン)を助けるために川に飛び込もうとしたシーンは、彼女の強い愛情が伝わってきて胸が熱くなった。

また、望郷の惨状を目の当たりにした宋焰(ソン・イエン)と許沁(シュー・チン)の会話は、切なくも希望を感じさせるものだった。二人は、かつての美しい望郷を思い出しながら、復興への決意を新たにした。

江毅(ジャン・イー)の母親の無事が確認されたのも、嬉しいニュースだった。江毅(ジャン・イー)の悲しみが癒えることを願うばかりである。

つづく