消せない初恋 第37話 あらすじ/ネタバレ

許沁(シュー・チン)は怒り心頭、孟家に帰ると孟(モン)母に宋焰(ソン・イエン)の運命を操っているのかと問い詰める。孟(モン)母は平然と認め、後悔の気持ちは微塵もない。許沁(シュー・チン)は心が砕け、自分が孟家との政略結婚の駒に過ぎないと悟る。彼女は孟(モン)母の偽善を糾弾し、自分は規則に従ってきたのにこんな仕打ちを受け、孟(モン)母は簡単に他人の人生を破壊していると言い放つ。許沁(シュー・チン)は孟家との縁を切る決意をし、宋焰(ソン・イエン)を守るためなら命を懸ける覚悟をする。別れ際に彼女は家族写真を叩き割り、2階の孟宴臣(モン・イエンチェン)はその光景を目撃して心を痛める。

孟(モン)母は涙を浮かべて孟宴臣(モン・イエンチェン)を引き留めようとするが、孟宴臣(モン・イエンチェン)も母親に深い失望を抱き、言行不一致だと非難する。自分は操り人形のように扱われ、真の理解を得られなかったと訴える。孟(モン)母は自分がしてきたことはすべて家族のためだと主張する。孟(モン)父は許沁(シュー・チン)と宋焰(ソン・イエン)の結婚には反対だが、これ以上宋焰(ソン・イエン)を傷つけるべきではないと考える。

許沁(シュー・チン)は宋家に帰り、宋焰(ソン・イエン)に謝罪する。過去の自分の勝手さや、彼の苦しみを理解していなかったことを後悔する。2人は仲直りし、家族は安堵する。

孟宴臣(モン・イエンチェン)は酒に溺れ、同僚が葉子(ようこ)を呼び出す。葉子(ようこ)は孟宴臣(モン・イエンチェン)の酔った様子を見て許沁(シュー・チン)と間違われ、彼から皮肉を言われる。葉子(ようこ)は傷つき、決意を固める。

孟宴臣(モン・イエンチェン)は酔いつぶれて寝込み、孟(モン)母は心配する。葉子(ようこ)は孟(モン)母の電話に出ると、騙されて傷つけられたと嘘の泣き声を上げ、実際は恐喝の罠を仕掛ける。孟家は急いで弁護士を雇い、葉子(ようこ)は口止め料として500万円を要求する。孟宴臣(モン・イエンチェン)は酔いが醒めてそれを阻止し、葉子(ようこ)の陰謀を暴く。葉子(ようこ)は警察に通報すると脅迫するが、孟宴臣(モン・イエンチェン)は冷静に対応する。

孟宴臣(モン・イエンチェン)は逮捕され、孟家は衝撃を受ける。許沁(シュー・チン)はそれを聞いて宋焰(ソン・イエン)と一緒に郭弁護士に助けを求め、家庭内で解決することを望む。ネット上には噂が飛び交い、驍驍(シャオシャオ)は証拠を探そうと躍起になる。孟宴臣(モン・イエンチェン)は黙秘するが、目撃者の翟淼(ジャイ・ミアオ)は内心で葛藤を抱えていた。宋焰(ソン・イエン)は監視カメラに映っていた人物が翟淼(ジャイ・ミアオ)だと気づき、証言するように説得する。翟淼(ジャイ・ミアオ)は過去の恨み事を思い出し、躊躇する。宋焰(ソン・イエン)は大局を考え、翟淼(ジャイ・ミアオ)に亡くなった叔父のことを忘れないようにと諭し、最終的に重要な証拠を提供させることに成功する。

第37話の感想

第37話は、複雑な人間関係と葛藤が描かれた、衝撃的な展開の回でした。許沁(シュー・チン)の孟家に対する怒りと決意、孟(モン)母の冷酷さ、孟宴臣(モン・イエンチェン)の苦悩、葉子(ようこ)の策略など、登場人物のそれぞれの思惑が交錯し、目が離せない展開が続きました。

特に、許沁(シュー・チン)の孟家との決別は、大きなインパクトを与えました。彼女はこれまで孟家のために尽くしてきたにもかかわらず、孟(モン)母の冷酷な態度に傷つき、ついに反旗を翻しました。この決断は、彼女の強い意志と宋焰(ソン・イエン)への愛を物語っています。

また、孟宴臣(モン・イエンチェン)の心の葛藤も描かれ、複雑な心情が伝わってきました。彼は母親のやり方に疑問を感じながらも、家族への責任感から葛藤を抱えています。酔いつぶれた姿は、彼の苦悩を象徴しているようでした。

つづく