麗しの城主様~恋の宮廷騒乱記~ 第13話 あらすじ/ネタバレ

木兮(ぼくけい)城では、錦浮(きんぷ)が芷蘭(しらん)の葬儀を執り行っていました。芷蘭(しらん)の死を悼む錦浮(きんぷ)は、今日行われるはずだった結婚式を強引に葬儀に変更してしまいます。錦浮(きんぷ)は芷蘭(しらん)の死を葉昭南(よう・しょうなん)のせいだと考え、怒りを募らせていました。一方、錦亭(きんてい)は、錦浮(きんぷ)が芷蘭(しらん)を葉昭南(よう・しょうなん)に嫁がせようとしたことが原因だと冷静に分析していました。

趙精(ちょうせい)は、葉昭南(よう・しょうなん)を殺害したと錦浮(きんぷ)に報告します。さらに、軒月城から使臣が木兮(ぼくけい)城を訪れることも伝えられました。錦浮(きんぷ)は、使臣の首を芷蘭(しらん)の供養に捧げようと提案しますが、錦亭(きんてい)は仮対します。

易阳君(えきようくん)と葉昭南(よう・しょうなん)は木兮(ぼくけい)城へ向かう途中、趙精(ちょうせい)、馮雷(ふうらい)、老関(ろうかん)の3人から襲撃を受けます。錦浮からの指示を受けた3人は、葉昭南(よう・しょうなん)を殺害しようとしますが、老関(ろうかん)は葉昭南(よう・しょうなん)を殺すことに躊躇します。葉昭南(しょうなん)は、自分が実は女性であることを明かし、金木兮を見せると、3人はようやく納得します。

老関(ろうかん)は錦浮に、金木兮を見なかったと報告します。錦浮は城主の座を正式に継承するため、金木兮の捜索を命じます。3人は葉昭南(しょうなん)の提案に従い、錦浮に軒月城を掌握できると約束します。関三妹(かんさんまい)と葉昭南(しょうなん)は価ているため、葉昭南(しょうなん)を操れば柳軒冥(りゅう・けんめい)も操れると主張します。しかし、錦浮は簡単に信用せず、3人にさらなる試練を与えます。

譚攘(たんじょう)は雲蘿を木兮(ぼくけい)城にある自分の住居に連れてきます。埃だらけの家を見て、雲蘿は少しも不満を感じません。譚攘(たんじょう)は錦浮に会いに行くことを決意し、雲蘿に絶対に外に出ないようにと釘を刺します。

易阳君(えきようくん)は、柳軒冥(りゅう・けんめい)が葉昭南(しょうなん)を好きだと知り、興味津々に様子を伺います。葉昭南(しょうなん)は女性であることを明かしますが、老関(ろうかん)たちとの関係は以前と変わりません。木兮(ぼくけい)城への帰還は危険が伴うため、葉昭南(よう・しょうなん)は錦浮に自分が本当に死んだと信じさせる必要があると説明します。そのため、葉昭南(よう・しょうなん)は仮死状態になり、穴を塞がれます。

客芊月(かくせんげつ)は一目惚れした男性と共に軒月城に戻りますが、彼が偽物の錦亭(きんてい)であり、詐欺師であることに気づいていません。偽の錦亭(きんてい)は客芊月(かくせんげつ)と白露(はくろ)を人裏離れた場所に連れ込み、客芊月(かくせんげつ)に暴行を加えようとします。客芊月(かくせんげつ)は偽の錦亭(きんてい)を倒しますが、そこに彼の仲間が現れます。

易阳君(えきようくん)は錦浮に、関三妹(かんさんまい)が綺夢(きむ)を殺したため、復讐をしたいと訴えます。その頃、葉昭南(よう・しょうなん)は女装をして関三妹(かんさんまい)になりすまし、軒月城の使臣として錦浮の屋敷を訪れます。易阳君(えきようくん)は錦浮に、関三妹(かんさんまい)を殺すようにけしかけます。錦浮は剣を手に取り、葉昭南(よう・しょうなん)に突きつけます。

果たして、葉昭南(よう・しょうなん)の運命は? 錦浮は葉昭南(よう・しょうなん)を殺すのか? 続きは次回をお楽しみに!

第13話の感想

第13話は、衝撃的な展開が続いた回でした。芷蘭(しらん)の死、葉昭南の正体が明らかになるなど、見どころ満載でした。

特に印象的だったのは、葉昭南の正体が明らかになったシーンです。老関(ろうかん)たちが葉昭南を殺そうとした時、葉昭南は自分が女性であることを明かし、金木兮を見せました。老関(ろうかん)たちが驚愕する様子がリアルに描かれていて、思わず引き込まれました。

また、錦浮が葉昭南を殺そうとするシーンもハラハラしました。易阳君(えきようくん)のけしかけもあり、錦浮は葉昭南に剣を突きつけます。葉昭南の運命がどうなるのか、続きが気になります。

つづく