麗しの城主様~恋の宮廷騒乱記~ 第18話 あらすじ/ネタバレ

木兮(ぼくけい)城の一角で、錦浮(きんぷ)は偶然にも客芊月(かくせんげつ)が柳軒冥(りゅう・けんめい)と葉昭南(よう・しょうなん)に跪く奇妙な光景を目撃する。 そこへ趙精(ちょうせい)、老関(ろうかん)、馮雷(ふうらい)の3人が駆けつけ、客芊月(かくせんげつ)が気が狂っていると主張し、彼女を無理やり気絶させて連れ去ってしまう。彼らは、客芊月(かくせんげつ)が常に自分たちの主君との結婚を夢見ていると言い張る。この出来事は、錦浮(きんぷ)に柳軒冥(りゅう・けんめい)の正体について深い疑念を抱かせる。一方、葉昭南(よう・しょうなん)は機転を利かせ、客芊月(かくせんげつ)は自分を自分の恋人と勘違いしているだけだと説明する。しかし、柳軒冥(りゅう・けんめい)は納得するどころか、葉昭南(よう・しょうなん)と関三妹(かんさんまい)の驚くほどよく価た容貌にさらに興味津々になる。

一方、周副将(しゅうふくしょう)は雲蘿に不埒な行為を働こうとするが、雲蘿は必死に抵抗してなんとか逃れる。 偶然にも、彼女の叫び声は柳軒冥(りゅう・けんめい)と葉昭南(よう・しょうなん)に届き、2人はすぐに助けに駆けつける。混乱が起き、錦浮(きんぷ)もそれに気づく。周副将(しゅうふくしょう)の悪行に激怒した柳軒冥(りゅう・けんめい)は彼を殺そうとするが、葉昭南(よう・しょうなん)はさらに強硬な態度で、雲蘿に少しでも傷を負わせれば将軍府全体を道連れにすると宣言する。老関(ろうかん)たちは状況を察して助けに入ろうとするが、易阳君(えきようくん)の突然の登場で中断される。彼は冷静に指揮を執って事態を収拾し、最悪の事態を回避する。

木兮(ぼくけい)城と軒月城の境界に待機している数千人の兵士を考慮して、錦浮(きんぷ)は一時的に怒りを抑えることを余儀なくされる。 しかし、彼は雲蘿のために正義を貫くことを諦めていない。最終的に、多方面からの圧力を受け、錦浮(きんぷ)は周副将(しゅうふくしょう)の片耳を切り落として罰するにとどまる。しかし、葉昭南(よう・しょうなん)は納得せず、雲蘿のためにより公正な裁きを求め続ける。

夜になると、葉昭南(よう・しょうなん)は周副将(しゅうふくしょう)の部屋に一人で乗り込み、雲蘿のために復讐することを決意する。 一方、易阳君(えきようくん)は複雑な心境になる。彼は葉昭南(よう・しょうなん)が自分から距離を置いていることを理解していた。彼女の心には柳軒冥(りゅう・けんめい)しかいないからだ。易阳君(えきようくん)は落胆を隠そうと軽い態度で振る舞うが、立ち去る際にこぼれる涙が彼の本当の気持ちを物語っている。

翌日、錦浮(きんぷ)は葉昭南(よう・しょうなん)が退位詔書を読み上げた後に彼女に不利な行動を起こそうと計画する。 一方、雲蘿は譚攘(たんじょう)を救出するために木兮(ぼくけい)城にとどまりたいと必死に訴える。柳軒冥(りゅう・けんめい)と雲蘿の兄妹は言い争いになり、葉昭南(よう・しょうなん)は再び仲裁に入り、雲蘿を自分の元に置いて守ることを提案する。柳軒冥(りゅう・けんめい)は信頼の証として、軒月城の精鋭部隊を葉昭南(よう・しょうなん)に指揮させる。この信頼に葉昭南(よう・しょうなん)は感動する。

緊張が高まる中、客芊月(かくせんげつ)が突然姿を現す。 她的出現让葉昭南(しょうなん)感到意外。柳軒冥(りゅう・けんめい)の正体を隠すため、葉昭南(しょうなん)は再び客芊月(かくせんげつ)を自分の下僕として演じさせる。一方、千恵柔(ちえろう)は関三妹(かんさんまい)が葉昭南(しょうなん)になりすまして宮廷に入ったという知らせを受け、部下を将軍府に潜入させて探らせる。その頃、柳軒冥(りゅう・けんめい)と易阳君(えきようくん)は帳簿を書き写している最中に、易阳君(えきようくん)がこっそりと春画をめくってしまう。気まずい空気が流れる。

夜になると、葉昭南(しょうなん)は男装をして錦浮(きんぷ)と一緒に裏道から内城に入る。 途中で、彼らは追われている千恵柔(ちえろう)と遭遇する。雲蘿は千恵柔(ちえろう)は綺夢(きむ)とは違って良い人だと言うが、葉昭南(しょうなん)は千恵柔(ちえろう)に対して警戒心を抱いている。千恵柔(ちえろう)が同情を得ようと自傷行為をすると、葉昭南(しょうなん)はためらわずに助け出す。しかし、彼女の心の中では、千恵柔(ちえろう)が本当に綺夢(きむ)の復讐のために来たのであれば、必ず代償を払わせるという決意を固めていた。

第18話感想

第18話は、緊張感とドラマが満載のエピソードでした。錦浮(きんぷ)が客芊月(かくせんげつ)が柳軒冥(りゅう・けんめい)と葉昭南(しょうなん)に跪く場面を目撃したことから始まり、多くの謎と葛藤が明らかになりました。

柳軒冥(りゅう・けんめい)と葉昭南(しょうなん)の関係は、ますます複雑になっています。柳軒冥は葉昭南(しょうなん)に惹かれていることは明らかですが、彼女の真の正体をまだ知りません。一方、葉昭南(しょうなん)は柳軒冥を心から愛していますが、彼の安全のために自分の気持ちを抑えています。

周副将(しゅうふくしょう)の雲蘿に対する行為は許しがたいものでした。葉昭南(しょうなん)が彼を罰しようとしたことは当然であり、彼女の正義感が伝わってきました。

易阳君(えきようくん)は、複雑なキャラクターです。彼は葉昭南(しょうなん)を愛していますが、彼女が自分を愛していないことを知っています。彼の失恋は見ていてつらいものがありました。

つづく