麗しの城主様~恋の宮廷騒乱記~ 第6話 あらすじ/ネタバレ
葉昭南(よう・しょうなん)たちは地道から脱出し、兄は柳軒冥(りゅう・けんめい)の寝宮に潜入するも、柳軒冥(りゅう・けんめい)は入浴中だった。葉昭南(よう・しょうなん)と芷蘭(しらん)は趙金(ちょうきん)と老関(ろうかん)と共に地道を進み、清霊泉に繋がっていると信じて泉の水を飲む。しかし、辿り著いたのは柳軒冥(りゅう・けんめい)の浴槽だった。柳軒冥(りゅう・けんめい)は目を覚ますと浴槽が空っぽになり、下を見ると葉昭南(よう・しょうなん)たちがいた。葉昭南(よう・しょうなん)は慌てて老関(ろうかん)たちに撤退を指示し、急いでその場を離れるが、易阳君(えきようくん)が待ち構えていた。
柳軒冥(りゅう・けんめい)は葉昭南(よう・しょうなん)の正体を疑い、葉昭南(よう・しょうなん)は柳軒冥(りゅう・けんめい)に恋慕の情を抱いており、盗み見のために地道を掘ったと嘘をつく。柳軒冥は半信半疑だったが、葉昭南(しょうなん)が涙ながらに恋に落ちた経緯を語ると、心が揺らぎ、葉昭南(しょうなん)を抱き寄せてキスをする。姚虎(ようこ)が地道から飛び出してその光景を目撃し、慌てて逃げ出す。葉昭南(しょうなん)はキスに心が乱れながらも、彼らには血の恨みがあることを思いとどまる。
柳軒冥は再び自惚れに陥り、この地道は短時間で掘れるものではないと、葉昭南(しょうなん)の言葉を信じず、姚虎(ようこ)に共犯者を調査させる。葉昭南(しょうなん)は易阳君(えきようくん)と再会し、柳軒冥闇殺計画を聞かされ、驚愕する。易阳君(えきようくん)は秘密を明かさない代わりに、柳軒冥と綺夢(きむ)の結婚式の後まで行動を控えるよう要求する。柳軒冥が割城献金を承諾すれば、結婚式はすぐに行われるだろう。易阳君(えきようくん)は葉昭南(しょうなん)に柳軒冥を説得するよう頼み、彼女に天幕城への同行を提案する。葉昭南(よう・しょうなん)は彼らの目的が婚姻ではないことに気づくが、易阳君(えきようくん)は真の目的を明かそうとしない。
云萝(くもろ)は譚攘(たんじょう)を兵馬俑の姿に変え、彼の正体を問い詰める。譚攘(たんじょう)は口を閉ざすため、云萝(くもろ)はペットの蛇とネズミを放つ。譚攘(たんじょう)は恐怖に耐え切れず、天下第一の刺客であることを白状する。易阳君(えきようくん)は葉昭南(よう・しょうなん)に執著し、彼女への想いが募る。譚攘(たんじょう)は葉昭南(よう・しょうなん)を探しに来たと明かし、関三妹(かんさんまい)は葉昭南(よう・しょうなん)と瓜二つだが、一人は女性、もう一人は男性だと話す。云萝(くもろ)は譚攘(たんじょう)をさらに拷問する。
綺夢(きむ)は太夫人のもとを訪れていると、葉昭南(よう・しょうなん)が謁見を求めてくる。綺夢(きむ)は太夫人に茶々を入れ、太夫人の機嫌を損ねる。葉昭南(よう・しょうなん)は誤解を解き、太夫人に仲裁を依頼する。昨夜、柳軒冥と親密な関係になったと訴え、柳軒冥に本気で自分を好きだと思わせるための策略だったと説明する。柳軒冥は葉昭南に軽率な行動をとったことを認め、綺夢(きむ)は顔を曇らせる。太夫人は柳軒冥に葉昭南に責任を取るよう命じる。綺夢(きむ)は部屋で物を壊し、仕返しを決意する。
葉昭南は柳軒冥を見つめ、家族を守るためにこのような行動をとらざるを得なかったと心の中で嘆く。運命は誰にも変えられない。柳軒冥は偶然、衣装棚の傷跡を発見し、刺客が葉昭南の仲間であり、自分を闇殺しようとしていることに気づく。
第6話の感想
第6話は、葉昭南と柳軒冥の関係に大きな進展があった回でした。葉昭南は柳軒冥に恋慕の情を抱いていると嘘をつき、柳軒冥はそれを信じてキスまでしてしまいました。しかし、葉昭南には血の恨みがあり、複雑な心境です。
また、易阳君(えきようくん)の登場も大きなポイントでした。易阳君(えきようくん)は葉昭南に執著し、彼女を天幕城に連れ帰ろうとします。しかし、彼の真の目的は謎に包まれています。
譚攘(たんじょう)の正体が天下第一の刺客であることも明らかになりました。彼は葉昭南を探しに来たようですが、彼の目的も不明です。
つづく