少年歌行~Beginning of the Legend~ 第13話 あらすじ/ネタバレ

雪月城での嵐が過ぎ去る

雪月城を襲った嵐が収まり、城主・司空長風(スコン・チャンフォン)は遠方から訪れた白王・蕭崇(シャオ・チョン)を最高の礼遇で迎えます。司空長風(スコン・チャンフォン)は雪月城と天啓城との確執にこれ以上関わりたくないことを明確に示し、両者の境界線を微妙に示します。

若い世代の会話

雷無桀(レイ・ムージェ)、司空千落(スコン・チエンルオ)などの若い世代は、白王・蕭崇(シャオ・チョン)の失明について話します。蕭瑟はため息をつき、蕭崇(シャオ・チョン)が幼い頃に誤って毒入りの糕を食べて失明した悲しい過去を明かします。名医を訪ねても回復せず、蕭崇(シャオ・チョン)は永遠の苦しみを味わうことになります。

蕭崇(シャオ・チョン)と蕭瑟の再会

その後、蕭崇(ショウ・シュウ)は蕭瑟と面会します。かつての兄弟は再会を果たしますが、もはや関係は変わってしまいました。蕭瑟は冷淡な態度で接し、わだかまりを隠そうとしません。蕭崇(ショウ・シュウ)は皇帝の言葉を伝え、天啓城に戻れば過去をなかったことにすると約束します。しかし、蕭瑟は拒否します。自分は間違っていないと主張し、皇帝の命令に従わない重罪を犯しても妥協するつもりはありません。

3日間の猶予

蕭瑟の頑固さに、蕭崇(ショウ・シュウ)は無理強いしません。3日間の猶予を与え、よく考えるように促します。この3日間は試練であり、お互いに考える時間でもあります。藏冥(ゾウ・メイ)は蕭崇(ショウ・シュウ)の失明は蕭瑟のせいだと主張しますが、蕭崇(ショウ・シュウ)は子供の頃の過ちだと許し、受け入れます。

司空長風(スコン・チャンフォン)と李寒衣(リー・ハンイー)の会話

一方、司空長風(スコン・チャンフォン)と李寒衣(リー・ハンイー)は白王の訪問について話し合います。門の外で葉若依は静かに二人の会話を聞いています。蕭崇は偶然葉若依と出会い、蕭瑟との幼馴染である彼女に蕭瑟を説得してほしいと頼みます。葉若依は承諾しますが、内心は別の考えを持っています。

琅琊王からのメッセージ

葉若依の父である葉嘯鷹(イエ・シャオイン)は、琅琊王が育て上げた将軍で、鉄血の手腕で知られ、「人屠」と呼ばれています。明徳帝は葉嘯鷹(イエ・シャオイン)を通じて蕭瑟にメッセージを伝え、天啓城に戻り、長年疎遠にしていた六子・蕭楚河(シャオ・チューホー)に償うことを望みます。この情報は宮廷内外に瞬く間に広まり、五大監のうち瑾仙(ジン・シエン)を除く3人は、瑾仙(ジン・シエン)の無関心を非難します。瑾宣(キン・セン)が現れ、聖意を伝え、自らの身を守るためには慎重に行動する必要があると忠告します。

雷無桀(レイ・ムージェ)と蕭瑟の出会い

雷無桀(レイ・ムージェ)は蕭瑟を連れて葉若依に会いに行き、蕭瑟の闇い気分を和らげようとします。亭では、葉若依がお茶を眺めており、蕭崇の突然の登場で空気が微妙になります。葉若依は巧みに嘘をつき、蕭瑟を説得しようとしたものの、彼が落ち込んでいて以前のような輝きを失っていることに気づいたと語ります。その後、雷無桀(レイ・ムージェ)の登場で膠著状態が打破され、彼は登天閣に侵入した自分の偉業を興奮気味に話し、葉若依の注意を引こうとします。

司空長風(スコン・チャンフォン)と司空千落(スコン・チエンルオ)の会話

一方、司空長風は一人になると、朱雀令牌を手に物思いにふけります。娘の司空千落(スコン・チエンルオ)が朱雀使者を引き継ぐことを決めたと知り、喜びと不安が入り混じります。父娘の会話の中で、司空長風は娘が蕭瑟に恋をしているかどうかをさりげなく尋ねます。司空千落(スコン・チエンルオ)は顔を赤らめ、恥ずかしそうに答えます。この場面は、雪月城と天啓城の間には政治や確執だけでなく、未解決の感情が静かに芽生えていることを示唆しています。

第13話:嵐の後の静けさ

第13話は、雪月城を襲った嵐の後の静けさを描いた回です。白王・蕭崇の訪問は大きな波紋を広げましたが、司空長風は巧みな手腕で雪月城と天啓城の微妙な関係を維持することに成功します。

蕭瑟と蕭崇の再会は、かつての兄弟の間に深い溝があることを浮き彫りにしました。蕭瑟は皇帝の命令を拒否し、自分の信念を貫くことを決意します。蕭崇は蕭瑟に猶予を与え、よく考えるように促します。

葉若依は蕭瑟を説得するために現れますが、内心は複雑な思いを抱えています。琅琊王からのメッセージは、蕭瑟に新たな選択肢を与えます。

雷無桀(レイ・ムージェ)と司空千落(スコン・チエンルオ)は、蕭瑟の闇い気分を和らげようとしますが、蕭瑟は依然として苦悩しています。司空長風は娘の司空千落に、蕭瑟への想いを尋ねます。

つづく