少年歌行~Beginning of the Legend~ 第34話 あらすじ/ネタバレ

夜の皇宮、闇流渦巻く

静寂に包まれた夜の皇宮。琅琊王謀仮の濡れ衣を著せられ、無念のうちに獄死した琅琊王。その無念を晴らすべく、息子の蕭凌塵(シャオ・ リンチェン)と蕭瑟は、明徳帝と蕭氏皇族を救出するため、決死の戦いに身を投じる。

瑾威(キン・イ)の決断、葉啸鷹(ヨウ・ショウヨウ)の怒り

蕭凌塵(シャオ・ リンチェン)の剣技に圧倒された瑾威(キン・イ)は、絶望のあまり自害する。その直前、彼は瑾玉(ジン・ユー)の死には別の真相があると告げる。その言葉に怒りを燃やす葉啸鷹(ヨウ・ショウヨウ)は、琅琊軍を率いて太安殿へと進軍する。

雷無桀(レイ・ムージェ)の奮闘、蕭瑟の策謀

葉啸鷹(ヨウ・ショウヨウ)の軍勢の前に、雷無桀(レイ・ムージェ)がたった一人で立ちふさがる。蕭瑟は、琅琊軍に退却を呼びかける。明徳帝は、蕭瑟に聖旨の代読を命じる。それは、琅琊王謀仮の誤判を認め、蕭凌塵(シャオ・ リンチェン)に宣武将軍の称号と王位を継承させる内容だった。

明徳帝の苦悩、葉啸鷹(ヨウ・ショウヨウ)の決断

聖旨を読み終えた蕭瑟を見つめる明徳帝は、倒れ込む。郊外では、蕭月離(ショウ・ゲツリ)と葉若依が勤王の軍勢を阻止していた。すべては、蕭瑟の綿密な計画通りだった。

琅琊王の名誉回復、葉啸鷹(ヨウ・ショウヨウ)の隠退

明徳帝は、罪己詔を発し、琅琊王の名誉を回復する。葉啸鷹は、罪を免れるものの、朝堂での立場を失い、将軍府へと戻る。彼は、娘の若依に言葉を遺し、隠退を決意する。

蕭凌塵(シャオ・ リンチェン)の決意、蕭瑟の真意

太安殿では、蕭凌塵(シャオ・ リンチェン)と蕭瑟が明徳帝と対峙する。蕭凌塵は、明徳帝の偽善を指摘し、天下の安寧を第一に考えることを宣言する。蕭瑟は、明徳帝が琅琊王を恐れていたことを指摘し、それが殺意の根源だったと告げる。

赤王の野望、百官連名の手紙

全城戒厳の中、赤王蕭羽(シャオ・ユー)は、百官連名の手紙を手に入れようと躍起になる。その手紙は、朝廷を揺るがす力を持つものだった。蕭瑟は、蕭羽(シャオ・ユー)に先んじて手紙を手に入れるべく、動き出す。

瑾言の危機、白王の介入

謹言は、瑾仙(ジン・シエン)の屋敷に逃げ込むが、瑾宣(キン・セン)に追われる。そこに、白王蕭崇(シャオ・チョン)が現れる。彼は、蕭瑟の動向を探るため、わざと手紙の調査を引き受けたと告げる。蕭瑟は、蕭崇(シャオ・チョン)の動きを察知し、姬雪(ジー・シュエ)を永安侯府へと向かわせる。

権力と秘密の戦い

百官連名の手紙をめぐり、権力と秘密の戦いが始まる。果たして、蕭瑟は手紙を手に入れることができるのか?そして、琅琊王事件の真相は明らかになるのか?

第34話感想

第34話は、怒涛の展開と衝撃の事実が明らかになる、非常に盛り上がる回でした。

まず、瑾威(キン・イ)の自害は衝撃的でした。彼は琅琊王に忠誠を誓っていましたが、その忠誠心が裏切られたことに絶望し、自らの命を絶ちました。彼の最期の言葉は、琅琊王事件の真相を闇示しており、今後の展開が気になります。

また、葉啸鷹の怒りも印象的でした。彼は、琅琊王の無実を信じ、その死を悼み、明徳帝に怒りをぶつけます。彼の怒りは、視聴者にも伝わってくるほどでした。

そして、蕭瑟の策略も光っていました。彼は、明徳帝の弱点をうまく利用し、琅琊王事件の誤判を認めさせました。彼の策略は、頭脳明晰で、先見の明があることを示しています。

つづく