『ロマンスは一目惚れから』第18話 あらすじ/ネタバレ
夜、金蓉蓉(ジン・ロンロン)は窓辺に座り、月光に照らされる。 5年前の雨の夜、顧従北(グー・ツォンベイ)との出会いは、嵐のように彼女の生活を混乱させ、不安と疑問を抱かせた。 彼女は考えをめぐらせ、真実を知りたい気持ちと、それが二人の関係を壊してしまうかもしれないという恐怖の間で揺れる。
突然、街角から騒音が聞こえてきた。 暴走する車が彼女に迫る。 危機一髪、顧従北(グー・ツォンベイ)が現れ、彼女を強く抱きしめて難を逃れた。 その瞬間、金蓉蓉(ジン・ロンロン)は自分の心の声を聞いた。 信頼はどんな憶測よりも重要だと。
彼女は顧従北(グー・ツォンベイ)の手を握り、決意を込めて言った。 「從北、何を言われようと、私は自分の感覚を信じる。 一緒に立ち向かいましょう。」 顧従北(グー・ツォンベイ)は優しさと感謝の眼差しで彼女を見つめ、二人は温かい家に帰った。
しかし、幸せは長くは続かなかった。 顧従北(グー・ツォンベイ)の兄、顧従南(グー・コンナン)が電話をかけてきた。 彼は容赦なく顧従北(グー・ツォンベイ)を家に呼び戻した。 家に入ると、顧従南(グー・コンナン)は5年前の金蓉蓉(ジン・ロンロン)の写真を見せた。 写真の中の彼女は、冷蔵車の中で無力に倒れていた。 彼は冷酷に真実を明かした。 顧従北が何らかの目的のために、金蓉蓉(ジン・ロンロン)をその地獄に突き落としたのだ。
この知らせは、顧従北の世界を崩壊させた。 彼は自分が金蓉蓉(ジン・ロンロン)を傷つけた張本人だとは信じられなかった。 苦しみ、自己嫌悪、怒りが入り混じり、彼は窒息しそうになった。
金蓉蓉(ジン・ロンロン)は心配でたまらなかった。 顧従北の兄の冷酷さを知っていた彼女は、彼に危害が加えられるのではないかと恐れた。 彼女はすぐに邱比(チュウ・ビー)を顧家に向かわせたが、連絡が途絶えてしまった。 そこで、彼女は思い出と傷跡の場所である冷蔵倉庫に向かうことにした。
冷たい風が吹きすさぶ中、金蓉蓉は倉庫内を歩き回った。 そして、闇い隅で顧従北を見つけた。 彼は冷たい床に座り、魂が抜けたように虚ろな目をしていた。 金蓉蓉は彼のそばに行き、そっと抱きしめた。 そして、彼女の温もりが彼の心の氷を溶かそうとした。 「從北、過去に何があっても、一緒に立ち向かいましょう。 あなたは一人じゃない。」
一方、金西城 (ジン・シーチェン)は別の誰かを静かに見守っていた。 友人である梁晶晶が深夜まで仕事をしていることを知ると、彼は躊躇なく残って手伝い、仕事を終えた。 灯の下で、二人はとても温かく見えた。 この寒い夜に、お互いに明かりを灯すように。
第18話の感想
第18話は、愛と信頼、苦しみと救済が交錯する、とても見応えのあるエピソードでした。
金蓉蓉と顧従北の揺れ動く気持ち、そして顧従南(グー・コンナン)の冷酷な策略、それぞれのキャラクターが抱える葛藤が丁寧に描かれていて、最後まで目が離せませんでした。
特に印象に残ったのは、金蓉蓉が顧従北を信じて、一緒に困難を乗り越えようと決意するシーンです。 愛する人を信じることの大切さを改めて感じさせられました。
また、金西城 (ジン・シーチェン)と梁晶晶のさりげない優しさも心温まるものでした。 困難な状況の中でも、互いを支え合う姿に感動しました。
つづく