ロマンスは一目惚れから 第7話 あらすじ/ネタバレ

陽光が降り注ぐ街角、顧従北(グー・ツォンベイ)と金蓉蓉(ジン・ロンロン)は手を取り合って民政局へと足を踏み入れた。二人は婚姻届にサインをし、晴れて夫婦となった。民政局を出た瞬間、顧従北(グー・ツォンベイ)はポケットからペアリングを取り出し、幸せな瞬間を完璧に締めくくろうとした。しかし、金蓉蓉(ジン・ロンロン)は突然、結婚を隠すことを提案した。

この予想外の提案は、顧従北(グー・ツォンベイ)の心に波紋を広げた。彼はペアリングをそっとポケットに戻し、眼底に一抹の寂しさを浮かべた。

夜が訪れ、顧従北(グー・ツォンベイ)の家には料理の香りが漂っていた。彼は金蓉蓉(ジン・ロンロン)の帰りを待って、豪華な夕食を用意していた。しかし、金蓉蓉(ジン・ロンロン)は仕事が忙しく、深夜になってようやく疲れた様子で家に戻ってきた。

テーブルの上には、手付かずの料理と、ペアカップ、お揃いのスリッパ、そして新婚祝いとして特別に注文したバースデーケーキ(誕生日ではないにも関わらず)が置かれていた。それを見た顧従北(グー・ツォンベイ)の心は温まり、彼はついに気持ちを抑えきれず、金蓉蓉(ジン・ロンロン)にそっとキスをした。金蓉蓉(ジン・ロンロン)は表面上は落ち著いていながらも、心の中では小鹿が跳ねるようにドキドキしていた。

夕食後、金蓉蓉はバッグから結婚契約書を取り出した。その内容は冷静で客観的であり、行間から距離感が感じられた。顧従北(グー・ツォンベイ)の心は再び冷え込み、顔には落胆の色が浮かんだ。彼は、金蓉蓉がこの結婚に対して独自の考えを持っていることに気づいた。

一方、梁晶晶は金西城 (ジン・シーチェン)との誤解を解くため、竹の鉢植えを持って金西城 (ジン・シーチェン)のオフィスを訪れた。しかし、その様子を金西城 (ジン・シーチェン)に見られてしまい、気まずい雰囲気になった。金西城 (ジン・シーチェン)は多くを語らなかったが、目には笑みが浮かんでおり、二人の関係に微妙な変化が訪れたことを予感させた。

金蓉蓉は、邱比(チュウ・ビー)が老金頭(ラオ・ジン)の依頼で自分を監視していることを知り、怒りを爆発させて邱比(チュウ・ビー)のもとを訪れた。金蓉蓉の質問に対し、邱比(チュウ・ビー)は条件を提示した。金西城 (ジン・シーチェン)と一緒に生活することで、彼女の自立と成長を証明できるというのだ。この突然の要求に、金蓉蓉は深い考えに沈み、自由への憧れと未来への不安が入り混じった複雑な気持ちになった。

つづく